VIRGIN HARLEY | 1979年式 ショベルヘッド フルカスタム

1979年式 ショベルヘッド

  • 掲載日/2013年06月10日【フルカスタム】
  • 文/アッキー加藤
Good Motorcycles / 1979 SHOVELHEAD

1979 SHOVELHEAD(Good Motorcycles)

オールドスクールテイストに
イタリアンのエッセンスを投入

今やすでに旧車として扱われるようになったハーレーダビッドソンのショベルヘッド。いまだに高い人気を誇り、その理由は数多くあれど、歴代エンジンの中でもひと際メカニカルに見えるそのルックスや、重量級フライホイールによる歯切れの良いトルク感などを魅力として挙げる人も多い。

そんな高い人気を誇るショベルは、チョッパーとして生まれ変わることがほとんどであるが、熊本のグッド・モーターサイクルスがモディファイしたこのマシンのコンセプトは、「イタリアン・ハーレー」。全体としてはオールドスクールなチョッパーテイストをベースとしているが、なんと印象的な丸みを持つフューエルタンク、そしてシンプルなリアフェンダーはイタリアのアエルマッキ製。かつてはハーレーと共同開発で小型モデルを製作していた同社のタンクを使うとは、心憎い演出である。またペイントも決してアメリカっぽくならないようシックなものとなっており、全体として違和感無く、大人が乗れるようにまとめられている。

いまだ群雄割拠といえる日本のチョッパーシーンにおいて、カスタムビルダーが生き抜く方向性。それはいくつもあるだろうが、異なるジャンルのセンスを自分なりに取り入れ、昇華することもまた、必要なことだといえるだろう。

決して自己主張の強すぎるパーツを使うこと無くまとめられた佇まいは非常にシックといえる。こういったカスタムなら、ファッショナブルな大人の方が乗っても似合うことだろう。それもまた、カスタムの楽しみ方のひとつなのである。

カスタムの詳細をチェック!

バイクの顔ともなるフォークはワイドグライド用。ヴィンテージ感漂うヘッドライトはELECTRO LINEを用いる。
ごくシンプルに、美しいデザインのハンドルはワンオフ。ホワイトグリップやミラーの取り付け方にもこだわりが。
こちらもアエルマッキで使われていたタンク。丸みが印象的だが、いわゆるマスタングなどとはまた異なる趣だ。
エキゾーストパイプのアール部に設けられたヒートガードはワンオフで、手間のかかったモノ。高い技術が伺える。
スラッシュカット・エンドのエキゾーストはワンオフで製作。こちらも全体との調和を考えシンプルな造型となる。
ショートにセットされたリアフェンダーはアエルマッキの物を使用。ステーのリベット打ちなど細部までこだわり抜く。
SHOP INFO.
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