VIRGIN HARLEY |  21st Annual YOKOHAMA HOT ROD CUSTOM SHOW 2012 #01トピックス

21st Annual YOKOHAMA HOT ROD CUSTOM SHOW 2012 #01

  • 掲載日/ 2012年12月05日【トピックス】
  • 取材協力/MOONEYES
午前中にはご覧のように会場は人で埋め尽くされた。パシフィコ横浜の全フロアを使ってのこの来場者の密集度は筆舌に値する。
午前中にはご覧のように会場は人で埋め尽くされた。パシフィコ横浜の全フロアを使ってのこの来場者の密集度は筆舌に値する。

今年もカスタムフリークの祭典、「21st Annual YOKOHAMA HOT ROD CUSTOM SHOW 2012」が去る2012.12.02にパシフィコ横浜で開催された。今期MOTORCYCLESのGUESTは3年振りのHOT ROD CUSTOM SHOW(HCS)に登場となるROLAND SANDS DESIGNを筆頭に、BORN FREE 4でBEST IN SHOW WINNERを獲得したMATT OLSENの1947ナックルボッバー、EVIL SPIRIT ENGINEERINGの1947ナックルロングフォーク、さらにNOISE CYCLESの1978ショベルチョッパーにPOWER PLANT MOTORCYCLESの1971ショベルヘッドなど注目モデルが目白押し。そしてCARS GUESTには1972年に初めて VW モーターによるDRAG RACEで10秒台に突入したSCHLEY BROTHERSの1960 VW TYPE I “LIGHTNING BUG” にDALE SNOKEの1964 MERCURY B/FX “THE ROCKET” などホットロッドフリークにはたまらない車両が登場。会場オープンすぐのライドインショーで、これら二輪/四輪のドリームマシンが実際に疾走する姿を目の当たりにしたオーディエンスのボルテージは最高潮に! その他にも “EARLY DAYS CHOPPER EXTRAVAGANZA” と題し、60年代から70年代にかけてのアーリーデイズチョッパーにフィーチャーしたスペースが出現し会場に華を添えた。MOTORCYCLE SHOW650台、CAR SHOW280台、VENDER BOOTH 270件、そして入場者数1万5000人、そのうち海外から500人を動員した今期HCSは、2012年を締め括るにふさわしい内容だった。ではこのワールドワイドなカスタムショーのすべてを最速レポート!

午前9時のオープンとともに会場になだれ込む来場者たち。オープン前から500人オーバーの来場者がこの瞬間を待ちわびていた。
午前9時のオープンとともに会場になだれ込む来場者たち。オープン前から500人オーバーの来場者がこの瞬間を待ちわびていた。
搬入日は本番前日の12月1日(土)であった。車両の運び込みやブースの設営、そしてクロームパーツの磨き込みに出展者は大忙し。
搬入日は本番前日の12月1日(土)であった。車両の運び込みやブースの設営、そしてクロームパーツの磨き込みに出展者は大忙し。
ARROGANT-LUNGEのブースに展示されたEVOスポーツ。前方フロントフォーク側に取り回された2in2マフラーが刺激的な一台に仕上げられている。
ARROGANT-LUNGEのブースに展示されたEVOスポーツ。前方フロントフォーク側に取り回された2in2マフラーが刺激的な一台に仕上げられている。
BGKが手掛けたショベルスポーツカスタム。エッジの効いたアルミの外装と二基掛けのEキャブが見所となっている。
BGKが手掛けたショベルスポーツカスタム。エッジの効いたアルミの外装と二基掛けのEキャブが見所となっている。
BLACK TOPが持ち込んだナックルチョッパー。ガレージチョッパー然とした仕上がりであるが、その実、緻密に作り込まれている。
BLACK TOPが持ち込んだナックルチョッパー。ガレージチョッパー然とした仕上がりであるが、その実、緻密に作り込まれている。
BUDLOTUSが手掛けたショベルヘッドはクリーンかつ極めてシンプルに製作されている。マーブルカラーのタンクも非常に質が高い。
BUDLOTUSが手掛けたショベルヘッドはクリーンかつ極めてシンプルに製作されている。マーブルカラーのタンクも非常に質が高い。
滋賀県のCHEAP THRILLが久々のエントリーを果たした。ナックルチョッパーと純正度の高い同じくナックルヘッドを2台展示。
滋賀県のCHEAP THRILLが久々のエントリーを果たした。ナックルチョッパーと純正度の高い同じくナックルヘッドを2台展示。
茨城県のCHIPが手掛けたパンヘッドボッバー。さすがの出来である。この季節のキャンプをイメージしたブースの作り込みもグッド!
茨城県のCHIPが手掛けたパンヘッドボッバー。さすがの出来である。この季節のキャンプをイメージしたブースの作り込みもグッド!
京都のHOT CHOPが持ち込んだアーリーボッバー。タイトに絞り込まれた非常に上質な車両に仕上げられている。
京都のHOT CHOPが持ち込んだアーリーボッバー。タイトに絞り込まれた非常に上質な車両に仕上げられている。
アルミ板で製作されたナセルに鋳物のタンクパネル、オイルタンクに埋め込まれたイグニッション、サスカバーなどディテイルも手が凝っている。
アルミ板で製作されたナセルに鋳物のタンクパネル、オイルタンクに埋め込まれたイグニッション、サスカバーなどディテイルも手が凝っている。
会場オープンすぐの目玉である、ゲストによるライドインショー。昨年のWINNER に輝いたCWZのカスタムを筆頭に、次々とマシンが会場になだれ込んで行く。
会場オープンすぐの目玉である、ゲストによるライドインショー。昨年のWINNER に輝いたCWZのカスタムを筆頭に、次々とマシンが会場になだれ込んで行く。
BORN FREE 4で優勝したMATT OLSENの47ナックル、ROLAND SANDSのTC、POWER PLANT MCの71ショベル、EVIL SPIRIT ENGINEERINGの47ナックル。
BORN FREE 4で優勝したMATT OLSENの47ナックル、ROLAND SANDSのTC、POWER PLANT MCの71ショベル、EVIL SPIRIT ENGINEERINGの47ナックル。
BAD DEVILS CHOPPERSが製作したショベルヘッドは雰囲気満点。サビを味にしたパンチのある一台に仕上げられている。
BAD DEVILS CHOPPERSが製作したショベルヘッドは雰囲気満点。サビを味にしたパンチのある一台に仕上げられている。
仙台から参加のCOSMICが手掛けたパンヘッドチョッパー。サス付きの4速フレームながらもタイトにフィニッシュされている。
仙台から参加のCOSMICが手掛けたパンヘッドチョッパー。サス付きの4速フレームながらもタイトにフィニッシュされている。
CRAZY-HORSEが持ち込んだショベルスポーツディガー。伸びやかな美しいシルエットが、このマシン最大のこだわりである。
CRAZY-HORSEが持ち込んだショベルスポーツディガー。伸びやかな美しいシルエットが、このマシン最大のこだわりである。
CYCLE WESTが製作した1958FLベースのチョッパー。エンジン、フレームともに艶を抑えたカラーリングで独自の質感を入手している。
CYCLE WESTが製作した1958FLベースのチョッパー。エンジン、フレームともに艶を抑えたカラーリングで独自の質感を入手している。
いわきのDICE MCは4台のEVOを持ち込んだ。クロでまとめられた4台の中でも、特に2台の貴重なFXR-Tに注目したい。
いわきのDICE MCは4台のEVOを持ち込んだ。クロでまとめられた4台の中でも、特に2台の貴重なFXR-Tに注目したい。
なぜかへべれけのシェイキンにグリム、CWZのツートップ、サムズのオサムさんに電動チョッパーを持ち込んだシウンの松村さん。
なぜかへべれけのシェイキンにグリム、CWZのツートップ、サムズのオサムさんに電動チョッパーを持ち込んだシウンの松村さん。
HCS恒例のRAT ISLANDには4輪ホットロッドを中心に同テイストのモーターサイクルも集められ、人気を博した。
HCS恒例のRAT ISLANDには4輪ホットロッドを中心に同テイストのモーターサイクルも集められ、人気を博した。
カスタムショーには欠かせないキャンペーンガールのショット。やはりカスタムマシンと美しい女性はよく似合う。
カスタムショーには欠かせないキャンペーンガールのショット。やはりカスタムマシンと美しい女性はよく似合う。
改華堂が展示したショベルスポーツチョッパー。タイトなスタイリングもポイントであるが、極限までローマウントされたタンクのラインに注目。
改華堂が展示したショベルスポーツチョッパー。タイトなスタイリングもポイントであるが、極限までローマウントされたタンクのラインに注目。
大神戸のベンダーブースに展示された首謀者のナックルヘッド。徹底的にこだわり抜かれたディテイルで構築されている。
大神戸のベンダーブースに展示された首謀者のナックルヘッド。徹底的にこだわり抜かれたディテイルで構築されている。
車坂下が展示したパンヘッドチョッパー。美しいグリーンのカスタムペイントはレーザーズペイント渾身の仕事である。
車坂下が展示したパンヘッドチョッパー。美しいグリーンのカスタムペイントはレーザーズペイント渾身の仕事である。
GOODSが手掛けた2003ローライダーカスタム。純正スタイルを尊重しつつも各部が煮詰められて、クオリティアップが計られている。
GOODSが手掛けた2003ローライダーカスタム。純正スタイルを尊重しつつも各部が煮詰められて、クオリティアップが計られている。
クオリティ&パフォーマンスにこだわるFATECHが製作したTCソフテイルカスタム。鋭角的に取り回されたマフラーがアイコンとなる一台。
クオリティ&パフォーマンスにこだわるFATECHが製作したTCソフテイルカスタム。鋭角的に取り回されたマフラーがアイコンとなる一台。
GRASS HOPPERが製作した渾身の車両。ベースはなんと1928年式のJDである。ストックスタイルをリスペクトしながらも徹底的に手が加えられている。
GRASS HOPPERが製作した渾身の車両。ベースはなんと1928年式のJDである。ストックスタイルをリスペクトしながらも徹底的に手が加えられている。
イエローのエクステリアが印象的なgreen MCのモデルK。モーターを取り囲むように配されたマフラーが美しいラインを描いている。
イエローのエクステリアが印象的なgreen MCのモデルK。モーターを取り囲むように配されたマフラーが美しいラインを描いている。
滋賀のHAMANSが持ち込んだ60年代テイストのパンヘッドチョッパー。フレームのモールディングやシッシーバーの形状に注目していただきたい。
滋賀のHAMANSが持ち込んだ60年代テイストのパンヘッドチョッパー。フレームのモールディングやシッシーバーの形状に注目していただきたい。
ブラック&ゴールドのカラーリングとマットなナックルヘッドの質感とのコントラストが面白いMCDのマシン。マフラーの取り回しも個性的である。
ブラック&ゴールドのカラーリングとマットなナックルヘッドの質感とのコントラストが面白いMCDのマシン。マフラーの取り回しも個性的である。
SHAFTのステーブさんのイチオシはベルのキーホルダー。オリジナルパーツを持ち込んだHAMMER SYCLEを含め、ベンダーブースは人で溢れている。
SHAFTのステーブさんのイチオシはベルのキーホルダー。オリジナルパーツを持ち込んだHAMMER SYCLEを含め、ベンダーブースは人で溢れている。
EARLY DAYS CHOPPER EXTRAVAGANZAのスペースに展示されたシェイキンカスタマイズドのナックルヘッド。陶器と見紛うこのカスタムペイントは……
EARLY DAYS CHOPPER EXTRAVAGANZAのスペースに展示されたシェイキンカスタマイズドのナックルヘッド。陶器と見紛うこのカスタムペイントは……
シェイキン的、PATINA CLACKERS PAINT、しかも集大成的な仕上がりとのこと。緻密なクラックに絶句! スエードのシートはアトリエチェリーの逸品だ。
シェイキン的、PATINA CLACKERS PAINT、しかも集大成的な仕上がりとのこと。緻密なクラックに絶句! スエードのシートはアトリエチェリーの逸品だ。
鋳物専科、FORKのブースでは新作のSUエアクリーナーのスリップオンカバーが展示されていた。フラットタイプとカバードタイプをラインナップ。
鋳物専科、FORKのブースでは新作のSUエアクリーナーのスリップオンカバーが展示されていた。フラットタイプとカバードタイプをラインナップ。
数多くのハイエンドカスタムを手掛けるSELECTEDのスポーツスターカスタム。ブラック&ゴールドのカラーリングにこだわったブランニュー。
数多くのハイエンドカスタムを手掛けるSELECTEDのスポーツスターカスタム。ブラック&ゴールドのカラーリングにこだわったブランニュー。
1972XLHをベースに仕上げられたOVER REVのアイアンスポーツチョッパー。純正Kフレームにボルトオンハードテイルが組み込まれた定番スタイルである。
1972XLHをベースに仕上げられたOVER REVのアイアンスポーツチョッパー。純正Kフレームにボルトオンハードテイルが組み込まれた定番スタイルである。
TRIDE CUSTOMSが手掛けたSVチョッパー。ベースはなんと陸王である。ヘッドライト横まで伸びたフォークカバーが個性的なフロントエンドを演出している。
TRIDE CUSTOMSが手掛けたSVチョッパー。ベースはなんと陸王である。ヘッドライト横まで伸びたフォークカバーが個性的なフロントエンドを演出している。
ショベルスポーツ&Kモデル専科、スポーティガレージが持ち込んだショベルスポーツツアラー。メッキのエクステリアとナセルがポイント。
ショベルスポーツ&Kモデル専科、スポーティガレージが持ち込んだショベルスポーツツアラー。メッキのエクステリアとナセルがポイント。
EVOスポーツをベースにTTレーサースタイルで製作されたHIDEMOのマシン。HIDEならではの造型へのこだわりと走りへのこだわりを両立させた一台。
EVOスポーツをベースにTTレーサースタイルで製作されたHIDEMOのマシン。HIDEならではの造型へのこだわりと走りへのこだわりを両立させた一台。
真後ろからのラインが美しいHIDEMOのカスタム。フロントにはビキニカウル、車体に沿ってタイトに押し込まれたマフラーも見逃せないディテイルである。
真後ろからのラインが美しいHIDEMOのカスタム。フロントにはビキニカウル、車体に沿ってタイトに押し込まれたマフラーも見逃せないディテイルである。
今期のシェイキンブースにはガールズサンタがお目見え。ブラックタンクトップのようなセクシーなキャンギャルもカスタムショーには欠かせない。
今期のシェイキンブースにはガールズサンタがお目見え。ブラックタンクトップのようなセクシーなキャンギャルもカスタムショーには欠かせない。
10台もの車両を展示した初出展となるウエスコ。センバとスワロウテイルの協力により実現した。ブーツと車両を合わせて展示することで世界観を表現。
10台もの車両を展示した初出展となるウエスコ。センバとスワロウテイルの協力により実現した。ブーツと車両を合わせて展示することで世界観を表現。
スワロウテイルが手掛けた1965FLHカスタム。ウエスコジャパン岡本さんの愛機である。ほぼすべてお任せで製作されたこの車両のポイントは……
スワロウテイルが手掛けた1965FLHカスタム。ウエスコジャパン岡本さんの愛機である。ほぼすべてお任せで製作されたこの車両のポイントは……
ダブルヘッドライトにダブルテール、タンク後方に配されたダクトはオイルタンクの冷却を担っている。右上はウエスコ岡本さんとスワロウテイルの桜井さん。
ダブルヘッドライトにダブルテール、タンク後方に配されたダクトはオイルタンクの冷却を担っている。右上はウエスコ岡本さんとスワロウテイルの桜井さん。
JEFF DECKER'S PICKを獲得したセンバの1928FHBツインカムファクトリーレーサー。昭和初期から戦前にかけて日本で活躍したリアルレーサー。
JEFF DECKER’S PICKを獲得したセンバの1928FHBツインカムファクトリーレーサー。昭和初期から戦前にかけて日本で活躍したリアルレーサー。
ウエスコジャパンのディレクター河北さんの愛機、1960FLH。タイヤまで当時のままだという奇跡的なフルストックモデルである。
ウエスコジャパンのディレクター河北さんの愛機、1960FLH。タイヤまで当時のままだという奇跡的なフルストックモデルである。
岡本さんの愛機1937ELに、ウエスコ金沢の川端さんの愛機1947EL、さらにスワロウテイルが手掛けた1940ELボッバーにショベルカスタム。
岡本さんの愛機1937ELに、ウエスコ金沢の川端さんの愛機1947EL、さらにスワロウテイルが手掛けた1940ELボッバーにショベルカスタム。
当時の世界観を如実に伝えるセンバの1936ELナックルヘッドボッバー。サビとオイル染みが、尋常ならぬオーラを放っている。
当時の世界観を如実に伝えるセンバの1936ELナックルヘッドボッバー。サビとオイル染みが、尋常ならぬオーラを放っている。
ナックルヘッドのファーストイヤーモデル、1936EL。ウエスコ金沢の川端さんの愛機である。カスタムショーでも決して色褪せることはない名車中の名車。
ナックルヘッドのファーストイヤーモデル、1936EL。ウエスコ金沢の川端さんの愛機である。カスタムショーでも決して色褪せることはない名車中の名車。
スワロウテイルが手掛けたEVOスポーツがLED SLED CUSTOM'S PICKを獲得。アルミの質感を最大限生かしたブレーキ冷却ダクトやタンク上面のダクトがキモ。
スワロウテイルが手掛けたEVOスポーツがLED SLED CUSTOM’S PICKを獲得。アルミの質感を最大限生かしたブレーキ冷却ダクトやタンク上面のダクトがキモ。
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