VIRGIN HARLEY | 1988年式 FXR フルカスタム

1988年式 FXR

  • 掲載日/2013年03月28日【フルカスタム】
  • 執筆&撮影/モリヤン
1988年式 FXRのフルカスタム画像
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アメリカンらしさを失わない
強烈個性的なパフォーマンス系カスタム

名神高速道路の京都南インターにほど近く、昨年までグローリーホールとして営業していたカスタムショップは、ソニックモーターサイクルと名前を変えて今も精力的に活動中だ。代表の佐川さんは以前からサーキットやワインディングロードでポテンシャルを発揮するモディファイドハーレーを制作することが得意だが、今回の作品もまたそんな1台と言える。

一見、スポーツスターをベースに製作されたかのようなシルエットが特徴だが、ベースモデルはダイナ系のビッグツイン。しかし FXDX ダイナスーパーグライドは、元々ビッグツインのラインナップ中もっともスポーツ性が強いモデルだった。つまりこのカスタムは、意外ではなく正常進化させた方向性であるとも言える。

オーナーは、このバイクを新車で購入してずっと乗り続けている人だ。そして、長い時間をかけて様々なモディファイを実践。現在でもその進化はスピードを緩めず、さらに新しいモディファイを計画中とのことである。

走りを追求するために選ぶパーツは、当然高性能で軽量化できるスペシャルパーツばかり。足回りにはオーリンズ、ホイールはアルミ鋳造の前後 17 インチと、スーパースポーツを制作する方法とまったく変わらない方向性を持っている。しかし、アメリカンスポーツとしての演出もぬかりなく、サイドマウントナンバープレートやワンオフ製作されたマフラー。そして目に鮮やかなカラーリング等、ハーレーダビッドソンとしての個性は微塵も失われていない。

タイヤの端まで使って走る楽しさ。バイクライディングの醍醐味は、実はどんなモデルにも共通して存在する。パフォーマンス系カスタムは、素材の運動性能をさらに追及することで楽しさは無限大に広がっていくものだ。ビッグツインでもそれをやってのけることこそが、ソニックモーターサイクルの個性。佐川さんとこのバイクのオーナーは、今後もさらにさまざまなモディファイを実施していくに違いない。

1988年式 FXRのフルカスタム画像

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カスタムの詳細をチェック!

1988年式 FXRのフルカスタム画像
インナーチューブにブラックアルマイト加工を施し、フリクションのロスを低減させたフロントフォークは、オーリンズ製。最高のパフォーマンスを発揮する一品である。
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オーナーのアイディアで取り付けられたナックルガードは、本来オフロードモデルに装着されるパーツだが、幅の広めなバーハンドルにうまく装着されている。
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シンプルで超軽量なモトガジェット製のスピードメーターは、過酷な使用にも耐える振動対策も万全なシステムデジタルメーターとして評価が高い。
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オーリンズのFフォークをガッチリマウントするトリプルツリーはミスミエンジニアリング製。その上にはアルミのバーハンドルと、およそハーレー的ではないコックピット。
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オーナーが最初のモディファイで選んだストレッチガソリンタンク。汎用なので、装着にはマウントステー製作などの工夫が必要だが、ずっとお気に入りのアイテムだ。
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フロントホイールは OZ レーシング製のアルミ鋳造 17 インチ。ブレンボのキャリパーとフローティングローターを組み合わせる。完璧なパフォーマンス仕様である。
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エンジンは、ツインカム88ベースにキャブレターに京浜の FCR を採用。その他、カムチェーンを破棄して、ギヤドライブ化してある。ブラックデニム塗装が FXDX の証。
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既存のカスタムパーツとして存在しないビッグツイン用のバックステップは、ベビーフェイス製のスポーツスター用を加工してフィッティングさせている。
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エキパイはチタン製のワンオフ製作。コンパクトサイズの2in1で、アップタイプになっているところが特徴だ。サウンドは、集合管独特の重低音。
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ベルト駆動からチェーンに改め、ダイレクトな走行フィーリングを生み出す。リヤサスはオーリンズで、ノーマルと同じ長さである。ナンバーはサイドマウントしている。
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リアホイールも OZ レーシング、ブレーキローターはガルファ、キャリパーはブレンボと、徹底的なパフォーマンス主義を反映するリア周り。タイヤももちろんラジアルだ。
SONIC MOTORCYCLE 写真
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住所/京都府京都市伏見区竹田西小屋ノ内町52
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