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革ジャンに代わるハーレー乗りの秋冬ファッション
取材協力/KADOYA  文/佐賀山 敏行  写真/堤 晋一  構成/VIRGIN HARLEY.com 編集部
掲載日/2016年10月21日

革ジャンを通じて、多くのライダーにファッション性と安全なバイクライフを提供してきたカドヤ。じつはそんな同社がラインナップするファブリックウェアもまた、魅力的なアイテムに溢れているのだ。パッドが装着できるなどの安全性へのこだわりはもちろん、革ジャンとはまた違ったファッション性の高さは、バイクライフに幅をもたらせてくれることは間違いないだろう。 革ジャンの季節というべき今、あえてカドヤのファブリックウェアを紹介したい。

FABRIC WEAR

ハーレーのみならず、あらゆるライダーから支持される「革ジャンのカドヤ」。しかし、ラインナップするのは決して革ジャンだけではない。今季、とくにハーレーライダーたちに注目して欲しいのが“ファブリックウェア”だ。

多くのライダーが革ジャンに抱くイメージといえば、「ライダーの正装」ではないだろうか。カドヤがファブリックウェアで表現したのは、そんな想いを描くライダーたちの「オフスタイル」だという。

もちろん、オフスタイルといっても単なる街着ではなく、あくまでもその中心にあるのはバイクであり、注目すべきはライディングウェアとしての機能性だ。そう、革ジャンで培った同社ならではのこだわりに、普段着としてのエッセンスを見事に落とし込んだのが、カドヤのファブリックウェアなのである。その魅力をぜひ、より多くのハーレーライダーに触れてもらいたい。

カドヤが提案するファブリックウェアのなかでも、この冬を代表する1着がRM-WORK JACKET。デザインのベースとなっているのは木こりやハンターが愛用したビンテージマッキノージャケットで、普遍的なフォルムのなかにライダーが必要とする要素を見事に落とし込んでいる。たとえばパターンは自然なライディングポジションが取れる「HFP(ヘッドファクトリーパターン)」を採用し、肩と肘、背中にパッドを入れられる袋を装備。さらに胸部パッド装着用テープもあり、気軽に羽織れるデザインでありながら、本格的なライディングにも十分対応できるのだ。街乗りからツーリングまで、あらゆるライダーにオススメできる1着といえよう。

RM-WORK JACKET

価格税込:2万8,944円
カラー:ブラック、ブラウン

襟元をすべて閉じることによって、走行風を強力にシャットアウトできる。しかも風よけ用のガードを内側に装備しているため、防風性能はかなり高いものとなっている。

袖はリブタイプとなっており、グローブを上から被せることで走行風の進入を防ぐことができる。さらにボディにはハンドウォーマーもあり、デザイン性と利便性を両立させている。

肩と肘、さらに背中と胸にプロテクター(別売)を装備することができる。街乗り用やタウンユースとして気軽に羽織れるデザインながら、ライディングウェアとしての本格的な機能も併せ持つ。

ジャケット同様、素材にはPU加工が施されたコットンを採用し、裏地には厚手のコンフォマックス中綿キルティングを用いることで、高いデザイン性と防寒性能を両立させている。フードは着脱可能で、襟元はニットリブ仕様。革ジャンの上に着ても違和感のない収まりを見せるのは、さすがカドヤのウェアといったところ。また、コットン地に映えるレザーパッチやファスナーもカドヤらしさを象徴するディテールだ。もちろん、ライディングウェアとしての機能も高く、「HFP」を採用し、脊髄パッド収納袋を装備する。ライディングに使用するもよし、街着として着るもよし……この冬、着まわしの効く1着として注目したいアイテムだ。

RM-WORK VEST

価格税込:2万3,760円
カラー:ブラック、ブラウン

フードは脱着式となっており、装着時と外したときではまったく異なる表情となるのが大きな魅力。襟元はニットリブ仕様で、革ジャンの上から着たときの収まりが考慮されている。

背中には脊髄パッドを収納できる袋を装備。また、キルティング加工が施された裏地はチラッと見えたときのデザインアクセントとなるだけでなく、高い防寒性も実現している。

背面にウエストポーチ並の収納力を持つ貫通型の大型ポケットを装備。左右に入り口があるので利便性は非常に高い。ファスナーについた革のタグが、バックビューのアクセントにもなっている。

RM-WORKの名を冠するパンツは、シリーズ共通となるPU加工コットンを採用。シルエットはシンプルなストレートタイプだが、裏地はコンフォマックス中綿を用いたキルティングで、真冬のライディングを快適にしてくれる防寒性を保持している。また、サスペンダーボタンやバックストラップなど、ビンテージワークパンツを思わせるデザインを持ちながらも、膝には外から出し入れできる膝パッドを標準装備。「HFP」と相まって、ライディングパンツとしての高い機能性も持っているのだ。デザイン性と機能性、そして防寒性……ハーレーライダー要注目の1本と言えるだろう。

RM-WORK PANTS

価格税込:1万9,440円
カラー:ブラック、ブラウン

裏地にはキルティング加工が施され、中綿にはコンフォマックスを採用、やさしい風合いと程よいボリュームが保温層を作り出す。まさに冬の必須アイテムとなりそうだ。

サスペンダーボタンとバックストラップがビンテージワークパンツを思わせる。その横に配置される革タグは、パンツに高級感をもたらすとともに、カドヤであることをアピールする。

膝パッドを標準装備。表地二重構造で外からパッドを簡単に出し入れできるのが嬉しい。ポケットはデザインの大きなポイントにもなるので、パッドがなくても違和感はない。

数あるミリタリーウェアのなかでも、ファッション性の高さから街着としても愛用者の多いのがM-65。それをベースにカドヤがライディングジャケットとしての機能性を高めたのがM-65RRである。防水フィルムを内蔵することでライディング中の急な雨に対応し、止水ファスナーはデザインのポイントにもなっている。もちろん、肩・肘・背中にパッド収納袋を装備し、胸部にもプロテクター装着用テープを採用。デザイン性の高さは街着としても違和感がないばかりか、別体式の防水フードを襟に収納しており、アウトドアウェアとしても使用可能。あらゆるシーンにマッチする汎用性の高いジャケットである。

M-65RR

価格税込:2万9,700円
カラー:ブラック、オリーブ

フードは別体式となっており、急な雨のとき、バイクを降りた際の雨対策として役立つディテール。首元をすべて覆うことができるので、防寒具としても使えるのだ。

胸ポケットはフラップや止水ファスナーを採用することで、ちょっとした雨なら中身を濡らすことはない。また、ジャケット自体もウォータープルーフ機能を備えている。

ファッション性の高さで人気のM-65だが、当然カドヤがリリースするのは「ライディングジャケット」。肩と肘、背中にパッド収納袋を装備し、胸にもプロテクターが装着できる。

CWPはミリタリーとライディングウェアを融合させたカドヤの人気ブランド「M.I.R SPEC」からリリースされる1着。表地にPU加工、裏地には高い保温性に加え防水防風性も持つコンフォマックスを採用。さらにドローコードや止水テープも用いることで、防寒ウェアとしてだけでなく、簡易的なレインウェアとしても使用できる。まさに真冬のバイクライフをすべてカバーする、オールマイティーなジャケットだといえる。また、特筆すべきはサイズやカッティングパターンにこだわり、革ジャンの上にスマートに羽織れるようにデザインされている点。「革ジャンのカドヤ」の本領発揮ともいえるファブリックウェアだ。

CWP

価格税込:2万7,000円
カラー:ブラック、アーミーグリーン

裏地には軽量かつ高い保温性と防水防風性などを併せ持つConfoMaxを用いる。キルティングや内ポケットにも注目だ。また、フードの裏地にはボアがあり、じつに暖かい。

表地はPU加工が施され、さらに内側には止水テープを採用。ちょっとした雨なら不安なく走行を続けられる。裾のドローコードを引けば、走行風がジャケット内に入るのを防ぐことができる。

革ジャンの上に格好良く羽織ることを想定してデザインされている。真冬でも革ジャンを着続けたい……そんなライダーの要望をしっかりと受け止めてくれるのは、カドヤならでは!

WARMING TECHNICAL WEAR

革は防風性に優れているが、保温性は弱い。しかし、せっかくお気に入りの革ジャンだから、真冬でも着続けたいというのが多くのライダーの願いだろう。

そこでカドヤが注力しているのが、インナーなどのレイヤードウェア。なかでもここに紹介するヒートランパートは、東レとカドヤが共同開発したという新素材で、ストレッチに防風・透湿、さらに保温や抗菌防臭機能を併せ持つという逸品だ。もちろんパターンはカドヤが培ってきた独自のもので、バイクにまたがっても違和感なく着られるようになっている。

「革ジャンは寒い」……ヒートランパートがあれば、もうそんなセリフを吐く必要はなくなるだろう。ここで、とくにオススメのアイテムを紹介していきたい。

ヒートランパートが持つ特性をデニムパンツに落とし込んだ注目のアイテムが、ここに紹介する2本。デニムとしてはやや厚めとなる14オンスに防風フィルム、さらにマイクロフリースの三層をラミネート加工し、圧倒的な暖かさを実現している。さらにヒートランパートインナーを組み合わせれば、真冬のツーリングも快適に楽しめるだろう。HRD4-Sはスレート、HRD4-Bがブーツカットで、好みに合わせてシルエットを選べるのも嬉しいポイントだ。

裏地には保温性に優れ、肌触りもよいマイクロフリースを採用。インナーパンツを履かなくても、十分な暖かさと快適性を持っている。当然、バックパッチはレザー製だ。

HRD4-S

価格税込:1万9,440円
カラー:ブラック

HRD4-B

価格税込:1万9,440円
カラー:ブラック

HRT4-SHIRT

価格税込:1万2,960円
カラー:ブラック

ハーフタイプのファスナーを採用したHRT4- SHIRTは、着丈を長く設定しているのでパンツにボトムインできる。シャツとパンツの間をしっかり閉じることで、寒さを大きく和らげてくれるのだ。

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HRT4-PARKA

価格税込:1万5,120円
カラー:ブラック

パーカータイプは革ジャンと合わせることで、ファッショナブルに着こなすことができる。もちろん首元をしっかり覆うことによる防寒性も注目すべきポイントだ。ダブルファスナーも嬉しい!

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HRT4-PANTS

価格税込:1万1,880円
カラー:ブラック

立体裁断を採用することで、ツッパリ感を気にすることなくライディングに集中できる。ツーリングなど長時間乗っていても快適だ。メンズのフロント部にはファスナーがあり、利便性も高い。

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