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Twin Tec製
Twincam Ignition Model TC88A

価格:37,500円 (税込)

購入:カプチ

セッティング出しの楽しみを
TwinTec製のモジュールで味わってください

インプレナー点火系のカスタムにもいろいろありますが、調整する“面白さ”を含むのはイグニッションモジュールだけだと思います。他のカスタム同様、ストック品と交換することから始めますが、イグニッションモジュールの醍醐味はこの先の調整作業、いわゆるセッティング出しにあるのです。そんな細かいことにこだわらず、モジュール交換だけでストックとの差を実感できれば、それはそれで満足するかもしれません。

巷に出ている社外品のモジュールでは、メジャーなところで「SCREAMIN' EAGLE Ignition System」、「DYNA TC88」、「Fire Ball HI4-TC」、「TwinTec TC88/TC88A」などがありますが、モジュール交換のみで満足するタイプがSCREAMIN'のそれです。

 

反対に「DYNA」、「FirerBall」、「TwinTec」等は 進角MAP(アドバンスドスロープ)をセレクトする複数のダイヤルが付いており、これらを調整することで自分好みの、もしくはエンジンに最適な進角を模索することになります。早めの進角MAPにして高速の伸びを楽しむのも良し、遅めの進角MAPにして全体のパフォーマンスは衰えるが低回転時のフィーリングを感じるのも良し。ダイヤル設定&試運転するセッティング出し作業を続けている間は、神経はエンジンへと集中することになり、ますます愛車へ愛着が深まっていくことでしょう。いずれのモジュールも、進角MAPはあらかじめプリセットされたDataをダイヤルなどで選択する仕様となっていますが「FireBall」と「TwinTec」は一味違います。前述に加え、なんと自作した任意の進角MAPを選択できるのです。自分が「TwinTec」のモジュールをチョイスした理由は、まさにこの機能が目当てだった訳です。

※今は再販されていますが、当時「FireBall」用の『PC Link KIT』が販売中止となっていて、自分は「FireBall」から「TwinTec」に浮気した経緯アリ。また04'model以降対応の「FireBall」は「TwinTec」のOEMのようなので同じ物と考えて良いでしょう。

 

進角MAPを自作するには、オプション品の「PC Link KIT」が必要です。今では国内のお店も取り扱うようになったので、比較的容易に入手できるようです。さすがにアメリカ製のツールだけあって 言語等のPCの設定でちょとしたコツを知らないとモジュールとのData通信に苦労しますが、既に先駆者のnappinさんが この辺の技術を確立済みです(nappinさんは日本初であろう HDの進角MAP自作を成し遂げた方)。あとは進角に関するの基本的な知識と、最低限のPCの知識されあれば誰でも進角MAPの自作にトライできるでしょう。

 

実際に今自分が設定している進角MAP
・極低回転領域:いんちきながら三拍子演出する進角0°
・低中回転領域:極力ノッキングを出難く、モタモタ感を強調した超遅進角
・中高回転領域:TC88の能力を生かしたパワー重視の早めの進角

 

自作進角MAPならではの個性的な設定ですよね? ほぼ自分のイメージどおりで満足しています。初めてこの設定で走った時は「おっ!違うなぁ」と感じました。5速が1200回転くらいから引っ張れるのには驚きましたねぇ(笑)。

 

1度、2度の進角差を確実に体感できる訳ではありませんが、MAP作成の細かな数値遊びに妙に熱が入ってしまうんですよ。これがまた面白い。モジュール交換のカスタムは、ストックとの差を確実に実感できると思います。ただし、カム交換やキャブ交換ほど劇的な変化はありません。どのカスタムにも言える“性能向上”の重要性に対して、進角のカスタマイズ(モジュール交換)はむしろ“最適化”にあると言えます。全ての回転域、負荷状態に応じた最適な点火タイミングの条件出しがチューンの基本であり、モジュールメーカーもこれを想定して作成されていると思います。具体的に説明すれば、吸気系、排気系、カムなどのカスタマイズの影響で微妙にズレてしまった点火タイミングの最適値を、自分のエンジンの回し方を考慮しつつ適正化するということでしょうか。95%しか出し切れていない能力を100%発揮させるというレベルなので、モジュール交換で本来エンジンが持つ以上の極端な性能向上は期待しないように(笑)。最適化とは言いましたが、進角を遅くして三拍子を出したりモタモタ感を強調する等、自分はディチューンの方向に走ったりして…。これはこれで、燃費の悪化、異常燃焼によるダメージ、クランクシャフトベアリングへの負荷など、しっかりデメリットを認識した上自己責任で行いましょう。交換してハイ終わり!では済まない、セッティング出しの楽しみをTwinTec製のモジュールで味わってみて下さい。

DATA
投稿:Takashi4さん
所有:2002年式 FLSTF
URL:Takashi4さんのウェブサイトはこちら

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