VIRGIN HARLEY | インカム B+COM SB4Xで楽しむ快適ツーリング 特集記事&最新情報

システムでさらに進化を遂げたインカム B+COM SB4X
    取材協力/有限会社サインハウス  写真/モリヤン  文/モリヤン、TOMO  構成/VIRGIN HARLEY.com 編集部
    掲載日/2013年10月9日

面倒な操作を排除し
クリーン環境で使用できる

B+COM(ビーコム) SB4Xのメリットは、ソロでもタンデムでもグループでもそれぞれ楽しみ方があり、使える幅が広いことだ。インカムとしての機能は充実。タンデムランや2台でのツーリングはもちろん、複数のライダーが参加するグループツーリングでも、本体だけで最大4人での会話が楽しめる。また、ステーションの外部入力ラインによるナビや携帯電話などの音声のシェア、また『B+com TYPE:SB213 EVO』なら最大6名での同時相互通話が可能になるなど、その機能の充実ぶりには目を見張るばかり。

 

ソロでの使い道は、まずブルートゥース機能がある機材からの電波受信が容易なため、ナビやスマートフォンなどからの音声を快適な音で受信できること。そして音楽を聞きながら電話着信にも応対できたり、ナビからの情報もハンズフリーで受け取れるので、まったく安全性に支障のない環境での情報収集が可能なことである。

 

デザインはスマートかつコンパクト。どんなタイプのヘルメットにも基本的には装着可能で、衝撃にも強く防水機能ももちろん備えている。

 

クリアな音声は、音楽を快適に聞く上でも重要だが、高速域での会話でも雑音を気にすることなく使用できる点で、従来のインカムの常識をはるかに超えたものである。

 

ビーコムの導入でツーリングの世界が変わる。製造販売元のサインハウスでは、次世代バイクパーツを数多く扱い、快適なバイクライフをサポートし続けている。

 

有限会社サインハウス

住所/東京都世田谷区奥沢6-19-21

Tel/03-3702-5050

Fax/03-3701-0700

>> ウェブサイト

国内外のバイク用品やバイクパーツ、カスタムパーツの輸出入や販売などを手広く手がける代理店。なかでも今回紹介するインカム B+COM製品の製造販売元として知られる

B+COM SB4X シングル
バイク用
Bluetoothインカム

商品詳細はこちら

Bluetooth/Ver.3.0
チップ/CSR BC05MM SHオリジナル3チャンネルタイプ
RFレンジ/Class1(B+COM)/ Class2(携帯電話×1、オーディオ×1)
スピーカー/2スピーカー44mm, 8Ω、0.5W モノラル時も2スピーカー
連続使用時間/[携帯電話最大通話時間] 約18時間
[待ち受け時間] 約500時間(4-12mAh)
[オーディオ最大使用時間] 約18時間
[B+COM最大通話時間] 約16時間
※気温や周囲の音量など、使用環境により大幅に差異が生じる場合あり
本体サイズ/97.6mm×43.0mm×26.0mm (マイク部170.0mm)
本体重量/58グラム (マイク部、取付ホルダー含まず)
品番/00075029
メーカー希望小売価格(税込)/34,965円

B+COM SB4X 取り付け手順

本体を取り付ける場所にベースプレートを装着する。ワイヤークリップになっているので、ヘルメットシェルを挟み込むのだ。

本体を取り付ける場所にベースプレートを装着する。ワイヤークリップになっているので、ヘルメットシェルを挟み込むのだ。

ワイヤークリップでのベース取り付けができない帽体には、両面テープ付きのベースで対応できるようにパーツが付属している。

ワイヤークリップでのベース取り付けができない帽体には、両面テープ付きのベースで対応できるようにパーツが付属している。

B+COM SB4X本体は、ベースの上にクイックラッチで取り付けられるようになっている。取り外しもワンタッチで簡単なのだ。

B+COM SB4X本体は、ベースの上にクイックラッチで取り付けられるようになっている。取り外しもワンタッチで簡単なのだ。

ちょうど耳が収まる場所に、薄型スピーカーのベースを両面テープで固定。その上にマジックテープで薄型スピーカーを装着。

ちょうど耳が収まる場所に、薄型スピーカーのベースを両面テープで固定。その上にマジックテープで薄型スピーカーを装着。

ジェットヘルメット用マイクをSB4X本体先端に取り付ける。フレシキブルアーム先端に装備されているのがマイク本体だ。

ジェットヘルメット用マイクをSB4X本体先端に取り付ける。フレシキブルアーム先端に装備されているのがマイク本体だ。

フルフェイス用のマイクはアームレスなので、付属の両面テープでチンガードの内側に装着。吐息がかからぬように少しオフセット。

フルフェイス用のマイクはアームレスなので、付属の両面テープでチンガードの内側に装着。吐息がかからぬように少しオフセット。

電源を入れるには、ダイヤルを指で押しながら、後端の小さなレバーを3秒間引き上げる。グローブをしていても操作しやすい。

電源を入れるには、ダイヤルを指で押しながら、後端の小さなレバーを3秒間引き上げる。グローブをしていても操作しやすい。

インカム使用する場合のリンク方法は、上部にあるプッシュボタンを3秒ほど長押し後、もう一度押す。青い点滅で確認できる。

インカム使用する場合のリンク方法は、上部にあるプッシュボタンを3秒ほど長押し後、もう一度押す。青い点滅で確認できる。

実際に着用して、相互に話ができるか確認してみる。高速走行中だと、車や障害物がある状況でも約500メートルなら声が届く。

実際に着用して、相互に話ができるか確認してみる。高速走行中だと、車や障害物がある状況でも約500メートルなら声が届く。

Bluetooth機能があるスマホ等の端末機械なら、快適な音声で受信できる。バイクを乗りながらリスニングも楽しめるのだ

Bluetooth機能があるスマホ等の端末機械なら、快適な音声で受信できる。バイクを乗りながらリスニングも楽しめるのだ

B+COM SB4X インプレッション体験ツーリング

いつでも声をかけ合えるから
今まで以上にツーリングが楽しくなる!

何台かでツーリングしていても、一度走り出してしまえば、ライダー同士は「ひとりぼっち」。コトバでリアルタイムなコミュニケーションはとれません。そこで登場したのがインカム形式のワイヤレスコミュニケーションツール。このアイテムは、「一度使うと手放せなくなるよ」……そんなハナシをよく聞きます。そこで、ホントに便利なの? と、インカム付けて2台でツーリングしてみることに。試したのは、音が良く、電源が保つから丸一日つなぎっぱなしでも大丈夫という頼もしいアイテムB+COM SB4X。そして……このツーリングでわかったことは……やっぱり便利~。はぐれないし、いいもの見つけたら、すぐ相談! なにより、いつもひとりぼっちじゃない。この感覚がステキ!

 

風切り音が大きくなる高速道路でも、クリアな音質で自然な会話ができるB+COM SB4X。ツーリングの始まりも、会話しながら向かえばさらにテンションが上がるね。

「給油したいから、サービスエリアに寄っていい?」って、出発前にガソリン入れてこなかったの~? なんてやり取りが楽しめるぐらい、走行中でも臨機応変に対応できてストレスフリー。

「もうすぐ給油が終わるから、ガソリンスタンドの先で待っててー」。そんなちょっとした合流や再スタートもスムーズ。

「あれ? どっちに行くの~?」。道を間違えたり信号待ちではぐれたりと、ツーリング先で起こるこんな状況でも、声をかけ合えればカンタンにカバーできます。

お洒落なカフェ発見! 「よし、行ってみよう」。突如発見した新たなスポットにだって、すんなり対応できちゃいます。

たまたま見つけた「洋風食堂 DINER TOCCO 2」。ここでランチタイム。

彩りも鮮やかなランチプレート。美味しくて、ボリュームもあって大満足!

お腹も満たされてゴキゲン。気持ちよく西伊豆スカイラインを走っているときだって、会話が弾みます。

汗ばむほどの陽気、冷たいものが欲しいなぁ~。「アイス食べたーい」のひとことでソフトクリーム休憩。

10無事目的地に到着~。走っているあいだもずっとインカムでつながってるっていいね。ツーリングがもっともっと楽しくなるよ。

B+COM SB4Xを使用してみた感想

クリアな音質が耳に心地よい
自然な会話が楽しめちゃう!

とにかく驚かされたのが「音質の良さ」。一般道はもちろん、風切り音が増す高速道路でも、時速100kmぐらいでの巡行ならお互いの声をクリアに楽しめちゃう。しかもペースが上がっても雑音がほとんど入らないのはすごい。普通に喋るのと同じように会話できるんだよね。ちょっと疲れて眠くなってきた……なんてとき、無理について行かなくても、「休憩したい」ってすぐに伝えられる。普段はインカムを付けてツーリングをすることとかないので、今回のインプレッションは新鮮な体験でした。自由で、楽しくて、安全なツーリングができるアイテムだね。うーん、個人的にも1セット欲しくなっちゃった(笑)。

 

TOMO

TOMO

愛車のBMW K 1300 Rとともに、二輪各誌でさまざまな企画にトライするモデル兼ライター。どんな車両でもサラリと乗りこなしてしまうスキルの持ち主で、ライディングフォームの美しさにも定評がある。VIRGIN BMW.comではブログ「TOMOのK 1300 Rな日々」(毎週金曜更新)を連載中。

もっとB+COM SB4Xを楽しむためのオプション製品紹介

音楽と通話も楽しめるし
ナビなどの音声案内もキャッチ!

B+COM STATION

聴けばナットク!
よりクリアなサウンドを味わう

B+COM STATION

デバイス音声と会話の同時使用に加え、『B+COM TYPE:SB213 EVO』を用いれば最大6名での同時通話が可能に。また、外部入力ラインを使用すると、ナビやスマートフォンなどの音声も同時にシェアできるようにセットできる。

商品詳細はこちら

音にこだわるライダーには最適な、より高音質のスピーカーユニット。直径もノーマルより1cmほど小さいので、取り付けスペースも余裕ができる。標準タイプの薄型スピーカー以上の音質を約束してくれる。

商品詳細はこちら

今回登場した車両紹介

Harley Davidson FXDBA Street Bob Limited

ダイナファミリーのエントリーモデルとも言えるFXDB ストリートボブの特別カラーバージョン。スキャロップツートーンペイントタンクやレッドリムのスチール製レースホイールなど、ベーシックモデルとは一線を画したオリジナリティあふれる一台である。

BMW Motorrad F 800 GT

BMWのミドルクラスセグメントを担うFシリーズに加わったニューカマー。“GT”の名を冠する800ccクラスのツーリングモデルで、水冷並列2気筒エンジンを搭載している。その軽快な走りとコンパクトなボディは、はからずも日本人向けとも言える仕様になっている。