VIRGIN HARLEY | 1978年式 FLH フルカスタム

1978年式 FLH

  • 掲載日/2009年10月02日【フルカスタム】
  • 撮影/磯部 孝夫
    本記事は HOTBIKE japan vol.107 にて掲載されたものです
1978年式 FLHのフルカスタム画像
1978年式 FLHのフルカスタム画像

固定概念に縛られない発想をもとに
オリジナルカスタムに力を注ぐ

若干27歳という「フロンティア」代表の浜田慎也氏は、20歳のときに国産バイクショップでメカニズムや鈑金加工を学び、その2年後に独立。高校時代から熱望していた自身のハーレーショップを福岡県飯塚市にオープンさせた。今年で4年目になる。

コンパクトなフォルムをコンセプトに製作したと言う1978FLH。オーナーからのオーダーは「格好良く」。至って抽象的なこの要望を具現化するのは作り手のセンスと手腕がすべて。ありきたりと言えるオーダーの料理法は、ビルダーの力量が露呈されるダイレクトなエレメントである。

74スプリンガーに、ヤマハSRから流用した前後18/16インチのベースフォーム。そして、一見リジッドに見える骨格のリアアクスル部にはプランジャータイプのショック機能が内蔵される。モンキー用のグリップやレバーを使い、手前にオフセットしたハンドルと、ワンオフのミッドコントロールでロー&イージーなポジションを形成する。

1200ccのストックエンジンにEキャブを装着した乗り味は快調そのもの。普段からエンジンに火を入れているのが明らかな、スムーズなライドフィールだ。また、上半身の自由度が高いハンドル位置によりクイックなハンドリングにも不安はない。快活なエキゾーストノートとともに、ワインディングのコーナーを難なくこなすその乗り味に高揚感を覚えた。

国産パーツを流用し、狙ったフォルムへ導くための柔軟な発想と、性格を表す丁寧なディテイルワーク。カスタムは人柄を表す。固定概念に縛られない若きビルダーの目指す先は、その屋号がすべてを物語っている。

1978年式 FLHのフルカスタム画像

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1978年式 FLHのフルカスタム画像
トップティーに直溶接したハンドルが操作性の向上に貢献。スロットルホルダーやグリップ、レバーは国産モンキー用。
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スタイリングの要となる左右分裂タンクは純正の形状を生かして製作。メーターダッシュ部にはイグニッションを集約。
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リアアクスル部にプランジャータイプのサス機能をセット。フェンダーステーなどのディテイルの作り込みに注目したい。
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シンプルながら、エンド部分に遊び心を加えたマフラーは、上から見るとあきらかな2in1in2となっているのが分かる。
SHOP INFO.
FRONTIER
住所/〒820-0089 福岡県飯塚市小正428
電話番号/0948-24-9143

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