VIRGIN HARLEY |  ファッションチェック2008年10月編ファッション講座

ファッションチェック2008年10月編

  • 掲載日/ 2008年10月14日【ファッション講座】

バイクファッションの画像

デビルアロー綿秡の
ストリートファッションチェック

いよいよバイクシーズン到来! うだるような暑さが過ぎ、ジャケットなんかを羽織ってバイクで流すには最高の季節ですね。オシャレなライダーの方は、思う存分オシャレを楽しんでいらっしゃることとも思います。これまでファッションは二の次だった方も、バイクに負けないようにオシャレを楽しんでみてはいかがですか? きっとバイクに乗ることがもっと楽しくなります。今回は秋物ファッションのライダーさんも登場するので、参考にしてみてください。それでは今月もファッションチェック、いってみましょう!

Riders Style01

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イサオさん(46) / 会社員 Harley-Davidson 883R

ヴィヴィッドなカラーの
アウターが印象的!

綿秡アドバイス

鮮やかなレッドカラーが印象的な“Schott”のブルゾンに、ライトカラーのインディゴデニムでコーディネイト。スポーティな袖の2本ラインが、愛車のスポーツスターと絶妙にマッチしていますね。またアウターカラーがレッドなのもいいですね。アウターがブラックですとスポーツスターのカラーとかぶってしまいますからね。

バイクファッションの画像
【左】和柄のCapは、ボトムスのデニム(リメイク部分)とコーディネイト。ワンポイントですと和柄が少し浮き気味になりますが、1箇所プラスすることでまとまった印象を与えることができます。 【中央】今っぽさのトレンドで着こなすには、ブルゾンとTシャツのサイズ感が気になります。2アイテムとも着丈は短い方が良かったでしょうね。 【右】膝の和柄のリメイクは器用な奥様のお手製だとか。アウターのレッドカラーと上手くコーディネイトされていますよ。

Riders Style02

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工藤 敏雄さん(38) / 会社員 ドゥカティ 748

上質なアウターを
ラフに着くずすスタイル

綿秡アドバイス

イタリアの代表的カジュアルブランド“C.P.COMPANY”の淡色ブルゾン、ボトムスはインディゴブルーのデニムでコーディネイト。高級ブランドをあえて着くずし、いかにもなライダーファッションと差別化してるのがいいですね。ボトムスのインディゴデニムもイイけど、茶系のカーゴパンツなんかでも相性よかったと思いますよ。

バイクファッションの画像
【左】アウターのサイズ感がちょっと大きいかな。ワンサイズ小さめの方が今風なタイトシルエットが演出できたでしょう。細身で長身なスタイルを生かして! サックスカラーのTシャツは、秋の季節には軽いかも。 【中央】袖口の窓に注目!袖口を捲くらなくても腕時計が見れるんだって。イタリアブランド“C.P. COMPANY”の遊び心がニクイですね。 【右】何も収納が出来ない“DUCATI”。小物を服のポケットに入れるとシルエットが崩れるので、小振りなBagは重宝しますね。

Riders Style03

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bebeさん / 会社員 Harley-Davidson FXDL

インパクト大なアイテムを
絶妙なバランスでコーデ!

綿秡アドバイス

パイソン柄のブルゾンに、バックスタイルに表情のあるデニムでコーデ。サイズ感もバッチリ! ハーレー乗りの定番ブラックカラーを取り入れず、個性が出ていてカッコイイですよ。インパクトのあるアイテムを、うるさく見せず上手くコーデしていますね。今回のスタイルならブーツは先が尖ったウエスタンブーツの方が良かったかも。

バイクファッションの画像
【左】スカル・モチーフが悪そうなムードのブルゾン。女性なら案外似合ってしまうのですが、男性は誰でも似合うとは限りません。ワイルド感を演出しようと思っている男性諸君は十分注意して!(笑)【中央】ボトムがローライズだからこそ生きるベルトのチラ見せ。ウエスト部分にアクセント効果が発揮します。股上が深いと、どんなにカッコイイベルトをしていても見えませんからね。Tシャツの着丈も長すぎずナイス!【右】デニムのバックスタイルがインパクト大でカッコイイですね。しかし、この手のデニムはインパクトありすぎるのでヘビーローテーションはオススメできません。惜しいのは、ウエストの“LOUIS VUITTON”のバッグが今回のコーデには、チョッと浮いている印象かな。

Riders Style04

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あおさん(31) / 会社員 Harley-Davidson FXDL

ネイビー×グレーは鉄板!
カラーコーデが○

綿秡アドバイス

トップスはロンTにボーダーのポロシャツをレイヤードし、ボトムスは濃色インディゴのデニムでコーディネイト。ただ重ね着しているのでは無く、カラーコーデも考えているのは流石です。ちなみにネイビーとグレーとの相性の良さは鉄板です!バッグ、ウォレットコード、ブーツと革アイテムのカラーも合わせているのはGoodですよ。

バイクファッションの画像
【左】乱れたヘアースタイルをカバーしてくれるへッドウェアは、バイク乗りには必須アイテム。毎回同じ物を被っている人はいませんか?(笑) その日のコーデによって、へッドウェアもいくつかバリエーションが欲しいですね。【中央】首もとのネックレスがアクセントになってイイですね。トップ部分も隠れずチェーンの長さも○。この季節、行き先によっては気温が低い場所もありますし、オシャレ感も演出するにはアウターが欲しいですね。【右】今回のコーデはアウターを羽織っていませんが、長いフリンジ付きのインパクトのあるバッグのお陰で、存在感を主張して味のあるスタイルが完成していますね。

Riders Style05

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藤田 武さん(36)/ 自営業 Harley-Davidson FXDB

色気を感じさせるシャツが
セクシーなスタイルに!

綿秡アドバイス

ハードな雰囲気が強力なレオパード柄のシャツに、ダークなインディゴカラーのデニムでコーディネイト。光沢感のあるシャツは艶っぽさがセクシーで、男の色気が漂って来ます。こちらもアウターが無いのが惜しいですね。今季流行のダウンベスト等を羽織ってみては如何でしょうか? オシャレ感がグッとアップすること間違い無し!

バイクファッションの画像
【左】今回のスタイルには、こちらのキャップは相性抜群ですね。ビーニも相性イイですから是非挑戦してみて!【中央】1番最初に目に飛び込んで来るのが、“レオパード柄のシャツ”です。インナーのTシャツは、開き気味の襟ぐりが正解ですね。Tシャツのネックが詰っていると、艶っぽいシャツが半減してしまいます。ガバッと深い開きならネックレス等、着けるのもイイでしょうね。 【右】ハードな雰囲気が強力なシャツですから、これくらいの派手すぎず地味すぎない主張控えめなデザインのベルトの方が嫌味なくコーディネイト出来ます。
講師プロフィール
綿秡 幹哉(Mikiya Watanuki)

1966年生まれ。大手アパレル会社の企画生産部門に所属していた経験を持ち、独創的なデザインが魅力の商品開発に携わっていた。2000年に新しいチャレンジと、某ラーメン店を立ち上げ、行列ができる店としてメディアの注目を集める存在に。その後、再びアパレル業界への参戦を決意、「Devil Arrow」を開店、現在に至る。愛車はハーレー・スポーツスターXL1200R。

取材協力

国内外を問わず、常に旬の上質なカジュアルブランドを揃え、流行を意識しながらも決して流行だけを追いかけないこだわりのセレクトアイテムを揃えるショップ。店主がバイク乗りであることから、その乗り方を意識した洋服選びをしている稀有な存在と言える。

【現在、店舗休業中にてウェブサイトのみで営業中】

お問い合わせ/info@devilarrow.com
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