排気量アップのイロハ
じっくり学んでください
キャブレターやマフラーなどで愛車をカスタムするのは定番の手法ですね。しかし「もっとパワーを! もっとトルクを!」という場合に行われるのはボアアップ、排気量を上げるカスタムが有効です。便宜上、排気量を上げることをボアアップと言いましたが、排気量を上げる方法は実は2種類あります。ボアアップとストロークアップです。「何それ?」とお思いの方のために、今回はこの2種類のカスタムについてご紹介しましょう。

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排気量アップのイロハ キャブレターやマフラーなどで愛車をカスタムするのは定番の手法ですね。しかし「もっとパワーを! もっとトルクを!」という場合に行われるのはボアアップ、排気量を上げるカスタムが有効です。便宜上、排気量を上げることをボアアップと言いましたが、排気量を上げる方法は実は2種類あります。ボアアップとストロークアップです。「何それ?」とお思いの方のために、今回はこの2種類のカスタムについてご紹介しましょう。 そもそも排気量って何?
次に「ボア」と「ストローク」についてご紹介しましょう。ボアとはシリンダー内部でピストンが上下する円筒の内径のことを指します。ストロークとはシリンダー内部でピストンが上下する距離を意味します。ボアアップとはこの円筒の内径を大きくする作業で、ストロークアップとはピストンの上下の距離を長くする作業です。どちらの作業を行っても排気量がアップすることは、上記の排気量の算出方法からもご理解いただけるでしょう。 ボアアップ、ストロークアップ
では仮にボアアップとストロークアップで同じ排気量にした場合、エンジンフィーリングはどのように変わってくるのでしょうか。ピストンの軽さの違いなども考える必要がありますが…その辺りの条件は「まったく同じ」と仮定しての話です。極端な話ですが、ボアアップのエンジンよりストローカーが組まれたエンジンの方がいわゆる「ドコドコ感=鼓動」が増します。ハーレーのエンジンは他メーカーのエンジンよりストロークが長いことが特徴なのですが、ストローカーを組むことで、さらにロングストロークなエンジンになります。ただし、ピストンが上下する距離が長くなるため、ロングストロークになればなるほど高回転が回らないエンジンになります。ボアアップエンジンの場合、ボアが広がることでボアとストロークの比率が変わり、ややショートストロークエンジンになります。ショートストロークのエンジンは一般的に「高回転までスムーズに回るが、せわしない」と言われていますが、ハーレーはもともとがロングストロークエンジンです。少々ボアアップしたところで、ハーレーらしいドコドコ感は消えることはあまりありません。排気量が上がった気持ちよさの方が勝り、気になることはないのではないでしょうか。 圧縮比とセッティング
ここは各ショップによってさまざまなノウハウがありますので、経験豊富なショップに相談するといいでしょう。また排気量が変わるということは混合気の吸入量、排気ガスの排出量も変わりますので給排気のセッティング、点火タイミングも調整する必要が出てきます。ノーマルの排気量に合わせて、各部のパーツはセレクトされていますので、排気量を上げると見直す必要があるパーツもありますので、作業はプロに相談することをオススメします。 |
![]() バージンハーレー |