見た目の面白さも兼ね備えた
男前！な、走るチョッパー
「女の子が乗っているようには見せたくなくて、『男前なデザインにしてください』ってお願いしたんです（笑）」と、オーナーの nao さんが言うとおり、ベースが 100 周年記念の白いスポーツスターだったとは思えないダーティなチョッパースポーツである。
数年前、ヤマハのスーパースポーツ R1 を購入しようとバイクショップを訪れるも、そこで見たほぼノーマルのスポーツスターにひとめ惚れし、逆転購入。その後、事故で一年ほどバイクに乗れない時期を過ごしたが、回復してから「またスポーツスターに乗るのが楽しくなった」と、2012年の春先にカスタムに着手。
「それまで、『スポーツスターカップに出たい』と思って走り系のスタイルにしていたんですが、ゆったり乗るのも良いなぁ、と思って、チョッパーカスタムをすることにしたんです」
これまでオフロードやモタード、ビッグスクーターなどさまざまなジャンルのバイクに乗ってきた nao さん。カスタムショップではなく、知り合いのバイクや仲間とアイディアを出し合いながら、この姿にたどり着いたそうだ。最近はパワー不足を痛感することが多く、「できたらボアアップさせたい」と言うが、着手はまだ先のことと言う。
カスタムの詳細をチェック！
イージーライダース ５インチバー
「フリスコスタイルをイメージして選びました」というこのハンドル。デザインされた他の部位と見事にフィットしている。
「パっと見たときに『あれ？反対側と違う？』って面白さがあるといいなぁ」という発想から、左右で色違いとした。
２人乗り仕様だったこともそうだが、何より「雰囲気が気に入った」ことでのチョイス。今ではすっかり体に馴染んだそう。
全体をコンパクトに見せる ラウンドエアクリーナー
チョッパースタイルに合わせる意味で、コンパクトなエアクリーナーをチョイス。エンジンまわりがスッキリして見える。
スーパートラップ 2 in 1 マフラー
元々レーサー風にカスタムしていた頃に装着したもの。とはいえ違和感があるわけではなく、むしろマッチしている。
プログレッシブ リアサスペンション
車両購入当時にすでに装着。ローダウン時に用いられる多いパーツで、「まぁ、こんなもんでしょう」とはオーナー。
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