VIRGIN HARLEY | 第6回 アメリカを走る快感 ツーリング・ゼミナール 増井 貴光

第6回 アメリカを走る快感

  • 掲載日/2012年07月03日【ツーリング・ゼミナール 増井 貴光】
  • 撮影年月/2012年6月  撮影場所/ルート66 (アメリカ・ネバダ州~アリゾナ州)

カメラマン増井 貴光さんの写真

ラスベガスをスタートしたツアーは、ルート66を経由してグランドキャニオンへ向かう。ネバダの熱気は尋常ではない。この日は朝から40℃近い気温。街を出れば少しはマシになるとはいえ、強すぎる日差しと照り返しがライダーを容赦なく責める。一日の走行距離は400から500キロ。バスツアーで回れば、エアコンの効いた車内でビールを呑みながら次の目的地まで進める。しかし同じツアーとはいえバイクの場合は、そうはいかない。焼けたオーブンのような熱気の中をひたすら、アクセルを開けて走るしかない。しかし自分で走っているときは、それが辛いことだとは感じない。焼けるようなアスファルトの上をひたすら走ることも快感なのだ。

そして、自分で走るからこそ見えてくる景色がある。地平線まで伸びる真っ直ぐな道。その向こうに何が見えてくるのか。大きな期待と少しだけの不安。全身でアメリカという大陸のスケール感の違う光景と空気、それにハーレーダビッドソンというバイクの力強い鼓動を感じて走る喜びに変わるものはない。

プロフィール
カメラマン
増井 貴光

ツーリングマガジン アウトライダー など二輪誌を中心に雑誌、広告等で活躍中のカメラマン。愛車は 2010年式 FLTRX ロードグライドカスタム。日本の古典芸能やアメリカインディアン等の文化から多大なる影響を受ける。バイクによる旅の写真や水中写真をライフワークとし、日本やアメリカ、ルート66などの風景を自らバイクで走って撮影するスタイル。「職業=旅人なんて書きたいけど、そこまで旅できていない」という。なぜか誌面に顔を出していること多し。

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