VIRGIN HARLEY |  最新のインフォテイメントシステムで進化を遂げたFLTRXS ロードグライドスペシャル試乗インプレ

最新のインフォテイメントシステムで進化を遂げたFLTRXS ロードグライドスペシャル

  • 掲載日/ 2018年11月08日【試乗インプレ】
  • 写真/磯部孝夫 、VIRGIN HARLEY.com 取材・文/成田 恒一

FLTRXSの特徴

唯一無二のスタイリングに
エンジンはミルウォーキーエイト114

FLTRXSの画像

2019年式ハーレーダビッドソンのツーリングファミリーには大きく分けて3タイプのモデルがラインナップされている。一般的にハーレーと言えば、誰もがまず頭に思い浮かべるであろうバットウイングフェアリング(通称ヤッコカウル)を装着したFLH系のモデルと、ノスタルジックなFLHR系のロードキング、そしてダブルヘッドライトが象徴的なFLTR系のロードグライドに大別できる。そんな中、FLTR系のバガーカスタムモデルであるロードグライドスペシャルは、FLH系モデルに比べ、王道のツーリングモデルというわけではないが、非常に個性的であり魅力に溢れている。

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まずはシャークノーズフェアリングと名付けられた巨大なフェアリングに注目。デザイン的な特徴にもなっているダブルヘッドライトがロードグライドのアイデンティティーとなっている。その防風効果は絶大だ。ロングツーリングでの快適性は特出もので、走行していれば小雨程度なら上半身が濡れることはない。左右に装備されたサイドバッグには1泊2日程度のツーリングの荷物なら余裕で収納できる。エンジンには排気量1,868ccのミルウォーキーエイト114を搭載。ホイールサイズはフロント19インチ、リアは18インチとされる。ちなみに兄弟モデルにあたるロードグライドは排気量1,745ccのミルウォーキーエイト107を搭載し、ホイールサイズはフロント19インチ、リアは16インチを採用している。

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ファクトリーカスタム昨今のトレンドであるダークカスタムのマナーに則り、ロードグライドスペシャルも各部がブラックアウトされている。前後ホイールにフロントフォーク、ハンドルバー、メーターダッシュ、エアクリーナー、エキゾースト、そしてエンジンはブラック&クロームのコントラストが際立っている。そして何より、このスタイリングが美しい。カスタムテイストを加速させるショートタイプのウインドシールドに、サイドバッグはストレッチタイプでリアエンドを伸びやかに演出している。やはりこのスタイリングは唯一無二と言えるだろう。

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ロードグライドスペシャルの試乗インプレッションは次ページにて
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