VIRGIN HARLEY |  XL1200X フォーティーエイト試乗インプレ

XL1200X フォーティーエイトの画像
HARLEY-DAVIDSON XL1200X(2017)

XL1200X フォーティーエイト

XL1200X フォーティーエイト の詳細写真

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排気量1,201ccの空冷4ストロークV型2気筒OHV2バルブエンジン「エボリューション」。ラウンドエアクリーナーは2016年のマイナーチェンジ時に変更されたもの。
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以前の41mmから49mmへと剛性アップしたフォーティーエイトの正立フロントフォーク。トリプルツリーももちろん専用設計に。ヘッドライトは以前と同様ボトムアップ型とされる。
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アンダーマウントされたミラーとの組み合わせが話題を呼んだフォーティーエイトのハンドルまわり。ミラーの視認性はお世辞にも良いとは言い難いが、ハンドル上部にパーツ類が備わらないことからシルエットの美しさが際立つ結果に。
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フォーティーエイトのアイデンティティとも言える容量7.9リットルのピーナッツタンク。分厚いハーレーのエンブレム「バー&シールド」が存在感を増す。フォーティーエイトのカラーリングはこのビレットシルバーのほか、ビビッドブラック、クラッシュドアイスデニム、コロナイエローパール、そしてハードキャンディーカスタムのホットロッドレッドフレークとブラックゴールドフレークという計6色が用意されている。
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今やすっかり標準装備となっているキー付きタンクキャップも健在。青空がきれいに映り込むクローム仕様なところがポイントだ。
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2016年式フォーティーエイトのマイナーチェンジ時にそら豆シートから変更されたシングルシート。ライディング時の負担を軽減できるよう柔らかめのスポンジを用いたレザーシートとなっている。
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ストラットの位置に合わせて短く切り落とされたボブフェンダーにテールランプ機能が組み込まれた一体型のウインカーから成るリアエンドもフォーティーエイトならでは。さらにシンプルに魅せるためのナンバープレートのサイドマウント化も定番カスタムメニュー化している。
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以前のフォーティーエイトはクラシカルなスポークホイールだったが、2016年のマイナーチェンジよりこの9スポークホイールへと変更。ハブ近くの削り出し部分がブラック x クロームのコントラストを美しく演出する。
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フォワードコントロールとなるフットポジション。もちろんミッドコントロール化すれば乗りやすさは向上するが、あえてこのままフォーティーエイトらしいコントロールを探り出すところに醍醐味がある。
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ブラックアウトしたサイレンサーにクロームメッキのカバーを備えることで、ボディ全体の黒い部分を引き立てるカンパニーらしいまとめ方が見え隠れするエキゾースト部分。
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今やスポーツスターモデルには標準装備となっているプレミアムライドエマルジョンサスペンション。プリロード調整機能を備えているので好みの硬さ(柔らかさ)にすることができる。
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2017年モデルより採用されている新デザインのスプロケット。

こんな方にオススメ

凝り固まった熟練ライダーにこそ
未知なるライドフィールを味わってほしい

ビジュアルだけのバイクだと思ったら大間違い、そこで思考を止めてしまったら、ハーレーダビッドソンというモーターサイクルを理解するのは一生不可能だろう。確かにフォーティーエイトのライディング性能に関してはひとくせもふたくせもあるが、それを笑って許容し、凝り固まった先入観の先にある楽しみを味わわせてくれる稀有なモデルだと言いたい。ライダーのライフスタイルまでビジュアル化してくるモデル、フォーティーエイトには、「バイクとはこういうもの」と悟りきった熟練ライダーにオススメしたい。一見ふざけているマシンに見えるだろうが、未知のライドフィールを発見させてくれること請け合いだ。

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