VIRGIN HARLEY | ハーレー2009年モデル・ファミリー別の変更点 特集記事&最新情報

ハーレー2009年モデル・ファミリー別の変更点

  • 掲載日/ 2008年08月18日【特集記事&最新情報】

ハーレーダビッドソン2009年モデルの画像

ニューモデル以外の
各ファミリー変更点について

前ページでは2009年モデルで新たに登場したモデルを紹介したが、従来からのモデルにも当然仕様変更が行われた。他メーカーに比べると、イメージを激変させるほど大きな仕様変更はあまり行われないのがハーレーの伝統だが、見た目の変化は少なくても着実に進化するのがハーレー。乗り手に優しく、長く乗るうちにその良さがわかるような仕様変更が細部では行われている。それでは下記で2009年モデルの仕様変更について紹介しよう。2009年モデルはファミリーによって変化の度合いがまちまちなため、各ファミリーごとに2009年モデルの変化を見ていくことにする。

ツーリングファミリーの変更点

シャシーを一新
タイヤサイズも変更された

ニューモデルの登場はないものの、2009年モデルで最大の仕様変更が行われたのがツーリングファミリー。見た目にすぐにわかる変更点は前後タイヤサイズとホイールデザインだろう。前後タイヤはワイドになったものの、ハンドリングはむしろ良くなった。街中での低速走行ではその恩恵を感じづらいかもしれないが、高速走行時のレスポンスや安定感は明らかに向上している。これはタイヤサイズだけではなく、シャシーの変更やホイールベースが長くなったことも関係しており、2009年モデルのツーリングファミリーは前年までと比べ格段に進歩したと言える。また、これまでユーザーの悩みの種であったシート下を通るエキパイの取り回しが変更され、左腿に感じる熱さが改善されているのも見逃せない点だ。

ハーレーダビッドソン2009年モデルの画像

シャシー&エンジンマウントの変更

2009モデルからまったく新設計のシャシーが採用され、エンジンのフレームへのマウントシステムも変更された。従来の3点から4点ラバーマウントとなり、エンジンのバイブレーションはそのままに、より快適さが増している。

ホイールデザイン&ホイール径の変更

キャストホイール採用モデルはFLHXを除きホイールデザインが変更。また、FLHRCを除くモデルでフロントのみホイールサイズが17インチとなり、全モデルで前後タイヤサイズに前年よりワイドなモノを採用している。

エキパイの取り回しの変更

前年までのツーリングファミリーオーナーなら誰もが経験しているであろう、シート直下のエキパイの熱さ。09モデルでは取り回しを変更。スイングアーム下からエキパイが通るようになった。

スイングアーム、リアサスの変更

スイングアームを太く長いものに変更、ホイールベースが延長されより安定した走りを見せてくれるようになった。また、シャシーやスイングアームの強化に伴い、リアサスペンションの設定も変更されている。

ツーリングファミリーその他の変更点
  • ● ツアーパックやサドルバッグのサポート、ガイドを変更し耐荷重がアップ
  • ● フロント、リアフェンダーのデザイン変更
  • ● トリプルツリーを一新し、レイク角を変更
  • ● オイルパン内のオイルラインを変更し、オイルの冷却方式を強化
  • ● フットボードサポートブラケットのデザイン変更
  • ● フロント130mm、リア180mmのタイヤサイズに
  • ● インジェクションの設定変更

ソフテイルファミリーの変更点

FLSTCのスタイルが
よりクラシカルに熟成

ソフテイルファミリーに関してはモデルの増減や見た目がガラリと変わるようなデザイン変更はない。下記に紹介するFLSTCのデザインの熟成と、FLSTSBのオイルタンクにウィリー・Gのサイン入りスカルロゴが入ったくらいだろうか。ただ、その他でもFLSTNのシートスポンジを変更し足つき性を向上させたり、ロッカーシリーズでタイヤやシートポスト、サスペンションが変更されたりするなど、どのモデルでも熟成は進んでいる。

ハーレーダビッドソン2009年モデルの画像

もっとも変化が大きいのはFLSTC

ソフテイルファミリーで、もっとも変化が大きかったのはFLSTC。スタイル的な大変更ではないものの、より質感を向上させ、クラシックテイストが強まるよう細部の仕様が変更された。
ハーレーダビッドソン2009年モデルの画像

サドルバッグなどを新デザインのモノに

サドルバッグは1940年代のスタイルをモチーフに新デザインのモノに変更。また、パッセンジャーの快適さを高めるため、シート形状やバックレストの角度も変更されている。タンデムツーリングがより快適に。
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タンクコンソール&パネルの変更

前年はFLSTSBにのみ採用されていたキャッツアイスタイルのコンソールパネルをFLSTCにも採用。ヴィンテージ色の強いデザインのため、車輌のクラシックテイストがより強く演出されている。
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フットボード、ペダルの変更

FLSTCには、新デザインのオールドスクールフットボード&ブレーキペダルが採用。ブレーキペダルの丸い形状は見た目のクラシカルさに貢献するだけではなく、操作性も◎。
ソフテイルファミリーその他の変更点
  • ● FLSTCにFXSTCのライザーと新クロスボーンスタイルハンドルを採用
  • ● FXモデルのみ、スポーツスターと同様のフロントフェンダー変更
  • ● FLSTBのオイルタンクにウィリー・Gのサイン入りイラストが入った
  • ● FXCW、FXCWCのシートポスト、リアショックの変更
  • ● デタッチャブルウインドシールドを変更
  • ● FLSTNのシートスポンジ裏を変更し、足つき性が向上
  • ● FXCW、FXCWCのタイヤトレッドのパターン変更

ダイナファミリーの変更点

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FXDBのみ大幅に
デザイン変更が施された

各ファミリーの2009年モデルでもっとも仕様変更が少なかったのがダイナファミリー。見た目にわかるファミリー全体の変更点と言えば、メーターの文字盤カラーの変更のみだ。クラッチケーブルが細くなりレバー圧が軽減されているものの(ツインカム96全体の変更点)、これは体感できるものではないだろう。ただし、FXDBにのみスタイルに大きな変化が見られた。下記でガラリと印象を変えたFXDBの変更点についてご紹介しよう。

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ボブリアフェンダーの採用

前年モデルのフェンダーから短くチョップされたボブリアフェンダーに変更。レトロスタイルのテールランプにはLEDタイプを採用し、視認性も十分。ソロシートのデザインも変更され、リア周りの雰囲気が変わった。
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マフラーデザインを一新

マフラーデザインが新しくなり、チョップドストレートカットエキゾーストマフラーを採用。ワルっぽいデザインが魅力的だ。各種規制に対応しながらも、歯切れのいい迫力のサウンドを奏でてくれる。
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エンジンカラーの変更

FXDFのエンジンカラーをシリンダーはフィンの部分までブラックに塗装。また、従来ブラックに塗装されていた腰下部分はシルバー塗装に変更。好みが分かれる部分ではあるが、見た目の印象は大きく変わった。
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ブラックリムの採用

FXDFのみブラックに塗装されたリムを採用。リムのカラーがブラックになるだけでスタイリングが引き締まったように見える。他のダイナモデルとは前後ホイールサイズが違うため、FXDFでしか使えない。
ダイナファミリーその他の変更点
  • ● FXDFを除き、スポーツスターと同様のフロントフェンダー変更

スポーツスターファミリーの変更点

XR1200の登場以外は
小変更のみのスポーツスター

スポーツスターファミリーでは、XR1200という斬新なモデルが投入されたものの、既存モデルの変更点は大きいものではない。2004年に現行のラバーマウントモデルが登場し、シャシーの変更やインジェクションの採用など、この5年のうちにかなり熟成が進んだファミリーであるため、スポーツスターは完成の域に近づいたと言えるだろう。ファミリー全体の変更点と言えば、フロントフェンダーとサスペンション設定の変更、インジェクションの熟成のみ。その他はXL1200NとXL883Rの一部デザイン変更が目立った仕様変更だ。

ハーレーダビッドソン2009年モデルの画像

XL1200Nのリア周りの変化

従来のテールランプを廃し、ストップランプはウィンカーと一体化。LEDターンシグナルを採用しているため、後方の視認性はいい。リアフェンダーは他モデルより短いショートタイプとなっており、引き締まったスタイルに。
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サスペンション設定の変更

一部モデル(XL883L、XL1200N)を除き、リアサスペンションの設定が変更された。よりストリート走行に則したスプリングが採用されており、ノーマルのままでも不満の少ない、しっかりとしたサスペンションとなっている。
ハーレーダビッドソン2009年モデルの画像

XL883Rのカラー微変更

エンジンカラーは従来通りのブラックだが、シフターやブレーキペダルもブラック塗装されたものを採用。カラーリングにより統一感を出し、シックな雰囲気に。シフターやペダルは前年モデルにもレトロフィット。
ハーレーダビッドソン2009年モデルの画像

新デザインフロントフェンダーの採用

一見するとデザイン変更がないように見えるが、フェンダーとタイヤのクリアランス(隙間)を縮めた、新デザインのフロントフェンダーを採用。このような細かな違いでグッとスタイリッシュなフォルムに。
スポーツスターファミリーその他の変更点
  • ● インジェクションのセッティングがさらに熟成された
  • ● 日本仕様のマフラーが変更

やや大人しめな
既存モデルの仕様変更

2007年の全モデルインジェクション化や、期中に投入されてきたニューモデルの登場ラッシュも落ち着き、2009年モデルではそれほど大きな変更はない。ただ、ツーリングファミリーで行われたような、見た目の印象を大きく変えずに快適性を向上するなどの変化は歓迎したいところ。また、奇抜なデザイン変更がなかったのも好印象だ。FLSTCのように以前からクラシックテイストだったモデルのヴィンテージ色を強めるなど、我々ユーザーの求めるものを理解してデザイン熟成が進んでいるのも嬉しい点だ。

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