

AMDショー世界予選を開催
世界を目指すチャンスがここに
クールブレーカーでは、各種のアワード(賞)がある。「AMD ワールドチャンピオンシップ 日本予選」、「ライドインショー」、「S&S杯 ベストオブビルダー賞」の3つがそうだ。注目はなんと言っても、「AMD ワールドチャンピオンシップ 日本予選」だろう。世界に名だたるアメリカのカスタムショーに、クールブレーカーで優勝したビルダーを送り込む、新しい試みだ。審査によって選ばれた代表者は、AMDショーの参加にかかる渡航費などのサポートをクールブレーカーから受けることができる。世界を目指すショップには嬉しいアワードだろう。
「ライドインショー」は、展示されている車輌に火が入り、迫力サウンドを奏でながらステージに駆け上がってくる。ホンモノのカスタムバイクが走る姿には興奮を禁じえない。参加車輌は、来場者によって採点されるのだが、車輌の完成度だけではなく、入場時のPRによって得点が変わってくるのが面白い。一方「S&S杯 ベストオブビルダー賞」は、S&S社スタッフとハーレー各誌の代表者によって、出展車輌の中でベストビルダーを選出。優勝者には「S&S製エンジン」が贈られる豪華な賞で、多くのビルダーを刺激している。
ちなみに今年は、各賞とも愛知県の「KEN’S FACTORY」が受賞し、3冠王に。ビルダー、来場者、メディアのすべてから最高の評価を受ける結果となった。

これまで貫いてきたスタイル
アメリカでどう評価されるのか、楽しみです
3冠王に輝いた「KEN'S FACTORY」代表の永井氏に、今回のアワードについて感想を聞いてみた。
「クールブレーカーは昨年、今年と、各賞などのイベントを用意してくれました。ビルダーが張り合いを持てるよう、新しいことに取り組んでくれ、いい方向に変わりつつありますね。まさか自分たちが、3つもアワードをもらえるとは思っていなかったので、ちょっと驚きました。自分がやってみたいことをコンセプトに、きっちり仕上げた自信はありましたが、もっと「和のスタイル」の車輌が評価されると思っていましたから。数年前からクールブレーカーに出展される車輌のレベルも上がってきているので、他のショップがどの受賞してもおかしくなかったでしょう。
今回、AMD予選で多くのビルダーの方に代表に選んでいただき、嬉しいですね。これまでも何度かアメリカのショーにはエントリーしたことがあり、今回の賞を頂かなくてもAMD本選にはエントリーするつもりでした。ですから『もう少し若いショップがAMD出場権を取り、海外に出るチャンスを掴んだ方がよかったのかもしれないな』とも思いますね。それでも、選んでいただいた以上、全力で挑戦してくるつもり。奇をてらわない『KEN’S FACTORYらしい1台』を、アメリカに持っていこうと思います。これまで貫いてきた自分のスタイルが、アメリカでどんな評価を受けるのか。今から楽しみですね」。
クールブレーカーらしさは維持しつつ
新しいことにもチャレンジしていきます
「今年もやっと終わったという感じですね。AMDの予選会など新しいこともやったので、いつも以上に疲れましたよ。でも、終わったらまた来年が楽しみになってくる(笑)。そもそもクールブレーカーは日本のカスタムシーンを盛り上げたい、自分たちの創った作品をたくさんの人に見てもらいたい、そこから始まったショーでした。回を重ねるごとにクールブレーカーに求められるものも変わってきて、ここ最近は新しいイベントも導入しています。
ただ、すべての出展車輌に順位着けをしていくのはクールブレーカーの目指すことではありません。ショップ同士が刺激を受け合うのはいいことですが「競いつつも、ショーを楽しむ」スタンスで行きたい。ライドインショーなどがクールブレーカーらしいイベントと言えますね。ただ「上を目指す」ショップに対してはチャンスを提供して、サポートできる環境を整えていきますよ。小難しいことを言いましたが、来場者の人は気楽に楽しんでください。200台以上ものカスタムがありますから、きっと気に入るハーレーが見つかるはずです。たくさんの人に見てもらえることがビルダーの励みになりますから」。
Cool-Breaker
クールブレーカーは、例年秋に「パシフィコ横浜」にて開催されている。JR「桜木町」もしくはみなとみらい線「みなとみらい」からのアクセスが便利。開催期間中は二輪駐車場も用意されている。
会場:神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1「パシフィコ横浜」
開催:2006年11月3日(土)、4日(日)