VIRGIN HARLEY |  文元加代さん 2010年式 XL883Lレディスハーレー

文元加代さん 2010年式 XL883L

  • 掲載日/ 2016年01月13日【レディスハーレー】
  • 写真・文/田中 宏亮  取材協力/TRAMP CYCLE

ハーレーとの出会い

2010年式 スポーツスター XL883L 文元加代さんの画像

ハーレーに乗るご主人に
引っ張られるように……

バイクに乗るようになったのはかなり遅くて、30代後半になってから自動二輪免許を取得しました。キッカケは主人で、彼が昔からバイクに乗っていたからなんです。ハーレーダビッドソンというバイクを意識するようになったのも主人がスポーツスターを買ってから。今から10年ほど前、そのスポーツスターのタンデムで四国ツーリングに行ったんです。ツーリングはすごく楽しかったんですが、後ろに乗っているときのお尻の痛さと言ったら……(笑)。「バイクで走りに行くのは楽しい。だから私も免許を取ってバイクに乗ろう!」って思ったんです。

最初に乗ったのは、カワサキ・エストレヤという250ccのクラシックネイキッドでした。バイクに乗る楽しさを存分に味わわせてくれた大切なバイクだったんですが、ハーレーがメインのバイク仲間とツーリングに行くと、この排気量じゃついてはいけませんでした。自分もハーレーに乗りたい!という想いを主人に告げたところ、「大型免許を取ったら、ハーレー買ったる」と言われ、それで念願の限定解除をはたしたんです。

2010年式 スポーツスター XL883L 文元加代さんの画像
ウェブで見たこの赤いスポーツスターに一目惚れし、関西のディーラーをめぐってようやく出会えた念願の相棒だという加代さん。「赤いカラーはそのままに、新しいデザインにしてみたいですね」
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カスタムや整備は大阪のトランプサイクルにおまかせ。平日がお休みのときはひとりでトランプまで遊びに来るのだという。

私のハーレー

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2010年式 XL883L

そのレッドがお気に入りの
やんちゃ仕様なスポーツスター

カスタムのこととか詳しくないので、カスタムに関しては主人に要望を伝えたうえで、彼が選んだパーツを取り入れるようにしています。この赤いカラーリングが気に入って選んだので、今のところグラフィックを変える予定はないですね。やるとしても、赤はそのままにロゴだけって感じでしょうか。

私の身長が158センチなので、やはり足つきは気になりました。XL883Lの高さを変えないサスペンションを前後に備えつつ、トランプのソロシートで両足がストンと真下に降りるよう整えました。乗り心地はとてもいいです。

主人が以前からお付き合いしていることもあって、カスタムやメンテナンスはもっぱらトランプサイクルにお願いしています。インジェクションチューニングもおまかせしていて、今回も長岡さんにしっかりセッティングしてもらいました。ますます走るのが楽しくなってきましたよ!

2010年式 スポーツスター XL883L 文元加代さんの画像

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6インチストレートライザーとドラッグバーを組み合わせたオトコマエなコックピット。ミスミエンジニアリング製の細身レバーでブレーキ&クラッチの操作性を向上。
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コックピットをドラッグ仕様としたら、メーターはトランプ製サイドマウントブラケットでエンジン左側に移設を。視認性を考慮したポジションになっている人気パーツだ。
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足つきを格段にアップさせたトランプサイクルのソロシート。メッシュ加工が施されたV字デザインの部分は滑り止めの効果も発揮する。お尻を受け止める位置も申し分なし。
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トランプといえばこのフルチタンマフラーだ。性能アップへの貢献はもちろん、5キロに満たない軽さも大きな魅力で、軽量化したことで以前に比べて取り回しやすくなったという。
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296ミリ仕様のオーリンズ製リアサスペンションを採用。このパーツのおかげで乗り心地は大幅によくなったとオーナーも絶賛。フロントフォークはトランプのスプリングキットでバージョンアップ済み。

ハーレーとの思い出

2010年式 スポーツスター XL883L 文元加代さんの画像
バイクの状態でわからないことがあれば、トランプサイクル代表の長岡 守さんに聞きに行く。同ショップがインジェクションチューニングを取り扱うようになってから、セッティングも含めてすべて長岡さんにおまかせだという。

子どもや孫に見守られながら
ハーレーライフをエンジョイ

主人がスポーツスターを購入して以来、ずっとお世話になっているのがこのトランプサイクルの長岡さんです。主人はカスタムでもなんでも自分でやりたがるんですが、イメージするスタイルがトランプのそれとマッチするからなんでしょう、選ぶパーツもほとんどトランプのものですね。長岡さんは「こういうのがあるといいな」って思うパーツを作ってくれているんですよね、そういうところが「さすがスポーツスターを知り尽くした人だな」って感心します。

カスタムはあともう一段階ってところですね。取り入れたいのは、ミスミエンジニアリングの10スポークホイールとトランプのライトスプロケットです。予算がまとまり次第、交換に来ようと思っています。

ハーレーに乗るようになってからしょっちゅうツーリングに行っていて、なかでもキャンプが一番楽しいですね! 去年は念願の北海道ツーリングを経験したんですが、経験豊富な主人やバイク仲間が定番ルートにしてくれたということもあり、改めて北海道上陸を目論んでいるところです。

うちは長女がすでに嫁入りしていて、今は孫もいるんですよ。私たち夫婦がハーレーに乗って楽しんでいるさまを暖かく見守ってくれていますね。おかげでハーレーライフを存分にエンジョイできています!スポーツスターの楽しさはまだまだ尽きないですね。

2010年式 スポーツスター XL883L 文元加代さんの画像
ご主人と休みが合わなくても、ひとりで走りに出かけていくというアクティブな加代さん。バイクの調子が良くなり、さらに走るのが楽しみだと笑う。
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バイクに合わせた真っ赤なBUCOのジェットヘルメット。リペアしてでもこのヘルメットは使っていきたいと話す。
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冬には欠かせないウインタージャケットはファー付きのものをチョイス。フロントはジッパーとボタンの二重止めなので寒風の侵入をしっかり防ぐ。
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「もはや手放せない」とマストアイテム化したレッドウイングのエンジニアブーツ。安定感のある厚底ブーツのおかげで足つきにも不安なし。

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