VIRGIN HARLEY | 1957年式 FLH フルカスタム

1957年式 FLH

  • 掲載日/2009年08月21日【フルカスタム】
  • 撮影/磯部 孝夫
    本記事は HOTBIKE japan vol.107 にて掲載されたものです
1957年式 FLHのフルカスタム画像
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ロナーセイジのフルコース・カスタム
1950年代テイストあふれるFLH

カービングが施されたリジッドマウントのソロシートに腰を下ろす。ドッグボーンライザーに取り付けられたドラッグバーは、肩幅より少し広い印象だ。ステップはフォワードコントロールながらも、コンパクトな純正リジッドフレームなので遠いわけではない。タイトなポジションと言っていいだろう。

ストックのパンモーターにS&Sショーティ、オートアドバンスの台座を介してモーリスマグネトーを装着。リジッドフレームにスプリングフォークというハードなセッティングながらも、ストックモーターのスムースな乗り味を堪能することができた。絶対的なスピードではなく、五感に語りかけるこの滑らかなテイストが、’50年代のスタンダードなのだ。

リジッドフレームにハイマウントのスポーツスタータンク、フラットフェンダーという組み合わせはチョッパーの定番と言える。ただしタンクのマウント位置やフェンダーストラットの凝った造形に、ロナーセイジ中村實氏の個性が注ぎ込まれている。徹底的に手をかけてスタンダードに個性を宿す。これがロナーセイジの一貫した手法なのだ。さらに積み革グリップやビレット製コントロール、キックペダルなどにオリジナルパーツを配し、マシンの質感アップを図っている。

シルバーベースにキャンディタンジェリンをコーティングしたこのペイントワーク。パールホワイトのリーフにシルバーのピンライン。さらにラッピングにストーンペイントまで描かれたロナーセイジのフルコース。このデザインはオーナーの希望により、今から10年以上も前にロナーセイジが手掛けた’70年代テイストのパンヘッドがモチーフとなっている。当時のチョッパーシーンをイメージさせるこのマシンは、時代に消費されるものではなく、この先何十年とオーナーとともに時を刻んでゆくに違いない。スタンダードを超えたスタンダードは、もはやオリジナルである。

1957年式 FLHのフルカスタム画像

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1957年式 FLHのフルカスタム画像
クラシカルなフロントエンド。ヘッドライトはオリジナルブラケットで少し下がった位置にオフセットされている。
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ワンオフのレザー製ソロシートには、ロナーセイジのお家芸とも言えるオーセンティックなカービングが施されている。
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スパルトテールライトにフラットフェンダーという組み合わせ。ナンバー灯の造形などに個性を宿している。
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リアエンドの見せ場はアップスィープマフラー。ロングフォークとの相性やストックディメンションとのマッチングも申し分なし。
SHOP INFO.
ロナーセイジ
住所/茨城県小美玉市大笹470-12
電話番号/0299-48-3787
営業/10時~20時
定休日/火曜

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