VIRGIN HARLEY | ファッションチェック2008年2月編 ファッション講座

ファッションチェック2008年2月編

  • 掲載日/2008年02月18日【ファッション講座】

バイクファッションの画像

デビルアロー綿秡の
ストリートファッションチェック

2月、ライダーにとっては非常にツライ季節ですね。今回は街乗りをテーマにしてみました。この時期のツーリング仕様だと、どうしてもモコモコしちゃいますからね。防寒を最重要ポイントにしちゃうと、どうしてもオシャレは追求できません(もちろん、それでもオシャレを楽しんでいる方はいらっしゃいますが)。しかし、最低限の防寒とすることでオシャレに乗ることはできます。今回はその辺りをポイントにご覧ください。それではファッションチェック、いってみましょう。

Riders Style01

バイクファッションの画像

Jonnyさん(42)/会社員 Harley-Davidson XLH883

カウボーイスタイルを
見事にまとめた好例

綿秡アドバイス

体型に合ったサイジングがお見事ですね。脇役(ヘッドウェアー・ベルト・ブーツなど)である小物アイテムに手を抜かず、主役に代えるお手本的なコーディネイトです。この手のスタイルはついついやりすぎになってしまうことが多いのですが…綺麗にまとまっています。まさに現代版のカウボーイのようなファッションですね。

バイクファッションの画像
【左】アメリカの名門老舗、ステットソン(ステッソン)のカウボーイハット。この手のハットを被りこなせる人は少ないですが、トータルコーディネイトで上手くまとまっています。とてもお似合いですよ。ただ、バイクの走行中は何処に収納するのでしょうかね(笑)。 【中央】ウエスタンシャツとボトムのカラーが同系色ですから、全く違うカラーのベルトをセレクトしているのは◎。ここでブラックカラーのベルトだと、トップスとボトムのカラーが繋がって見えてしまってメリハリが出ませんから。ゴツめのバックルもインパクトあり、ウエストのポイントにも効果的。惜しいのはベルトが短いことかな。オシャレなベルトでも短かったり長かったり、サイズが合わないものはマイナスです。ウェアと同じですよ。 【右】デニムのレングスはバッチリ。ウエスタンブーツの手入れも行き届いてますね。シューズが汚れていると、すべてがマイナスな印象になりますからご注意ください。古いシューズでも手入れが行き届いていれば、味が出て良い雰囲気に。“古い”と“汚い”は同じでありませんよ…。

Riders Style02

バイクファッションの画像

ターミーさん(30)/編集部員 HONDA CB125JX改

真冬に丸坊主が○
モンゴル力士風のテイスト!

綿秡アドバイス

黒無地の定番ライダースとは違い、ブラウンカラーにホワイトラインのデザインが、街で着用してもハードさが和らぎ洒落た感じでバイクから離れても街に溶け込めますね。気になるのが、襟なしブルゾンに対してインナーは襟つきのため収まりが悪いのが残念。無難にVネックやクルーネックを取り入れると、上手くまとまると思います。

バイクファッションの画像
【左】チェックシャツの首元から覗いたホワイトのTシャツが、下着のように見えて気になります。ボタンも2つくらい開けるといいと思います。太めの体型の方は(私もですが…)、首が詰まった襟ぐりより、Vネックなどチョイ鎖骨が見えるデザインがスッキリ見えます。首が詰まったデザインですと、首が短く見えて余計太って見えてしまうんです。 【中央】ベルト、ウォレット、コードとデザインやカラーに統一感がありイイ感じです。 【右】デニムのレングスはイイですね。スリッポンシューズはラフすぎず、カタすぎない、普段履きにはピッタリ。おさえておいて損はなし!

Riders Style03

バイクファッションの画像

アシャヒさん(27)/会社員 KAWASAKI ZEPHER X

ストリート感のある
オーバーサイズコーデ

綿秡アドバイス

タウンユースでも違和感のないコーディネートでイイ感じです。全身にゆとりのある、オーバーサイズなシルエット。このスタイルだと、アリなサイジングです。カラーコーディネイトも考えたアイテムセレクトで地味すぎず、うるさすぎず好印象です。オシイのはヘッドウェアがないことかな。ビーニなどを取り入れたら、さらにオシャレでしたね。

バイクファッションの画像
【左】インナーにプリントを施したプルオーバー(前開きでは無い)のタイプが◎です。インナーがファスナー(ボタン)だと、アウターの前ボタンとカブってしまいうるさいですから。チラ見せしているパーカーのプリントも○。 【中央】バックスタイルにもプリントが施されて、インパクトあり。このようなインパクトのあるプリントもののデメリットは、頻繁に着られないこと。印象が”濃い”ですから、着すぎるといつも同じアイテムを着ている印象に…。【右】レザーシューズはオトナっぽくてイイですね。このスタイルでスニーカーだと、子供っぽく見えてしまいます。ただ、ヌバックのシューズは、チェンジペダルで傷つきやすい素材ですからご注意。

Riders Style04

バイクファッションの画像

青木 武史(29)/カメラマン YAMAHA FJR1300

B-3と和柄が相性悪し
素材がいいだけに惜しい

綿秡アドバイス

“AVIREX”B-3のアウターに和柄デニム。もろアメリカなB-3と和柄のデニムの相性が今ひとつですね。無難にカーゴパンツの方が合わせやすかったと思います。また、インナー・アウターともに無地なので寂しいですね。インナーは、柄やプリント物が良かったかも。アウターも、ちょっと大きすぎですね。2サイズ小さくても良いかも。

バイクファッションの画像
【左】和柄のワッチ・キャップがボトムのデニムと相性抜群。トップスのコーディネイトが寂しいため頭にアクセントとして、ワッチ・キャップを被ってるのはイイ感じですね。 【中央】レザージャケットよりダウンジャケットの方が暖かい傾向にありますが、“B-3”タイプのレザーアウターは別格。毛足の長い ムートンがそのまま裏地となっているため、防寒性と保温性に優れています。【右】開いたファスナーから和柄が見える、ギミックの効いたデニム。男の隠れた可愛らしさを演出してますよ。

Riders Style05

バイクファッションの画像

大輔さん(30)/編集部員 Harley-Davidson XLH883

色見が寂しい印象
もっと小物を取り入れて

綿秡アドバイス

インナーにボアつきのコットンブルゾンとインディゴブルーのデニム、インナーには大きなプリントが施されたスウェットでコーディネイト。アウターとボトムが無地で暗めなカラーが中心なのに加えて、小物アイテムが少ないために全体のイメージが寂しいですね。ヘッドウェアやアクセサリなどを積極的に取り入れてみてはいかがでしょう。

バイクファッションの画像
【左】保温性抜群な裏ボアのブルゾンは衿までファスナーがあるため、きっちりファスナーを上げれば首元までカバーしてくれます。バイク乗りには重宝するアイテムですね。 【中央】無地のブルゾンですから、大きなプリントTでもうるさく感じさせません。スウェットのプリントにネックレスが重なっているため、ネックレスの存在が薄れてしまってます。スウェットのプリント位置とのバランスを考えましょう。【右】今回のコーディネイトではベルトが主張しすぎかな。ベルトの長さも少し長く感じますね。
講師プロフィール
綿秡 幹哉(Mikiya Watanuki)

1966年生まれ。大手アパレル会社の企画生産部門に所属していた経験を持ち、独創的なデザインが魅力の商品開発に携わっていた。2000年に新しいチャレンジと、某ラーメン店を立ち上げ、行列ができる店としてメディアの注目を集める存在に。その後、再びアパレル業界への参戦を決意、「Devil Arrow」を開店、現在に至る。愛車はハーレー・スポーツスターXL1200R。

取材協力

国内外を問わず、常に旬の上質なカジュアルブランドを揃え、流行を意識しながらも決して流行だけを追いかけないこだわりのセレクトアイテムを揃えるショップ。店主がバイク乗りであることから、その乗り方を意識した洋服選びをしている稀有な存在と言える。

【現在、店舗休業中にてウェブサイトのみで営業中】

お問い合わせ/info@devilarrow.com

注目のアイテムはコチラ