VIRGIN HARLEY | 1983年式 FLH フルカスタム

1983年式 FLH

  • 掲載日/2015年03月10日【フルカスタム】
  • 写真/若林 浩志  文/佐賀山 敏行
Gravel Crew / 1983 FLH

1983 FLH(Gravel Crew)

“コンパクト”と“重厚さ”の
絶妙なバランス感覚

国産モデルをベースにストリート感溢れる、軽快なスタイルを作り出すグラベルクルー。その最新作はFLHをベースにしたものだ。しかし、そのフォルムは写真のとおり、じつに同店らしさに溢れたものとなっている。では、このマシンのどこに“グラベルクルーらしさ”が潜んでいるのだろうか?

フレームには大きな加工は施さず、基本的にはストックのまま。しかし、現行H-Dが巨大なフレームなのに対し、当時のH-Dの骨格はまだまだ小さなもの。そのコンパクトさを活かし、FLHの重厚な外装はすべて取り払い、リアにショートサスを装備。フューエルタンクやシート、オイルタンクといったパーツをワンオフで製作することで、一体感のある軽快なフォルムを作り出している。ミッドコントロールに加え、同店ではお馴染みのオリジナルコンチハンドルを合わせたスポーティなライディングポジションも注目すべきポイントだ。それでいてワイドグライドフォークをあえて残し、コッカータイヤも相まって、H-Dの重厚さも演出されている点も見逃せない。

しばしば“ストリート感”という言葉で形容されるグラベルクルーのマシンだが、そのなかには緻密な計算とセンスによる“コンパクト”と“重厚さ”の絶妙なバランスがある。そして、それこそが“グラベルクルーらしさ”の答だといえよう。

エンジンや前後タイヤなどでH-Dらしい重厚さを出しつつも、外装の造形やカラーリングによってグラベルクルーたらしめている。軽快感と重厚感を高いレベルで融合させている。低く、スポーティなライディングポジションも同店ならでは。

カスタムの詳細をチェック!

ヴィンテージヘッドライトのボディを外装と同色にペイント。時代に合ったパーツを使い、アクセントとしている。
低くスポーティなポジションが期待できるオリジナルコンチハンは同店人気の逸品。レバーやグリップにも注目。
フューエルタンクはワンオフで製作。ロッカーカバーにピタリと沿うように製作することで、美しいラインを形成。
2in1マフラーはエキパイ、サイレンサーともにワンオフ。メガホンサイレンサーがスポーティさを高める。
オイルタンクは車体左右のどちらからも給油口を見せず、スマートなマシンフォルムの一因となっている。
リアフェンダーがマシンにシンプルな印象を与える。テールランプはルーカスで、真鍮のボディが目を惹く。
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