VIRGIN HARLEY | 森田 あつみ(2012 FLSTN) インタビュー

森田 あつみ(2012 FLSTN)

  • 掲載日/2014年07月23日【インタビュー】
  • 文・写真/モリヤン
    本記事は VIRGIN HARLEY vol.22 にて掲載されたものです

ハーレーインタビューの画像

大切なのは、やっぱり家族と仲間たち
キャンプが大好きなママさんライダーの日常

森田あつみさんの仲間は全国各地にいる。ツーリングが大好きでいろいろと出かける先で知り合ったハーレー乗りが、みな仲間なのだ。だからお話しをうかがう中で登場する親しい友人が近所のハーレー仲間かと思いきや、九州のライダーや仙台のライダーだったりする。

「子供のころからおてんばだったかなー。通学は毎日自転車で片道15キロの道のりを通ってましたね。雨の日も風の日も。でもオートバイは22歳からです。今の主人がバイク乗りだったから 一 緒にツーリングしたくてね。ヤマハのスポーツバイクを買いました」

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群馬県で生まれ育ち、のびのび育ったあつみさんだが、バイクに乗るまでは「富士山なんて、 一 生この目で見ることはないだろう」と思っていたと言う。それがバイク乗りになったことで、もう何度富士山を見たのか数えきれないという人生に変貌したと笑う。

嫁入り道具にバイクを持ちこんだ彼女だが、さすがに子供が次々と3人生まれると、子育てに忙しくバイクからは遠ざかった。しかし、「乗りたい」という情熱は冷めずに、長男の光君が高校生になった頃にライダー復帰。以前のようなスポーツバイクではなく、国産のアメリカンを選んで乗った。

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「旅好きだから、やっぱりハーレーが欲しくなって、選んだのがこのソフテイルデラックスなんです。今や、息子もバイク乗りになって、親子でキャンプツーリングを楽しむような家族になりました」

ご主人は? と尋ねると、なんと、母子の帰りを待って、お弁当や手作りケーキを作ってくれると聞いてビックリ。普通の家族と立場が逆転しているのだ。

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「でも、やっぱり母親は母親ですよ。異常に心配性だしね」と笑って話す光君と三男の徹君。徹君はドゥカティが愛車で、生粋のスポーツバイク好きだ。元々のあつみさんの血を、まっすぐ引いているのかもしれない。

彼女の心配性は仲間内でも有名らしいが、そんな彼女ならではのエピソードもある。なんと、出会ったライダーに必ず手作りの「てるてる坊主」をプレゼントしているのだ。かわいいお守りには鈴が入っていて、魔除けの効果も抜群である。そんなプレゼントを全国各地で出会ったライダーに渡しているのだ。

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「キャンプ好きになったのも、偶然出会った、あるベテランライダーの影響ですね。師匠みたいな人なんです。そして家族も子供もみんな同じ線上で仲間というイメージになりました。そして今や、地元の群馬県より、遠く離れた場所の道路事情に詳しかったりしますよ」

取材当日は、彼女の自宅からほど近い丘の見晴らし台へと出かけた。そこからの眺めはすばらしく、仲間と出かけたプチツーリングも、最高の気分だった。

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愛車は2008年型のソフテイルデラックス。程度の良い中古車を09年の真冬に購入した。寒い時期に乗り始めると、乗りたいことが寒さに勝って気骨のあるライダーを育むというが、彼女はその典型かもしれない。旅好きなので、荷物の積み方もバッチリOK。テールエンドには彼女のお母様が作ったぬいぐるみもある。なんと名前は「できそこない!」

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