VIRGIN HARLEY | 中古車購入ガイド【ショベルスポーツスターXLH/XLCHの遍歴】 ハーレー購入ガイド

中古車購入ガイド【ショベルスポーツスターXLH/XLCHの遍歴】

  • 掲載日/2016年03月18日【ハーレー購入ガイド】
  • ナビゲーター/イーストアーバン 遠山 康秀
    この記事は過去にアップされたもので、2016年3月18日にリライトしました。

ハーレーダビッドソン・XLH、XLCHの画像

XLH、XLCHの
主な違いについて

1958年の登場時はXLHとXLCHはコンセプトが違っていました。そのためロードツアラーモデルであったXLHには大柄なタンク(Kモデルタンク、2種類の亀の子タンク)が当初採用されてヘッドライトケースにもナセルや通称「鉄仮面」と呼ばれるものが採用されており、今のスポーツスター乗りの方が見ると独特の面白いスタイルに見えるでしょう。一方XLCHはレースモデルというそのコンセプトからスモールタンクが採用され、XLHと比べるとスッキリとした印象を持つでしょう。

XLHとXLCHの大きな違いではセル始動かキック始動も挙げられるでしょう。1966年までは両モデルともキックによる始動のみでしたが、67年以降はXLHにセルが追加され68年以降はセル始動のみとなっています。一方XLCHはXLHとは違い、最終年式までセルは装備されておりません。キックでの始動にはコツやキックスピードが必要です。心配な方はセル付きのXLHモデルがいいかもしれません。

私は昔は、キックモデルの方がカッコいいと思っていました。しかし、最近はセルはあった方が楽だし安心と思うようになりました(笑)。また、セルの有無は見た目にも関ってきています。キックオンリーのXLCHはバッテリーが小さくて場所を取らないため、オイルタンクも車体の中に入っています。一方セル付きのXLHはバッテリーが大きく、オイルタンクが外に飛び出しており足に当たって熱いという人もいます。

XLHの年式別の変更点

1958年の変更点

XLH登場
排気量:900cc
圧縮比:9
タンク:Kモデルタイプ
ブレーキ:ドラムブレーキ
クラッチ:乾式クラッチ
バッテリー:6V
ホイール:前後18インチのスポークホイール

1959年の変更点

ヘッドライトケースにフォークカバーとヘッドライトカバーが一体になった「ナセル」が採用

1961年の変更点

XLHラージタンク、通称「亀の子タンク」が採用

1967年の変更点

セルを装備したモデルが登場(1967年モデルのみセル・キックの両方を装備)
ヘッドライトケースに通称「鉄火面」が採用
亀の子タンクの形が変更され、容量が増えました
ホイールはフロント19インチ、リア18インチへ変更
従来の左グリップでの手動の進角調整(点火タイミングの調整)から自動進角に変更された

1971年の変更点

従来の大型のガソリンタンクは廃止され、2.25ガロンのスモールタンクが採用された
XLCHと同じヘッドライトバイザーの採用

1983年の変更点

腰下がXLH、腰上がチューニングシリンダー・ヘッドのVR1000(~84年まで)が市販された

1985年の変更点

最終年式のXLHは腰下がエボ、腰上がショベルの仕様になっており、発電システムもジェネレーターではなくオルタネーターが採用されている

XLCHの年式別の変更点

1958年の変更点

XLCH登場
排気量:900cc
圧縮比:9
タンク:2.25ガロンスモールタンク
ブレーキ:ドラムブレーキ
クラッチ:乾式クラッチ
バッテリー:6V
ホイール:前後18インチのスポークホイール

1970年の変更点

点火方式が「マグネット」から「バッテリー&コイル点火」に変更され、安定した電圧が供給され快適走行が可能に。
トップにインジケーターランプが増設された新しいデザインのヘッドライトバイザーに変更された。
初期モデルのメッキのインナーチューブカバーが装備されていたが、インナーチューブがメッキタイプになりインナーチューブカバーは廃止された

プロフィール
遠山 康秀
こんにちは。「イーストアーバン」の遠山 康秀と申します。今回は私が「ショベルヘッド・スポーツスター」についての解説を担当させていただくことになりました。よろしくお願いいたします。

注目のアイテムはコチラ