VIRGIN HARLEY | 初ミーティング よっしーのハーレーライフ

初ミーティング

  • 掲載日/2006年11月25日【よっしーのハーレーライフ】
  • 執筆/よっしー 取材協力/オートグラフィックフジシマ

とうとう四国に上陸!
めざせ、讃岐バイカーズミーティング

前回の「ハーレーで海を渡る」の続きです。

さてさて。ついに四国に上陸! フェリーではすっかり眠ってしまい、編集部の方に強制的に(!?)起された私の目に入ってきたのは、静かな四国の港でした。岡山からほんの30分くらいの船旅でしたが、なんだか異国の地に降り立ったような不思議な感覚です。日はすっかり落ちていて、寝起きの私には潮風がとても心地よく感じられます。「よぉ~し、もう一息!」。気合いを入れなおして出発ですっ☆☆

女子ライダーよっしーコラムの画像

港から少し走ると、スグに繁華街に入りました。四国というと、とりあえず穏やかな田園風景が広がっているシーンをイメージしていただけに、街のネオンに驚きですっ! 四国のみなさん、ごめんなさい。私、間違っていました(笑)。驚くのは街並みだけじゃありません。道路が、というより1車線の幅がすごく広くて走りやすいんです。繁華街なのに快適快適☆☆ 良い気分で街を抜け、グングン進むと山道に入りました。街を抜けると気温も下がり、パーカーでは少し寒かったかな…。万全の準備をしたつもりだったんですが、日が暮れた山の寒さを甘く見すぎたみたいです。山道は街灯がほとんど無く真っ暗。おまけに曲がりくねった道だから、先があまり見えません。私はビクビクしながら走っていました。くねった道が怖いというより、とにかく暗くて怖かったんです。だって、両サイドの森は真っ暗。ミラーを見ても、もちろん真っ暗で何も写っていません! その上、途中の道には「首切り峠」なんていう看板が! 怖っ…。それなのに編集部の方は、私を置いてどんどん先に行ってしまうんです。意地悪でしょ。必死で走って追いついた頃には、すっかり山を抜けていましたよ(笑)。疲れる余裕もなかったのか、なぜか元気モリモリになっちゃう私がいました。

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山を抜けて川沿いの道を進むと、キャンプの光がぽつぽつ見えてきました。バイクのエンジン音も、ちらほらと聞こえます。途中、何人かのライダーともすれ違い、いよいよ「讃岐バイカーズミーティング」会場に到着するんだということが分かりました。ミーティング初体験の私なので、会場内はどんなものなのか全く想像がつきません。でもその分、期待が膨らみます☆

「讃岐バイカーズミーティング」は、ハーレー以外でもライダーなら誰でも参加出来る規模の大きなミーティングらしいのです。たくさんのバイクが見られると聞いて喜んでいたのですが…会場に着くと想像以上のバイクの多さに驚きました! 川原にズラーっと、規則正しくバイクが並んでいます、圧観! ざっと見渡しても1,000台以上? 数えられないくらいのバイクが停まっていて、暗闇の中で鉄の塊が月明かりに鈍~い光を放っています。興奮しながらバイクの間を進んでいくと、たくさんのテントが張られていました。ここにもテント、そこにもテント、テントだらけです。バイクの台数と同じだけテントがあるの? 私はごくごく普通のキャンプを想像していたので、見た瞬間に何とも言えない脅威を感じました。もし一人で来たら、怖くなって帰っていたかも…たぶん帰っていたはず(笑)。

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圧倒されっぱなしの私を迎えてくれたのは、ハーレー乗りの人たち。実は私、ハーレー乗りの方とゆっくり話すのはこれが初めて。合流してまず嬉しかったのは、みなさんの服装! 私が想像する、ハーレー乗りそのものでした。革のジャケットにブーツ、頭にはバンダナ! 昔街で見かけたライダーと、全く同じです。そして、イメージ通りみなさんジェントルマンでした。陽気で元気な方ばかりで、一番若い私が元気を分けてもらっちゃいましたね。話を聞いていると、こういうキャンプはみなさんにとっては珍しいことじゃなく、私が走ってきた道のりなんてたいした距離じゃないそうです。私なんて、もう既にクタクタになっていると言うのに…もっとサバイバルしないといけませんね、うんうん☆ それから驚いたのが、みなさん名刺を作っておられるということ! 名刺といっても、仕事で交換するようなものではなく、ニックネームやバイクの写真、ブログやホームページのアドレスなどが書いてある、ラフな物です。私もたくさん頂きましたが、なるほど、これなら出会いの多いミーティングでも顔と名前を覚えられるかも(多分…)☆ 街でハーレーの団体を見る度に、どうやって知り合っているんだろうと不思議でしたが、今日その謎が少し解けました~。こういうミーティングなどを通して、輪が広がっていってるんですね。ふむふむ。

2日続けてミーティングに参加
次は四国缶コーヒーミーティング☆

女子ライダーよっしーコラムの画像

キャンプの朝は、強烈なエンジン音で始まります。みんな朝から超元気です! 私も負けずに、眠い目をこすって、露店を見に行くことにしました。夜に着いた時は暗くて見えなかったのですが、テントだらけの原っぱから離れたところに大きな舞台があり、その周りにたくさんのお店がこれまたテントを立ててお仕事中です。並んでいる商品は、ウェアやアクセサリー、サドルバックなどさまざまで、バイクに関連するものなら何でも! といった感じでした。讃岐うどんのお店まであります(笑)。私が気に入ったのは、手作りのシルバーアクセサリーのお店☆☆ ご夫婦で出店されていて、それぞれがデザインを担当しているそうです。どれも可愛くて悩んじゃいますよ~。他にも、びっくりするようなプリントのTシャツや、超ハードなジャケットなど、見ているだけで楽しかったです! お店を回った後は、次のミーティングもあるので早々に出発することに…が、しかし! 駐車場に戻ると、夜にはよく見えなかったバイクそれぞれが、とても個性的でついつい見入ってしまいます。「どうやって乗るんやろう?」と聞きたくなるような細くて長いチョッパーや、ピカピカの塗装が施されたハーレー、サイドカー付のハーレーなど街では滅多に見られないようなバイクが山盛り☆ 見ているだけで何時間も過ごせそうです。でも、バイクの列に普通のカブが1台停まっていて、新鮮に感じちゃいました(笑)。

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凄すぎるバイクに後ろ髪を引かれながら、次に目指すは、高松空港。空港公園で行われる「四国缶コーヒーミーティング」に参加しちゃいます☆ この「缶コーヒーミーティング」というのは、全国各地で行われているスポーツスターのミーティング。四国での開催は今回が初だそうで、さてさてどれくらいの人が集まっているのかな~☆ 同じスポスタ乗りに会えるということで、期待も倍増です! 空港公園に行こうとして、道を間違って山の中の高台まで登ってしまって、軽く迷子になりましたが何とか会場に到着。まだミーティングがはじまる前なのに、既に何十台かのスポーツスターが集合しています。こちらも県外ナンバーが、たくさん。快晴の陽気に誘われて、少~し眠くなっていましたが、続々と集まってきたスポーツスターの音で目が覚めちゃいます☆ 山の中なので、エンジン音はよく響き、遠くからでも心地よい音が聞こえてくるんです。その度に「次はどんなハーレーがやってくるのかな」と、ワクワクしちゃいます。中には、女性のライダーさんもちらほら。初心者の私とは違い、日焼け対策もばっちりされています(笑)。見ていると、どうも首にバンダナは女性ライダーの基本?らしい…ふむふむ。確かに首の後ろって一番日に当たるところなので、焼けちゃいますもんねぇ。次から真似しよーっと☆

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女性ライダーをこっそり観察(怪しいですね…)していると、ものすごいオーラを放つスポーツスターが! 「なんだこりゃあ~。これは観察しに行かないと!」ということで、突撃です~。乗っていたのは、小柄で綺麗なお姉さん☆ 何から聞けばよいのか分からないほど、カスタムされています。これがフルカスタムっていうんでしょうか。どこがどうなっているのか聞いてみると…山盛りあって書ききれないので写真を見て想像して下さい・・・(笑)。その中で私が気に入ったのは、ハート型のオイルタンクと、タンク横にハート型のレバー~☆ おもちゃみたいでとにかく可愛いっ。女性らしいプリティーハーレーでした。また、出会えるといいなっ。

走ってわかったバイクの醍醐味
疲れたけど充実した2日間☆

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ミーティングの後は、せっかくの香川なんだから…ということで、讃岐うどんを食べてから帰ることにしました☆ で、訪れたのが、地元でも有名なうどんのお店「わら家」。食べたのは、タライに入った釜揚げうどんと、生醤油うどん! 「どっちも美味いから、両方食え!」と、編集部の方から命令を受けました(小食なのに…)。そんな編集部の方はというと…両方大盛りでペロリと食べちゃっています! 残ったツユまで飲んでいました。それぐらい美味しいってことです☆ 私も、なんだかんだで、両方とも完食させて頂きました(笑)。うどんで元気を取り戻し、快調に四国の山並みを進みま~す☆ 四国は山の道も割と広くて走りやすかったですね。車の往来もほとんどなく、貸切状態。空気もおいしくテンションは上がりっぱなしです☆ ハイテンションでどんどん進み、帰りは淡路島へ渡りフェリーで神戸まで帰ることに。四国から淡路島へは鳴門海峡大橋を渡ります。淡路島に渡った頃には次第に日が落ち始める時間です。でも、それは計算通りみたいで「海岸沿いに続く、サンセットロードからの眺めを楽しめ」ですって。確かに絶景でしたよ~。太陽が地平線に落ちていくようすが一望出来ます。景色に見とれながら(危ないですねぇ)海岸沿いを進むと、前方に明石海峡大橋が見えてきました。日が暮れると、明石海峡大橋はライトアップされ七色に光ります。フェリー乗り場は橋のすぐ近く! 自然とスピードも上がります。フェリー乗り場には、同じようにミーティングに参加されていたライダーさんもいて、フェリー待ちの間もあっという間に過ぎました。私は2日間の長旅にすっかり疲れきっていたのですが、フェリーに乗るとなんだか寂しい気持ちになっちゃいました。遠ざかっていく淡路島が、名残惜しくついついボーっと眺めていました。

女子ライダーよっしーコラムの画像

神戸に着くと、急に現実に引き戻されたようでした。休日で道は混んでいて、人も車も溢れています。途端に疲れがどっと押し寄せてきた私は、一気に高速道路を使い帰宅することに。高速にまだ慣れていない私でしたが、早く家に帰ってお風呂に入りたくて怖さも感じません(笑)。高速を使えば神戸から家までなんてあっという間です。帰宅して入ったお風呂は、ほんともう最高でした! キャンプも、お風呂が付いていれば言うことないんだけどなぁ…。

さてさて。初の長旅で、途中帰りたいなぁと思ったこともあるよっしーでしたが、めげずにがんばって良かった! 大げさですが、達成感でイッパイ☆ だって私もライダーらしいことを、ちゃんとできたんですもん☆ 山道を走り、ミーティングに行き、ご当地のおいしいものを食べ…。これがライダーの醍醐味ってヤツ? バイクじゃないと味わえない、自然の香りや肌で感じる風の心地よさ。「バイクは自然に触れながら旅ができる乗り物なんだな」と改めて実感☆ ハーレーに出会わなければ、感じられなかったことばかりです。こんな素敵な乗り物に出会えた私は、とてもラッキーなのかもしれません。このラッキーな出会いを無駄にせず、これからも新しいものを探しに旅に出たい! よし、次は絶対、北海道に行くぞ~! でもその前に旅費を貯めなきゃ(笑)。一気に現実を見せ付けられるよっしーなのでした。。

プロフィール
よっしー

22歳。2級建築士の資格を持ち、将来は建築家を目指すがんばり屋。デグナーのカタログモデルを務めたことがきっかけでハーレーに出会う。原付からいきなりスポーツスター乗りに。ハーレーはまだまだ勉強中の身だけれど、成長が楽しみな女のコ。愛車はXL1200S(愛称ジョン)。

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