VIRGIN HARLEY | 6時間目 クラッチ&シフトのイロイロ。 ブタでもわかるハーレーエンスー入門講座

6時間目 クラッチ&シフトのイロイロ。

  • 掲載日/2015年11月05日【ブタでもわかるハーレーエンスー入門講座】
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3速に始まりショベルまでは4速、EVOで5速、そしてTCで6速。時代とともに進化して来たミッションじゃがクラッチも同様。昔は走行中にハンドルから手を放して操作したのじゃ(おー怖)。

俺でも解ると大好評の「ブタでもわかるハーレーエンスー入門講座」、その第6時間目のお題はクラッチとシフトについてである。オートマ限定免許ならいざしらず、かりにもオートバイ乗りである読者諸兄はクラッチやシフトについて知らない者などおらんじゃろうな。それではシフトチェンジはどうやってスルものか?

手でクラッチを握ってフットペダルで変速する? ハイ正解。しかしハーレーの場合、その答えだけでは50点。昔のハーレーには「ハンドシフト」なる操作方法があったのじゃ。正しくは「フットクラッチ/ハンドシフト」。これを実際やったことのある生徒諸君は決して多くなかろう。

このハンドシフトとは、フットペダルでクラッチを操作してタンク脇のシフトノブを左手で動かしてシフトするというもの。クルマのシフトと基本は一緒といえば分かりやすいじゃろう。ナックルヘッドやパンヘッドでおなじみの純正ハンドシフトのクラッチは前後に踏み込むことのできるシーソーペダルで、後ろに踏むとクラッチが切れ、前に踏み込むとつながるというもの。当時最大のライバルであったインディアンのハンドシフトは、後ろに踏み込んでつながるもの。このあたりにもライバル関係が見て取れるのう。

この純正クラッチはペダルが戻らずにどの位置でもロックするため、ロッカークラッチとも呼ばれている。どちらにしても走行中にハンドルから手を放して撮作をしなければならないなどというのは、経験のない現代のライダー緒兄にとっては信じられないことじゃろう。ま、そういう時代だったといえばそれまでなのかもしれんがな。

このハンドシフトにもいくつか種類がある。タンクにシフトノブがついた最も一般的なタイプはタンクシフトと呼ばれ、これに対してポリス仕様はシフトのリンケージがフレームに取り付けられておった。またこのポリスシフトはクラッチペダルがシーソータイプのロッカーでなく、踏み込むと切れてスプリングで戻るクルマと同じタイプで、ノンロッカークラッチとも呼ばれておる。チョッパーはほとんどがこのノンロッカーじゃ。

チョッパーには、ノーマルのタンクシフトのリンケージをすべて取り外してミッションにダイレクトにレバーを取り付ける「ジョッキーシフト」が使われることが多い。尻の下にあるシフトレバーに手を伸ばす姿が、馬にムチをくれる競馬のジョッキーのようだとつけられたネーミングじゃ。タンクのシフトを手で操作するだけでも信じられん者にとっては、このチョッパーに乗る連中の発想にはまったくもってついて行くことができんことじゃろう。しかしさらに付け加えると、ノンロッカークラッチ+ジョッキーシフトの上にフロントブレーキを取り外す者までが少なからずおってな。最も過激なこのチョッパーは「スーサイド・チョッパー」と呼ばれておる。スーサイドとは自殺の意。まさに一般の常議から考えれば自殺するために乗るようなシロモノじゃからな。

これ以外にもこのクラッチ&シフトのいろいろを図解しておいたので、じっくりと読まれい。ということで6時間目は終了。ではまた、ホグホグ。

 

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