VIRGIN HARLEY | ROBERT WILLIAM 特集記事&最新情報

ウエスコ三代目社長の名を冠した全く新しいローカットモデル

ハードワーカーから絶大な支持を集めている質実剛健なウエスコブーツであるが、軽快なローカットモデルがラインアップされていることをご存知であろうか? ローカットレースアップブーツのJH CLASSICSやサイドゴアのスリップオンモデル、THE ROMEOなどカジュアルに履くことができるこれらのモデルもまた人気を博している。

2015年、そんなローカットブーツに新たなモデルが加わった。ウエスコ社、三代目社長ロバート・ウィリアム・シューメイカーの名を冠したローカットモデル、ROBERT WILLIAMである。ウエスコブーツのアイデンティティーであるステッチダウン製法を用いたワークブーツの基本構造はそのままに、ウイングチップタイプのトウキャップや外羽のトリムなど、既存モデルにはないディテールを数多く備えたウエスコが提案する新しいスタイルのドレスシューズに仕上げられている。

もちろんスチールシャンクも装備し、前出のステッチダウン製法と相まって、耐久性・防水性に優れ、見た目はドレスシューズながら、作りはまさにウエスコブーツ。ローカットモデルであるが、くるぶし近くまでカバーするハイトが採用されているのでフィット感も高い。このモデル最大の特徴はドレスシューズ然としたトウキャップで、アイレット部とヒールのカウンター部と合わせてメダリオン(パンチング)の有無を選択できる。つま先はラウンド・トウとMPトウの2種類から選択可能。さらにレザーライニング&レザーインソールを標準装備し、他モデル同様にレザーカラーやステッチ、ソール、アイレットなどの細かなカスタムも可能となっている。

メインカットのブラックレザーを使用したラウンド・トウのラフアウトモデルは#1010ソールを装着したカジュアルなモデルに、中段のドメインレザーモデルはシャープなMPトウと#269ソールにより、ドレッシーなモデルに仕上げられている。またハーフミッドソール仕様にも対応しており、軽くて屈曲性に優れているところもポイント。フォーマルからタウンユース、そしてバイクにまでと、幅広い用途での活躍が期待できるROBERT WILLIAM。これから到来するバイクシーズンに最適なモデルの登場である。

  • 丸みを帯びたラウンド・トウのブラックラフアウトモデル。独自の形状のトウキャップがアクセントとなる。

  • トウキャップとアイレット部にメダリオンを配し、カジュアルながらもドレッシーな要素を取り入れている。

  • レザーライニングとレザーインソールを標準装備。ライニングとステッチはネイビーを選択している。

  • ドメインレザーのモデルのつま先はシャープなMPトウ。革の質感と相まってドレッシーな雰囲気である。

  • くるぶし近くまでサポートするハイトを採用しているのでフィット感は抜群。こちらは#269ソールを装着。

  • ヒール部のカウンターの形状も独自なもの。ここにもメダリオンが配され、後ろ姿も非常に美しい。