VIRGIN HARLEY | 1992年式 FLSTC フルカスタム

1992年式 FLSTC

  • 掲載日/2011年12月08日【フルカスタム】
  • 撮影/磯部 孝夫  執筆/HOTBIKE japan 編集部 満永 毅
    本記事は HOTBIKE japan vol.122 にて掲載されたものです
1992年式 FLSTCのフルカスタム画像
1992年式 FLSTCのフルカスタム画像

「歴史」や「希少価値」に
頼らないカスタム

「パンヘッドやナックルのような歴史に基づく重厚な雰囲気を借りず、当時もののカルトでレアなチョッパープロダクトにも頼らない。その上で時代に色褪せない普遍性と、誰が見ても美しいと素直に思えるカスタム。このマシンはそんなコンセプトで製作しました」

名古屋の JOINTS でお披露目されたご覧の一台は、MOTORCYCLE DEN が久々に出展した EVO ソフテイルのカスタムだった。やはり旧車のイメージは強い同店だが、「らしさ」を表現するのにベースマシンの新旧は問わないことを立証するような、見事なフィニッシュだった。ビルダー松永氏はこう続けた。

「旧車の魅力やヴィンテージパーツの魅力は十二分に知っているつもりだし、トレンドを否定する気もありません。ただうちにきてくれるお客さんの夢を受け止め、どのようにアウトプットするのかを考えた時、どんな形にせよ大切に末永く乗り続けて欲しいという気持ちは常に持っています。ベース車が古くとも新しくてもそれは全く変わりません」

ナックルのボバーと並べても見劣りしないソフテイル。これも製作にあたり松永の頭にあったコンセプトだった。ベース車は1992年式のヘリテイジソフテイル。ストックのイメージは完全に払拭させるが、ハーレーの匂いは残すこと。ある程度具体的なコンセプトが出揃うと、アウトラインはチョッパーではなくボッバーに決定した。骨格とエンジン/ミッション以外は全て取り払い、徹底的に吟味したパーツで再構築された。

「旧車にはハマらない、EVO だからこそマッチするパーツ。前後のビレットホイールなんかはその典型です。リーフスプリングフォークも違和感なくハマったと思う」

DEN のカスタムバイクは総じて10年後が楽しみだ。

1992年式 FLSTCのフルカスタム画像

カスタムの詳細をチェック!

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砲弾型のヘッドライトは DEN の定番オリジナルパーツ。写真はハウジングが真鍮のタイプだが、同形状でステンレスもラインナップ。
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ローマウントのフューエルタンクはワンメイクで製作。
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シングルシートは ATELIER CHERRY が製作。立体感のあるタックロールはここの十八番。
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ブレーキ&クラッチは PM を選択。革巻きのグリップは DEN のオリジナル。
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米国 DAKOTA 社のデジタルメーター。
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イーグルが鋳抜かれた真鍮製のフットボードも DEN のマスターピース。
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メタリックの効いた深いブルーに映える美しいピンラインは GRIMB KRAZY PAINTING の仕事。
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ストック排気量の EVO モーターにはアンドリュースのハイカムをセット。モーリスのマグネトーが付くが始動はセルオンリーだ。
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プライマリーサイド、一次駆動はオープンベルトに換装。
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フロントホイールは PM のトルクスラストを選択。キャリパー&ローターも PM でコーディネートされている。
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チェーンガードはスチール製のワンメイク。他のパーツとのコーディネートを考慮しクロームメッキ仕上げ。
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リアホイールも PM トルクスラストでブレーキパーツもしかり。フロント21/リア18インチのタイヤサイズも製作者のこだわりが潜む。タイヤは AVON を選択。
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