VIRGIN HARLEY | ハーレーキャンプツーリングのススメ 特集記事&最新情報

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日帰りでは得られない
楽しさがあるキャンプツーリング

ハーレーは旅が似合うバイクだ。広大なアメリカ大陸で生まれたバイクなので旅に多用されるのは不思議ではなく、数多くの映画やドラマでも旅の相棒としてハーレーが登場する。ハーレーのハンドル周りにシュラフをくくり付け、あてのない旅を続けるロードムービーなどが思い浮かぶ人も多いだろう。もちろん、日本でもハーレーを旅の相棒として選び、キャンプツーリングに出かける人は非常に多い。春から秋にかけて全国各地で開催されるキャンプミーティングは、そういったハーレーで旅を楽しむ人たちに憩いと出会いを提供する場所となっている。しかし、最近ハーレーに乗り始めたばかりのユーザーにはキャンプツーリング未体験の人も多いはず。そこで、今回はキャンプツーリングの魅力から、荷物の積載方法までを紹介する。まだまだ夏は長い。これを機にソロや仲間と連れ立ってぜひキャンプの魅力を堪能して欲しい。

非日常感を満喫できる
複数泊のツーリング

キャンプツーリングハーレーはなぜ旅に適したバイクだと思われているのだろうか? ツーリングファミリーは別として、サドルバッグが標準装備のモデルでなければ、ハーレーは荷物の積載性がそれほどいいバイクではない。他のバイクメーカーの車輌でも積載性は大差ないのだが、ハーレー乗りはキャンプツーリングのためにキャリアを製作したり、多くの荷物が積載できるよう工夫を凝らしたりする。そこまでしてハーレーは旅に出たくなるバイクなのだ。Vツインエンジンの心地いいバイブレーションはいつまでも味わっていたいものであり、ハーレーで走ると日常とはかけ離れた非日常を味わえる。また、ハーレーはスポーツバイクなどと違い、ポジションがゆったりとしている。スピードを出さずにのんびり走ってもストレスを感じることはない。そのため、日に何百kmも走ったとしても、一日の終わりに感じる疲れはそれほど大きなものではない。ハーレーと旅が結びつきがちなのは、こういった理由があるからなのだろう。

熟練者に聞く「キャンプの心得」

何を?どれだけ持っていく?
熟練者に聞きました

いざ、キャンプツーリングに出ようと思っても「何を持っていけばいいのか」、「荷物はどう積載すればいいのか」慣れない人にはわからないもの。そこで7月19、20日に兵庫県で開催された「Spirit Of 大和 BIKER JAMBOREE」にてキャンプツーリングのベテランへの取材を行った。キャンプ慣れしたハーレー乗りの積載方法をご紹介するので、キャンプ未経験の人は参考にして欲しい。

50歳を迎えたとは思えないYOSHIさん。このミーティングの後もさらに1泊し、ツーリングを続ける予定。小さい頃にボーイスカウトを経験し、ハーレーでのキャンプも数えられないほど経験している。そのため、キャンプツーリングには慣れており、テントもシュラフもコンパクトに収納、複数泊のツーリングでも積載している装備で充分だとか。YOSHIさんオススメのアイテムは、サドルバッグにくくりつけているラグ。ちょっとした休憩時にはラグを広げて寝そべるだけで、どこでも快適に過ごすことができる。荷物が少々増えても必ず携帯するアイテムだ。

新車で購入してから14年間、FXSTSでキャンプを続けてきたみやべさん。どこに何を積むのかは何年も前から決まっていて、この日もいつも通りの装備でミーティングにやってきた。シュラフや着替えなどは大型のバッグに収納し、シンプルな積載となっている。クーラーボックスはビールなどを冷やすためだけのものではなく、食材など柔らかいものを型崩れさせずに運ぶのに持ってこいだとか。キャンプを終え、クーラーボックスが空になった後は自宅へのお土産を入れるなど、使い方はいくらでもある。両サイドのサドルバッグにはレイングッズやトラブルの際の工具が収納されている。

恋人と二人でキャンプに来ていたピピーさん。一見すると荷物の量が少ないように見えるが、かさ張る荷物は一緒に走る彼氏のハーレーに積んで走るのがいつものパターン。スポーツスターは荷物の積載がなかなか難しいものの、キャンプツーリング時は脱着式のキャリアを取り付け、その上に荷物を載せていくと安定し、走行中も荷崩れすることはない。フロントのツールバッグには出先での盗難を防ぐため、ロック類が収納されており、キャンプ用の荷物はすべてリア側に積載されている。もっと慣れてくればリア側にはさらに荷物を積むことができるようになるはずだ。

広島から兵庫まで走ってやってきた曙(あした)さん。キャンプツーリングに行くようになり今年で5年目、荷物の積載にもベテランの風格が漂っている。この日は車で同行する友人がいたため荷物は少なめ、普段はボックスの上にさらに荷物を載せているのだとか。ボックスを支えるキャリアは自作となっている。フェンダーレール上に載せて、ベルトで固定するだけのシンプルなものだが不安定ではなく、荷物の上げ下ろしも非常に簡単。ボックス上にくくり付けている装備はレイングッズなど、すぐに取り出したいものをビニールにくるんで収納している。