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オイル交換実践編2 この項で紹介するのはプライマリーオイルとミッションオイルの交換作業です。この作業にもそれなりのコツと作業中のチェックポイントがあります。我々メカニックが作業の際にどんなところに注意しているのか、皆さんの参考になれば幸いです。 ドレンボルト先に注目!
プライマリーのドレンボルトはプライマリーカバーの下部にあります。ドレンボルトを外すとプライマリーオイルが抜け始めます。サイドスタンドを立てたままだと、オイルが完全に抜け切らないので、ある程度抜ければ車輌を垂直にし、古いオイルをしっかりと抜いてやってください。このとき注意いただきたいのがドレンボルトの先端のチェックです。プライマリーのドレンボルトの先は磁石になっており、オイル内の鉄粉を吸着します。オイル交換の際に今までのオイル交換時に比べ鉄粉の量が多すぎるのであれば、トラブルが起こっていないかショップに相談しましょう。普段から鉄粉の量を見る癖をつけておけば、トラブルの火種を早めに見つけることができます。鉄粉は確認後綺麗に拭き取り、こちらもできればシールテープを巻き、締めすぎないよう注意しながら取り付けてください。プライマリーオイルの交換の際に一緒にチェックできるのはプライマリーチェーンの弛みです。ダービーカバー横のインスペクションカバーを外し、指でチェーンの上部を押し、張りをチェックします。チェーンの弛みが大きいと走行中に「カラカラ」と音がしてきますので「あれ?」と思ったらショップに相談し、調整しましょう。
すべての作業が終わればインスペクションカバー、ダービーカバーを締めるのですが、この際にくれぐれもボルトを舐めないよう気をつけてください(ドレンボルトはテーパー状のボルトのため力いっぱい締めるといくらでも締まり、最後にはネジ穴を破損してしまいますので気をつけてください)。なお、インスペクションカバーを取り付ける際はガスケット(スポーツスターの場合Oリング)をチェックし、傷んでいるようでしたら交換してやりましょう。 ギアの入りやすさに影響します ミッションオイル交換があるのはビックツインモデルだけです。スポーツスターの場合、ミッションとプライマリーがつながっているため、先ほどのプライマリーオイルの交換作業だけで終了です。
オイル交換で気をつけること メカニックは以下のような点に注意しながら作業をしています。みなさんもオイル交換をする際には、ぜひお気をつけくださいませ。それにしても、オイル交換1つを取ってみても奥が深いものです。
古いオイルを 古いオイルからトラブルの兆候を察知できれば、大きなトラブルになるのを未然に防ぐことができます。
リングや せっかくオイル交換をしたのにオイル漏れを起こしてしまえば元も子もありませんから。
オイルの量を オイルは多すぎても少なすぎてもダメです。少なすぎるとエンジンの焼きつきや部品の潤滑不足に。多すぎるとオイル漏れの原因になります。
オイル交換の際は汚れた各部は オイル交換の際に各部を綺麗にしてやれば、交換後に万が一オイル漏れが行っても早めに発見することができます。汚れなのかオイル漏れなのか、がわからない車輌だとハーレーがかわいそうですね。 |
![]() 近藤 弘光 53歳。1979年に「モトスポーツ」を創業。ショベルヘッドが新車の頃からツインカムが現行の今までハーレー業界の第一線で活躍している。オートバイを愛するが故に規制対応マフラー「ECCTOS」やオリジナルエンジン「U-TWIN」の開発に携わる情熱家でもある。 必見のブログ! もう少し深くハーレーを学びたい人は近藤さんのブログは要チェック!初歩的なことからマニアな情報まで内容満載です。
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