

栄光の歴史をほうふつさせる
あえてハーレーで挑む大人の遊び
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かつてハーレーダビッドソンが生み出したモーターサイクルが、サーキットで輝いていた歴史をご存知だろうか。一般的には 名車XR750 に代表されるダートトラックレースでの活躍が有名だが、1960年代からハーレーはロードレースに力を注ぐようになり、AMAロードレースにおいて XR750TT が活躍、また 250RA というロードスポーツで世界GP 250ccクラス 3年連続チャンピオンに輝くなど、「ハーレーダビッドソン=レースの王者」としてレースシーンに君臨していた。星条旗のデザインと HARLEY-DAVIDSON の文字が組み込まれた伝統の“ナンバーワン”ロゴは、当時最速の称号を手にしたハーレーダビッドソンの象徴だった。
ときが過ぎ、今やハーレーダビッドソンと言えば「カスタムやツーリングを楽しむことがメインのモーターサイクル」として新たな地位を築き、エンドユーザーのバイクライフに寄り添ったモーターサイクルの開発に注力するようになった。それによって旅を楽しむツールとして多くの人々に愛されるようになったハーレーは、オーナーの良き相棒としてさまざまな風景に溶け込み、日常を超えた喜びをもたらす存在としてファンを増やしてきた。
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| そんななか、ハーレーでスポーツライディングを楽しもうとサーキットを疾走するライダーがいると聞きつけて、岡山・美作の岡山国際サーキットへと足を運んだ。サーキットを走るのならばタイムにこだわりたいし、それならスーパースポーツ系バイクを駆るのがある種の必然である。だが、そうした非日常の速度域の世界にハーレーを持ち込む――。現在の日本のモーターサイクルシーンにおいてはミスマッチとも思える組み合わせだが、そこから生まれる醍醐味とは何なのか。笑顔とともに駆け抜けるライダーの声をお届けしよう。 | ||