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人気モデルを多く擁する
ツーリングファミリー

「より遠く、より快適に」。

その名の通りツーリングでの使用を念頭に開発されたファミリーです。1日に何百キロを走破しても体に負担がかかりづらい、充実の装備が自慢です。乗り手の体力を少しずつ奪う風を遮る大柄なウインドシールドやフェアリング(カウルのようなもの)、快適なフットポジションを実現するフットボード、旅の装備を積載できる大容量のサドルバッグ…など他ファミリーの上をいく快適性が人気の秘密です。ハーレーは「キング・オブ・ハイウェイ」と称されることがありますが、ツーリングファミリーこそ、その名にふさわしいと言えます。また、ツーリングファミリーのモデルはすべて「FL」という名を冠していますが、これはハーレーの歴史の中で伝統あるモデルにのみ冠せられてきた名称。装備は年々進化してきましたが、そのスタイリング、コンセプトは100年以上続くハーレーの伝統をもっとも忠実に体現しているファミリーなのです。

 

現行のツーリングファミリーには2006年までの「ツインカム88」エンジンではなく、2007年に登場した「ツインカム96」エンジンが採用されています。このエンジンの内容は 別ページ をご参照いただくとしますが、新しく6速ミッションが採用されたことは高速巡航の多いツーリングファミリーに最も恩恵があったのでは、と私考えます。またインジェクションのセッティングが年々良くなってきており、過去最高のロングストロークエンジンのおかげで一発一発の鼓動はこれまでのモデルを超えたのではないか、とさえ感じられました。

 

「ツインカム88」から引き継がれてきたエンジンの特徴についても簡単にご紹介しましょう。「ツインカム96」エンジンではエンジンがゴムで挟みこまれた「ラバーマウント」システムが採用され、ハーレーらしい鼓動だけを残し、不快な振動は軽減されるよう設計されています。この「ツインカム96」エンジンと「ラバーマウント」のおかげで、快適なツーリングを楽しみつつも、エンジンから伝わる生き物のような躍動感も感じることができるのです。ちなみに、同じラバーマウントを搭載するダイナファミリーのエンジンが2つのゴムを介して載せられているのに対して、ツアラーは3つのゴムを介して載せられています。ツアラーが、より”快適さ”を追求しているのがお分かりいただけると思います。

ツインカム88から現在までの
ツーリングファミリーの変遷

車種ツーリングファミリーについては見た目やタイヤサイズに大きな変更はありません。ただし、オーディオは新しいモデルになるほど使い勝手のいいモノに代わっています。2002年までのモデルはAM/FM/カセットにしか対応していませんでしたが、2003年以降はカセット機能がCDに変更、2006年からはMP3プレイヤーに対応したモノに変更されています。オーディオ機器は後から変更するのは大変ですから、新しいモデルを選んだ方がいいでしょう。モデルの増減についても触れておきましょう。かつてはロードキング・ポリスというモデル人気モデルがありましたが、2003年モデルを最後にラインナップから落ちています。代わりに2005年に登場したFLTR(ロードグライド)、2006年のFLHX(ストリートグライド)など、保守的なイメージが強いツアラーにもスタイリッシュなモデルが登場し、人気を集めています。

 

先ほど見た目には大きな変化はない、と書きましたが、実はタンクの容量が18.9Lから22.7Lへと増えています。見た目を変えずにタンク内部の構造を換えることで容量アップが実現されています。他にも、ハンドルの配線がスッキリとスロットルレスポンスが向上する電子制御スロットルやブレーキにABSが採用されるなど、2008年のツーリングファミリーは大きな変化を遂げています。大きく進化を遂げているにもかかわらず、見た目には変化を感じさせないところが、旧き良き伝統を守るハーレーの素晴らしい点と言えるでしょう。

ツーリングファミリーに興味のある方へ
最後にディーラーマンよりメッセージ

オーナーによって好みはあるでしょうが、威風堂々としたツーリングファミリーはいつの時代も見る人の目を惹きつけてやみません。一般の方がハーレーと聞いてイメージするのもツーリングファミリーが多く、その点から考えると、「王道」とも言えるファミリーです。今までも、これからもハーレーの伝統を受け継いでいくツーリングファミリー。ツーリングファミリーのオーナーはその伝統ある歴史を将来まで受け継いでいく乗り手の一人だと言えるでしょう。ツーリングモデルとしてのハイレベルな機能性、ハーレーの伝統を受け継ぐその歴史、これからオーナーになる方はその両方をお楽しみください。

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