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「伝統」と「現代の技術」が
融合されたモデル、ソフテイル

カスタムの世界では今も昔も人気の「リジッドフレーム」。スタイルはいいものの、純正で採用するには快適性などの点で問題がありました。そこで開発されたのが1984年モデルから登場した「ソフテイルフレーム」です。一見すると「リジッドフレーム」のように見えますが、フレーム下部にサスペンションが装備されており、スタイルと快適性が両立された高機能なフレームです。そのフレームが採用されたソフテイルファミリーは、現在も多くのハーレー乗りから支持されています。ビンテージハーレーのようなフレーム造形を持ちつつ、現代で通用する性能を持つ。ソフテイルファミリーは「伝統」と「現代の技術」が融合されたモデルと言えます。

 

ソフテイルファミリーには、専用の「ツインカム96B」エンジンが搭載されています。2006年モデルまでは、「ツインカム88B」でしたが、2007年モデルから排気量大きくなった新型エンジンが採用されています。このエンジンの内容は 別ページ をご参照いただくとして、ここでは「ツインカム96B」について詳細をご説明いたしましょう。

 

「ダイナ」や「ツーリング」ファミリーで採用されているラバーマウントの「ツインカム96」エンジンとは違い、ラバーを介さずフレームに直接エンジンがマウントされているため、ソフテイルフレームではエンジン周りのフレームがややコンパクトになっています。また、1584ccのエンジンから生み出される振動は「ツインカム96」エンジンではラバーが収束しますが、「ツインカム96B」エンジンでは、エンジンが生み出す振動を打ち消す「カウンターバランサー」が採用され、穏やかで快適な走行が実現されています。

ツインカム88Bから現在までの
ソフテイルFLファミリーの変遷

車種ここでは、ツインカム88Bから現在までのソフテイルFLシリーズの変遷についてご紹介いたしましょう。エンジンが2007年モデルで「ツインカム96B」に変わったのはすでにお話いたしましたが、ツインカム96Bの採用に際して、それまでの5速ミッションから6速ミッションに変更されています。また、それまではキャブレターモデルが中心だったラインナップが、環境に優しいインジェクションモデルへとすべて変更されています。2008年モデルからの変化では見た目には大きな変化はありませんが、フレームとスイングアームが強化されて、ブレーキも仕様変更となりました。ツインカム88Bから現在に至るまで、タイヤサイズも少々変遷がありました。フロントタイヤはほとんどのモデルで130mm(2007年モデル以降のファットボーイのみ140mm)が採用されていますが、リアタイヤについては2002年モデルまでが130mm、2003年モデルからはおおむね150mmが採用されてきましたが最近のモデルに関してはリアタイヤが140mm、150mm、200mmとモデルによってサイズがバラバラになっています。

 

ソフテイルFLシリーズはソフテイルフレームでクラシックなスタイルを実現するハーレーの王道的なモデルのせいか、奇をてらったモデルの増減はほとんどありません。過去にあったラインナップで言うと、FLSTSやFLSTSCなどのスプリンガーフォーク搭載モデル。ツインカム88エンジン時に追加されたモデルでは、2005年モデルから登場したFLSTNくらいです。しかし、そのソフテイルファミリーにもカスタム色の強いモデルが登場しました。2008年1月に突然発表されたFLSTSB“ソフテイルクロスボーンズ”です。ソフテイルFLシリーズの持つクラシカルなスタイルはスプリンガーフォークなどから感じられますが、ただのクラシック路線のモデルではありません。ソフテイルFLシリーズの持つ伝統的なスタイルと現在のカスタムテイストが融合したこのモデルが、今後のソフテイルFLシリーズの方向性を左右するのかもしれません。

ソフテイルFLファミリーに興味のある方へ
最後にディーラーマンよりメッセージ

FLシリーズの車輌に興味をお持ちの方は、「ツーリングファミリー」とで悩む方が多いようです。どちらのモデルを選ぶのか、じっくりと悩んでいただいて後悔しない選択をしていただきたいですね。その際、私どもがアドバイスさせていただくのは「リアサスペンションが見えていない『リジッド風』のスタイルが好み」な方はFLシリーズ、「年間走行距離の多くをロングツーリングに利用される」方はツーリングファミリー。両方の車輌を見ていただいて、ご相談に乗らせていただいています。

 

ツーリングファミリーはオーディオ搭載や、いかにもハーレーといったカウルなど装備が充実しているのに対して、ソフテイルはFLと言ってもやはりワイルド。快適さはもちろんながら、若々しいスタイルが特徴です。この辺りは完全に好みになりますから、使い方をじっくりディーラースタッフとご相談された上で試乗し、ご購入されることをオススメします。

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