VIRGIN HARLEY |  HIDE MOTORCYCLE「第3回 リアフェンダー加工」週刊カスタムレポート

HIDE MOTORCYCLE「第3回 リアフェンダー加工」

  • 掲載日/ 2012年04月20日【週刊カスタムレポート】
  • ベース車両/2011年式 XL1200X

ハーレーカスタムレポートの画像

リアフェンダー加工

ヒデモが得意とするリア加工
ここからスタイリングを整える

前回はタンクのワンオフ製作を行なったが、“仮置き”の段階で一旦切り替え。ここからフェンダーストラットの切り落としとリアフェンダーのカッティングへと入っていき、全体のスタイリングをイメージしながら整えていく。特にスタイリングと迫力あるリアビューの演出は、HIDE MOTORCYCLE が得意とするディテールでもある。よりファットな足周りを手に入れた FORTY-EIGHT が以前よりもパワフルなフォルムへと変貌を遂げていく過程をじっくりお楽しみいただきたい。

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ノーマルの FORTY-EIGHT 以上のリアビューとなるか。

リアビューの迫力アップを

ウチの定番メニューであるリアフェンダー&フェンダーストラットのカット、そしてテールランプとナンバープレートをサイドマウントにしていきます。これを必ず取り入れているのは、ウチのカラーであることはもちろんですが、チョッパースポーツスターとしての美しいフォルムを形成すること、そして後ろからバイクを見たときの迫力が格段にアップすることが大きな理由です。チョッパーカスタムは文字どおり削り取る (チョップする) わけですが、こうしてリアタイヤを剥き出しにしてやることで、ムダを取り除くチョッパー本来のスタイルに「迫力あるリアビュー」というエッセンスを内容させてやることができます。とりわけ今回はオーナーたっての希望から、FIRESTONE の極太タイヤを装着させているので、ならばそこをもっと強調させてやろう、と。ノーマル時とは比べものにならない力強さを見せてくれること請け合いです。

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ハーレーカスタム紹介でも登場した 1997年式 XLH1200 のリアビューがご覧のとおり。チョッパーライクなイメージが強調された仕上が

作業工程を見る

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01まずはフェンダーストラットのカットから。サスペンションを留めるネジ穴部分を残して、後ろはサンダーで切り落とします。
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02ざっくりとカッティング。ちなみにここを切ってもフレーム強度はダウンしないので、車検にも対応できるポイントなんです。
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03削り取った部分を研磨し、角を丸めていく。ほぼすべてのカスタムプランに取り入れており、作業は結構手慣れていますね。
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04黒く塗装してやってフィニッシュ。まるで最初からこういう構造だったように見えるほど、違和感はほとんど無いでしょう。
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05全体のスタイリング。まだまだ作業途中なのでイメージしづらいかもしれませんが、本格的なカスタムメニューはここから。
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06純正チョップドリアフェンダーを載せてみます。フェンダーストラットがあった場所になにやら奇妙なカバーらしきものが。
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07フェンダーにサフェーサーをかけます。塗装用でもありますが、陰影をはっきりさせラインづくりをしていくのに欠かせません。
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08カットする部分をイメージしながら、実際にラインを引きます。遠目から何度も見直し、ベストのカット位置を決めていきます。
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09フェンダー中央からやや残しめのところで決定。このままカット……ではなく、ストラットカバーとの間にある空間を埋めねば。
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10当て紙をし、ここを埋めるのに必要な形を抜き取ります。こだわりのリアを作り出すためには、こうした細かい作業も必要です。
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11当て紙を鉄板に合わせ、型どりをしていきます。こうした図工的な作業を経て、外装部分のモディファイを進めていっています。
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12形が決まればカッティング。ちょっとしたズレがすべてを台無しにするので、何気なくとも集中力を要する作業なのです。
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13カッティングした部分をフェンダーのクリアランスにはめ込んでみました。ご覧のとおりジャストフィット、いよいよ次の段階へ。
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14そう、溶接です。といってもいきなり端からバリバリ溶接するのではなく、点付けしてゆがみを最小に押さえながら進めていかねばなりません。
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15点で留めた先ほどの部分がこれ。これでもリア加工作業で言えばまだ前半を終えたぐらい。さらに繊細さが必要とされます。
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16先ほど引いたラインを再度見直しながら、ここぞという部分を決めます。この段階で、かなりイメージが固まってきました。
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17決まればサンダーでカット。ある程度ざくっと切ってしまい、後で細かく調整していきます。いよいよ加工も佳境です。
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18ざっくりと切った後、さらに細かくライン引きをして最終的なフォルムを決めていきます。全体像はまた後ほどお見せしましょう。
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19カット後、点で留めた部分を溶接して完全に一体化。もはやノーマルのチョップドリアフェンダーの面影はどこにもありません。
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20シートもワンオフ製作するので、ノーマルシート用の穴も溶接で埋めてしまいます。研磨し、塗装すれば見えなくなります。
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21フェンダーに切れ目を入れて、反り上がるような加工を施してやります。切れ込んだ部分は再び溶接してやればOKです。
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22反り上がりが形成できてきたので、ここからサイド部分を削り取り、最後のツメへと入っていきます。まだ気は抜けません。
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23再びイングリッシュホイールで均し、イメージのスタイルへと近づけていきます。装着してはチェックという作業の繰り返し。
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24何度かチェックを繰り返し、ようやく納得の姿に。まだここからタンクを変えなければいけないのですが、ここでフィニッシュ。

作業完了!

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作業内容・日数

  • フェンダーストラットのカット
  • リアフェンダーの加工
  • 作業全般/約3日間

こうしてヒデモ定番のリア加工作業が完了しました。ここで改めてスタイリングを確認、保留としているタンク製作に再び着手です。リアエンドをまとめ、シートベースを載せて見てみると、タンクをもう少し扁平な感じにしても良さそうですので、次はまたまたタンクに手を入れていきます。FORTY-EIGHT らしさに固執してピーナッツタンクのイメージから離れられないと、フルカスタムという目的そのものを見失いかねませんから、ここは思い切って極小フューエルタンクへと変貌させてしまいましょう。

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