2006年式 XL1200R
- 掲載日/2014年02月20日【フルカスタム】
- 執筆&撮影/VIRGIN HARLEY.com 編集部


さまざまなブランドのパーツをバランス良く組んだ
理想的なストリート仕様のスポーツスター
「ハーレーダビッドソンの純正モデルカタログに“こんなスポーツスターがあったらええのにな”、というのがこのスポーツスターのコンセプトです」
2006年 最終キャブレター仕様のラバーマウント スポーツスター XL1200R。かつてエヴォスポーツ XL1200Sを所有していたというオーナーの進 和久さんは、「以前と同じじゃおもろないから、このモデルにしました。ベース車両探しからすべてシウンにおまかせしたんですが、この最終キャブを探すのは骨が折れたそうです(笑)」と語る。その横で、シウンクラフトワークス代表の松村友章氏も笑う。
パッと見たときの印象は、「これは乗ったら面白いスポーツスターだ」ということ。ホイールは前後ともサンダンス製 ENKEI TRAK TEK 7スポーク(F 19/R 18)とし、同じくTRAK TEK製フォークスプリングにオーリンズのツインショック、軽量化されたUS製ライトプーリー、ブレンボ製マスターシリンダー、ケイヒン製フラットバルブ型キャブレターなど、走行性能を高めるカスタムが随所に施されている。
それでいて、ビジュアル面でも抜かりがないところがさすが。実はこのカスタム スポーツスター、一気にすべてやりきったわけではなく、「そのときどきの予算で、ちょっとずつ進めてきたんです。最初は前後サスペンションの変更とプリロードアジャスターの換装、第2段階でキャブレターやマフラーなどの交換……といった感じですね」とはオーナーの進さん。こういうときは進行具合によって全体のバランスを崩してしまいがちだが、そこはさすがのシウン、最終的に描く理想のスタイルを変えることなく、着々とカスタムを施し、現在に至る。
「やはりカスタムするうえでもっとも重要なのは、オーナーがどんな風にハーレーと付き合いたいか、どうハーレーで遊びたいかを明確にすることだと思います。ウチ? 漠然と“なんとなくカスタムしたい”でお越しになられる方には、じっくり考える時間を持ってもらうようにしていますよ」
言葉を交わすだけで独自のカスタム哲学を有していることが伝わってくる松村氏。その彼が手掛けるカスタムハーレーには、そのときどきで姿こそ違えど、一貫した軸が存在する。
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