VIRGIN HARLEY | ハーレーマフラーのクロームワークス用パインバレーオリジナル消音キット 特集記事&最新情報

取材協力・写真/パインバレー 取材・文/田中宏亮 構成/VIRGIN-HARLEY.com編集部

掲載日/2014年7月28日

その重低音サウンドから人気も高く、愛車に取り付けているオーナーも多いクロームワークス製マフラー。しかしながら、閑静な住宅街にお住まいの方など、「気には入っているんだけど、少々音が大きい」と感じるオーナーが存在するのも確か。そんな悩みを解消すべく、パインバレーが開発した消音キットが話題を呼んでいる。その性能について、店長の秋山直輝さんが語ってくれた。

 

サウンドを押さえつつも乗り味はそのままに
パワー&トルクも損ねない画期的なアイテム

「ちょうどいいサウンドで、しかもパワーやトルクが落ちない消音キットが作れないだろうか」

 

この発想が生まれたキッカケは、来店するハーレーオーナーの悩みからだと秋山さんは話す。気に入って購入したクロームワークスの重低音マフラー、その人気はベーシックなスタイリングとサウンドにある。せっかくハーレーに乗っているならば、迫力あるサウンドを味わいながらあらゆるところへ走っていきたいと思うもの。しかし、住環境によっては心苦しい思いをしたり、音そのものや振動で疲れてきてしまうことも。そのためには、ほんの少しでいいから音を抑えたい。

 

クロームワークスから純正の消音キットが販売されているのだが、取り付けてみても体感レベルで言えば違いが分かりにくい。「せっかく購入しても、効果が薄いのであれば意味がない」と、北米マフラーなどに交換するクロームワークス ユーザーが相次いだという。

 

「実測した結果、純正消音キットでは数デシベルほどしか変わっていませんでした。さらにシャーシダイナモで測定をした結果、低速から高速までのほぼ全域でパワー・トルクがダウンしている傾向も見受けられたのです。そこで、『俺たちでベストな製品を作ろう!』と、パインバレー オリジナルのクロームワークス消音キットを開発することになりました」

 

発案から完成まで一年を要したというパインバレー オリジナル消音キット。純正消音キットをベースに開発を進めたが、とりわけコーンバッフルの形状はなかなか納得のいく形におさまらず、何度も試作を繰り返したのだという。

 

音量を抑えつつ、クロームワークス本来の重低音は損なっていない。そのうえで、パワー&トルクもほとんどダウンさせないどころか中低速の実走行使用域ではパワー&トルクがアップ(右のグラフ参照)する自信作が完成したと秋山さんは胸を張る。

 

「バタバタとした異音ももちろんありません。これまでの乗り味を変えることなく、納得のサウンドに落ち着かせられる製品なんです」

 

では実際のサウンドは? という疑問については、まずパインバレーのウェブサイト上にある「クロームワークス用パインバレー オリジナル消音キット」でチェックしてみて欲しい。さらに、神奈川・本牧にある同店にはこの消音キット内蔵のクロームワークス マフラー装着の2007年式 スポーツスター XL1200Rが展示されている。また、消音キットを組み込んだクロームワークス マフラーを2週間レンタルできる「お試しマフラーレンタル」を展開中。レンタル後、パインバレーのマフラーを購入するとレンタル代がキャッシュバックされるという画期的なシステムを採用している。気になるハーレーオーナーは、ぜひパインバレーのサイトをチェックしてみよう。

クロームワークス製品情報

クロームワークス用 パインバレー オリジナル消音キット

 

BRAND INFORMATION

パインバレー

住所/神奈川県横浜市中区本牧原12-1 ベイタウン本牧5番街 1階
電話/0120-918-469  FAX/045-305-4006
営業/11:00~19:00 
定休/無休