VIRGIN HARLEY | 1969年式 FLH フルカスタム

1969年式 FLH

  • 掲載日/2009年11月06日【フルカスタム】
  • 撮影/磯部 孝夫
    本記事は HOTBIKE japan vol.108 にて掲載されたものです
1969年式 FLHのフルカスタム画像
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スタイリングにこだわり抜いた
ビルダーの情熱が込められたFLH

寝る間を惜しんで作業に没頭。ある時は、ハンドルひとつに納得ゆくまで3日間もの時間を掛けるヒデモーターサイクル、富樫秀哉。スタイリングとバランスにウェイトを置き、徹底したこだわりをマシンに投影させるカスタムビルダーである。

4速フレームをベースにしたFLHは、彼ならではのアプローチでコンパクトかつナローに製作された。まずはフロント周りである。ボルームのあるФ41純正フォークは2インチローダウンされ、敢えて社外パーツを使わず三又のワイズを約30mmナロード。そして、「4速フレームだとマウント位置に気をつけないと間延びした印象になる」と言うフューエルタンクは、エンジンを覆うかのようにローマウント。アンダーパネルはロッカー形状に合わせ5mmほどのクリアランスを取り加工される。またマフラーの取り回しにもビルダーのこだわりが潜んでいる。当初はフロントエキゾーストを下に配置する予定だったが、それではアーリーショベルの持ち味である鋳物のカムカバーが隠れてしまうのを嫌いセンター出しに。そんなこだわりは、オールドパーツの造形美に惹かれ、イタリアのスワップミートにまで収集に出向く彼ならではの着眼点と言えるだろう。

ハンドルバーの左にブレーキが装着される理由も明確なものだ。装着したトライアンフ後期のFドラムブレーキは右マウント。そのため、右にハンドブレーキを取り付けるとワイヤーが鋭角的に曲がり窮屈な印象になってしまうからである。実際に走り出せば、多少の戸惑いはあったが慣れてしまえば問題ない。タンクに覆い被さるように身を屈めスロットルを徐々に開けていく。コンパクトなフォルムによる一体感で、実速以上の加速フィールが体感できる。

HDM Street Bobberと命名されたショベルヘッド。ビルダー富樫のカスタムへのアプローチを知る一台である。

1969年式 FLHのフルカスタム画像

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グレーにペイントされた容量8リットルのスチール製ワンオフタンク。デザイナーWAKAKOがロゴのデザインした。
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ウインカーやライトなどスイッチ類はシート下のフレームサイドにまとめられる。操作性の高い手の平にジャスト。
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純正FLフォークショックは2インチローダウンさせた。そして三又の幅を約30mm詰めてナロードしているのが特徴。
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ミッドコントロールとオープンプライマリーを組み合わせ、出所不明の伊国製ペグにワンオフのシフターを装着。
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