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地味なカスタムではあるけれど キャブレターやマフラー、カムなどを触った人で点火タイミングにまで気を使っている人はどのくらいいるのでしょうか。ノーマル点火タイミングのままでも問題はないですが、エンジンをベストなコンディションで働かせてやるためには点火チューンはお勧めのカスタムです。「最適な吸気、最適な点火、最適な排気」を実現するとエンジンは理想の状態で働いてくれます。吸気・排気パーツは車輌の味付けを変えるパーツですが、点火パーツは味付けを変えた車輌を最高の状態に調整するパーツだと考えることができます。おいしい料理を仕上げる隠し味みたいなものでしょうか(笑)。
さて、今回当編集部Tの97年式スポーツスターに取り付けた点火パーツはフルトランジスタで点火タイミングを調整する「ダイナ2000i」と、ノーマルのデュアルファイヤーコイル(同時爆発)をシングルファイヤー(独立点火)に変更する「ダイナコイル3Ω 独立点火用」です。吸気、排気、カムは触っている車輌で「恐らく点火タイミングは最適でないだろう」ということで取り付け後にどのような変化が起こるのが試してみました。
結果は低回転でのノッキングが減り、高回転でもエンジンが唸らなくなっています。車輌の乗り味が激変するものではありませんが、上から下まで気持ちよく走ることができるエンジンになりました。今まで取り付けてきた吸排気パーツが持っていた潜在的な力を出してやることができたのでしょう。ダイナ2000iで点火タイミングを最適なものに調整し、独立点火コイルでプラグから飛ぶ火花を強化し、エンジンは気持ちよく仕事をしてくれています。
ポイント点火やデュアルファイヤーなど効率を追求しないパーツは「味がある」と言われますが、フルトランジスタ、独立点火プラグでエンジンにベストな点火を与えてやったエンジンにも「味」はあります。どちらがいい、というわけではありませんが、上から下までエンジンが気持ちよく働いているのを感じながら走るのは、病みつきになりそうです。 フルトランジスタ・ポイント点火 シングル・デュアルファイヤー |
インプレについて 特に記載がない限り、この記事についてはバージンハーレー編集部のスタッフが実際に体験し、インプレッションを行っています。インプレ内容については、バイクのコンディションによっても変化しますので、参考としてご覧下さい。 |