VIRGIN HARLEY | 1977年式 ショベルヘッド フルカスタム

1977年式 ショベルヘッド

  • 掲載日/2013年09月17日【フルカスタム】
  • 文/アッキー加藤
T-SPORT MOTORCYCLE / 1977 SHOVELHEAD

1977 SHOVELHEAD(T-SPORT MOTORCYCLE)

コンパクトな車体で
走りを追求したチョッパー

1960年代後半に花開き、70年代に栄華を極めたチョッパームーブメント。そのスタイルというと、やはり強烈なイメージを持つのはロングフォーク系だろうが、ここ10年ほどの日本に於いてはショートフォークでコンパクトにまとめたモノの方が主流となっている。もちろんそれは人それぞれの好き好きによるものでどちらが良いとは言えないが、オーナーの話を聞く限り、やはり走りを求めるならショートフォーク系という意見が多いという事実は否定できないだろう。

ハーレーダビッドソンの歴代エンジンの中では一番鼓動感が強いと言われるショベルヘッドをリジッドフレームに搭載したこのチョッパーも、見るからに軽快な走りを感じさせる車体構成となっている。適度な長さのフォークやハンドル、そしてハイミッドに設定されたフットコントロールなどからそれが分かるわけだが、その全体的なスタイルも、小ぶりなワンオフのタンクやシンプルなシート、リアフェンダーなどによってコンパクトさを演出し、引き締まった印象を見る者に与えているのだ。決して派手さはないが、まさにシンプル・イズ・ベスト、という言葉がそのままに当てはまるマシンだろう。

世に「見たいチョッパー」と「乗りたいチョッパー」の2種類があるとすれば、このマシンは間違いなく後者だろう。

ストレートなパウコ製リジッドフレームは、ストック設定のネック角のまま。エンジンはオリジナルのショベルヘッドを搭載するが、キャブレターはS&S製Eタイプを装備する。前後タイヤのサイズや外装パーツのバランスは見事だ。

カスタムの詳細をチェック!

フォークはH-D純正のφ35mmタイプを使用。ナローレイアウトとすることで全体のコンパクトさをより強調する。
気持ちナローに設定されたワンオフハンドル。ジョッキーシフト仕様のためクラッチレバーもなく、かなりシンプルだ。
タンクはワンオフ。サイドから見るとスポーツスター系のラインだが、かなりシェイプされていることが分かる。
フリスコスタイルから始まったとされる、ハイミッドのフットコントロール。踏ん張りが利き車体コントロールがし易い。
エキパイは後端が跳ね上げられたドラッグパイプ。ペイントの剥げ具合に、走るチョッパー特有の荒々しさを感じる。
全体のシンプルさを損なわないよう、フェンダーはリブ付きスタイル。ステーもまた極力余計なディテールは排される。
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