VIRGIN HARLEY | ファッションチェック2011年2月編 ファッション講座

ファッションチェック2011年2月編

  • 掲載日/2011年02月16日【ファッション講座】

バイクファッションの画像

デビルアロー綿秡の
ストリートファッションチェック

2月に入り、ますます寒さが厳しさを増していますが、皆さん冬眠しちゃったりしていませんか? ええ、私は完全に冬眠しちゃっています、すいません……(汗)。そんな自分のことを棚にあげて、今月もファッションチェック、始めましょうか! 今回は1月10日、東京・杉並にある“バイク好きが集まるカフェ”ANTIQUES CAFE にて開催されたバイクブロス×マガジンズの ストリートスナップ撮影会 に参加された方々にご登場いただきました。いやー、さすが皆さん、バイクだけでなくファッションにもこだわっているところがヒシヒシと伝わってきますね!

Riders Style01

バイクファッションの画像

ショウケンさん(30)自営業 ヤマハ SR400

一見平凡なスタイルでも
キャラでオシャレ度アップ!

綿秡アドバイス

自分も昔、SRをカフェレーサー風にして乗っていましたよ~。SRはカフェレーサースタイルが多いので、チョッパースタイルは珍しく個性的ですね~。で、オーナーのファッションはというと、袖部がレザー素材のスタジャンに、インナーはブロックチェックのシャツ、ボトムスは濃色ジーンズでコーデ。ここまでは街でよく見かけるファッションですが、ハズシで豹柄のヘッドウェアがオシャレ感を演出。カスタムされた愛車をセットで見ると、う~ん納得! ショウケンさんのキャラがオシャレっぽく見せる要因になっているのでしょう。

バイクファッションの画像
【左】レディースでは一般的な豹柄のヘッドウェア。なかなかメンズたちの間では豹柄のヘッドウェアはセレクトしないでしょ。それを自然に取り入れて、全体と馴染ませオシャレ感を演出! パンチの効いたアイテムはセンスの見せどころだね。 【中央】黒のアウターに、インナーは真逆の赤いチェックシャツ。カラーコーデも意識していますね。 【右】シャツと同系の赤いブロックチェックのシューズは、全身のコーデのまとまり感をさらにアップ! ジーンズのレングスもイイですね。)

Riders Style02

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おはぎ。さん(30)&いくぽんさん / 公務員 BMW Motorrad R100CS

脱!オジサン好みスタイル
サイジングとカラーにアクセントを

綿秡アドバイス

ビキニカウルが似合う愛車BMW R100CS、ヴィンテージ感漂う佇まいが素敵ですね。オーナーのファッションは、腰回りを覆ってくれる着丈の長めなブルゾンに、ボトムスは黒系のパンツ、ヘッドウェアはハンチングでまとめられていますね。ビーマーに多く見られるシンプルなファッション。お歳を拝見したら……まだ30歳じゃないですか! 同年代かと思っちゃいましたよ~スミマセン(涙)。原因はサイズの大きなアウターと暗めなカラーコーデ。ジャストサイズだと、防寒のために厚めのインナーは着られないし……。バイク乗りのオシャレと機能性を両立させるのは、ホント難しいです。

バイクファッションの画像
【左】ハンチングを被るだけでオシャレ感が出るんですよね~。ヘッドウェアは冬の時期には防寒対策にもなりますから。このカラーなら黒系のボトムスだと重いので、茶系(赤系など)でコーデするとまとまり感が出たかなぁ。  【中央】このアウターは見るからに暖かそうですね。フロントZIPも隠されていて、風の侵入を防いでくれるのでしょう。ただ、サイズ感が大きいと思います。肩は落ち気味ですし、袖も長くないですか? これが年齢を若く見せない原因だと思います。 【右】インナーのニットの袖口に注目! 長めの袖の穴から親指を出してグローブすれば、完璧な防寒ですね。ただ色目が地味なんで、インナーに差し色をプラスすると印象がガラッと変わりますよ。

Riders Style03

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凧一郎さん(27) / 会社員 カワサキ W400

狙っているイメージが
バレバレな?スタイル

綿秡アドバイス

ブリティッシュ系バイクのような古き良き雰囲気を持った“ネオクラシック”に属するW400。そのオーナーのジャケットがルイスレザース……狙ってるでしょ?(笑) これに“パンク&ロカビリー”的なイメージ(細身のパンツなど)を取り入れると、ソレっぽい印象になるんだよね。うまくコーディネートしないと、ジャケットに“着せられちゃってる”印象が出てしまいそうなライダースです。愛車とジャケットの相性はバツグンだけど、もしその相性を狙っているのであれば、ぜひ細身のパンツでブーツインを! そうすれば、もっとルイスレザースの良い雰囲気が出ますよ。

バイクファッションの画像
【左】この手のレザージャケットは、ガンガン着込んでシワや擦れなんかが出てくると味が出て雰囲気も良くなるし、愛着も沸くんですよ。ヤレ感がないとショップのマネキンぽいでしょ? でも自宅で脱がずに着たままゴロゴロしたりしないでね(笑)。【中央】レギュラーカラーのチェックシャツに、Vネックのニットがレザージャケットとの相性を崩しているように感じます。ロンT1枚じゃ寒いでしょうから、ZIPパーカを取り入れて見てはいかがでしょう。そもそもレザージャケットはタイトなサイジングで着こなすとカッコイイので、この時期にバイクに乗るには「寒さを我慢する根性」が必要ですね。【右】今回の全身のコーデでインパクトがあるアイテムはレザージャケット。その主役に合わせてコーデしないと、バラバラな印象になっちゃいます。普通のシルエットのパンツより、このジャケットを活かす着こなしにはスキニージーンズのような細みなパンツがイイと思いますよ。!

Riders Style04

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TAKEさん(30) / 会社員 Harley-Davidson XL1200C

シンプルコーデを小物で
活かしたスタイル!?

綿秡アドバイス

ブラックカラーのスポーツスター1200カスタムが愛車のTAKEさん。ファッションはいたってシンプルですが、愛車とセットで見ると男っぽく見えるよね~。アウターはダブルフェイスのムートンジャケットでしょうか? コレ、最高に暖かいと思いますよ。バイクウェアメーカーのジャケットと比べると、オシャレ感に差が出てかなり好印象。バイクに乗らない日だってタウンユースでガンガン着られるしね。今回のコーデはアウターとインナーが共に黒色なんで、茶系のコーデュロイパンツを合わせたカラーコーデはイイ感じですね。

バイクファッションの画像
【左】黒のレザージャケットに黒のパーカ。黒×黒で無難にまとまりますが、ちょっとヒネリが欲しいところ。さらにオシャレ感を演出するならインナーには赤や茶系などを取り入れるとメリハリが出て、ワンランクアップしたコーデに仕上がると思います。【中央】特徴的なバックルはインパクト大! さらに帯に編みこまれたレザーやスタッズが打ち込まれている部分など、こだわり満載なベルトですね。【右】茶系のパンツに黒のエンジニアブーツ。一見すると色の相性が悪そうですが、ブーツの素材がバックスキンなんで違和感なく馴染んでいますね。

Riders Style05

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somaさん スズキ ST250

着膨れして見えない
限界ギリギリな防寒スタイル

綿秡アドバイス

ボルティーをほうふつさせるST250が愛車のsomaさん。そんな彼女のファッションは、着丈の長いジャケットにスキニーパンツをブーツイン! スタンドカラーは首元を、着丈の長いジャケットは腰周りを、そして足元はブーツインと、防寒対策はバッチリですね。このスキニーパンツにブーツインスタイル、足元をスッキリ見せるにはこれが一番イイ! と言っても良いでしょう。縦のラインが強調されて全身を細く見せてくれます。全身のカラーコーデが暗いイメージですが、インナーのカラーを考えてコーデすれば印象も変わるはず。インナーを見せてカラーバランスを調整するなど変化を楽しんでみてください。

バイクファッションの画像
【左】ジャケットの下にも相当着込んでいると想定しますが、案外着膨れてして見えず、上手く着こなしている印象です。ファッション講座的にはインナーを拝見し、コーデの感想をコメントさせてもらいたいところですが残念。【中央】白レザーを切替でデザインしたグローブ。黒一色じゃツマラナイよね。しかしグローブの白って汚れが目立っちゃうのがデメリット。これを見ると、ちゃんと気を遣って手入れしてそうですね。【右】こちらのブーツ、チェンジペダルのための補強レザーがついていないので、バイク専用のブーツではないとお見受けしました。スッキリしているので個人的には好みのスタイルですが、安全性を求めるなら分厚いレザーを使用したバイク専用のブーツになるでしょう。しかし補強レザーパーツ等がデザインを損ねてしまうため、ファッション性が劣るんだよね。どちらをチョイスするかは本人次第。
講師プロフィール
綿秡 幹哉(Mikiya Watanuki)

1966年生まれ。大手アパレル会社の企画生産部門に所属していた経験を持ち、独創的なデザインが魅力の商品開発に携わっていた。2000年に新しいチャレンジと、某ラーメン店を立ち上げ、行列ができる店としてメディアの注目を集める存在に。その後、再びアパレル業界への参戦を決意、「Devil Arrow」を開店、現在に至る。愛車はハーレー・スポーツスターXL1200R。

取材協力

国内外を問わず、常に旬の上質なカジュアルブランドを揃え、流行を意識しながらも決して流行だけを追いかけないこだわりのセレクトアイテムを揃えるショップ。店主がバイク乗りであることから、その乗り方を意識した洋服選びをしている稀有な存在と言える。

【現在、店舗休業中にてウェブサイトのみで営業中】

お問い合わせ/info@devilarrow.com

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