VIRGIN HARLEY |  ストリート750 インプレッション速報トピックス

ストリート750 インプレッション速報

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2015年2月末の発売に先駆け、試乗を含めたストリート750 メディアローンチが開催!

ついに日本での試乗が実現!
新時代のライドフィールにせまる

神奈川・横浜の山下公園にあるカフェ『JACK-CAFE』にて、ハーレーダビッドソンのニューモデル ストリート750のメディアローンチが開催されました。2年前の EICMA ミラノ・ショーで鮮烈デビューをはたした次世代型ハーレーダビッドソンで、2014年5月に富士スピードウェイにて開催されたブルースカイヘブンでついに日本上陸。同年12月発売開始予定と言われながらなかなか姿を見せなかった同モデルでしたが、先頃ついに2015年2月末からの発売が決定したのです。それに先駆け、このメディアローンチにてストリート750というモデルについての解説と、メディア向け試乗会が開催されました。

ビビッドブラック、ブラックデニム、ファイヤーレッドという3色用意されたストリート750。スポーツスターのどれよりも軽い230kgという車重にフロント17 / リア15インチという足まわり、細身のプルバック型ハンドルバー、厚みのあるシートなど、現ラインナップのどれよりも軽快なストリート仕様に仕上げられています。イメージソースは、1977年に登場したハーレー史上唯一のカフェレーサー、XLCR。「若者のストリートシーンに映えるダークな一台を」として生み出されたストリート750は、その軽快な乗り味に加え、カスタマイズしていく楽しみも内包しているのです。

HARLEY-DAVIDSON New Model STREET 750 media launch

  • 開催日時/2015年2月2日(月)~4日(水)
  • 開催場所/神奈川県横浜市中区海岸通り1-1 JACK-CAFE
  • 入場/[前売]大人1,300円 高校生500円 [当日]大人1,600円 高校生1,000円 男女ペア券2,600円
  • 主催/ハーレーダビッドソン ジャパン

フォトTOPICS(写真点数/23枚)

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01開催されたのは、神奈川県のランドマークである山下公園近くの JACK-CAFE (ジャックカフェ)にて。H-DのBar & Shieldが刻まれたカバーなど、人気のカフェがハーレー一色に。
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02早朝、すでに店頭には試乗用のストリート750がそろい踏み。そのダークなスタイルは、アメリカにあるカフェの雰囲気にマッチします。
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03そしてイメージソースとなった 1977 XLCR も展示。オリジナルモデルならではの風格がただよう一台です。
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04(左から)ブラックデニム、ビビッドブラック、ファイヤーレッドというモノトーンモデル3カラーでのラインナップとなるストリート750。
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05ジャックカフェの地下一階にあるミーティングルームにて、ストリート750のモデル解説が実施されました。
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06進行を務めるのは、ハーレーダビッドソン ジャパン マーケティング広報担当の山本ブライアン健二氏。
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07そしてこの日、ゲストとして登場したのが、アメリカのハーレー本社のインダストリアルデザイン部門で働く日本人デザイナー ダイス・ナガオ氏。このストリート750の開発にも携わっており、その魅力を自ら伝えにきてくださいました。
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08ナガオ氏が手がけたなかのひとつが、このビキニカウル。当初はネイキッドスタイルでの販売が検討されていたのですが、「何か物足りない」と粘土で作ったカウルを取り付けてみたところ、カンパニー内でも好評となり、装着することになったそうです。
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09後ろ姿で恐縮ですが、黒いベレー帽を被った白髪の人物はハーレーダビッドソンのアイコン、ウィリーG。インダストリアルデザイン部門の総括責任者(当時)でもあり、1977 XLCR をはじめとする数々の名車を手がけた“生きる伝説”。当然このストリート750の開発にも携わられていました。ナガオ氏も「ウィリーは気さくですばらしい人。彼のもとで働けているのが一番の幸せ」と、賞賛を惜しみません。
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10昨年のブルースカイヘブンにて、日本上陸をはたしたカスタム ストリート750のひとつ、『GARAGE』。これはダイス・ナガオ氏が手がけた一台だそうで、カンパニー社内コンペで採用されたことがキッカケだったとか。「自分だったら、ストリート750をこんな風にカスタムをしてみたい。そんな想いをスケッチにして提案したんです」。
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11そのほかの4台も、同様にカンパニー社内コンペで入賞したコンセプトモデル。実はナガオ氏、昨年12月に横浜で開催された YOKOHAMA HOT ROD CUSTOM SHOW にも来場しており、改めて日本のレベルの高さを感じ入ったそう。「日本のカスタムビルダーがこのストリート750をどうカスタムしてくれるのか、ミルウォーキー(米H-D本社)のみんなも注目しています。ぜひカッコいいバイクを作ってみてほしい」、そんなメッセージをくださいました。
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122月末より、日本のロードシーンでのデビューを飾るストリート750。ディスクのデザインなど、以前発表されたものと一部異なる箇所はありますが、基本的に変更点はなし。
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13車重は230kgと、どのスポーツスターモデルよりも軽いストリート750。
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14エンジンのシリンダーヘッドの形状に合わせたタンクのラインなど、モダンな流線型デザインが特徴的。
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15カフェレーサーをコンセプトとしていることからか、マフラーはメガホン型の2in1。リジッドスポーツ時代の XL883R をほうふつさせます。
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16フロント17 / リア15インチという足まわりのサイズ感に、1,535mmというホイールベースから、ハーレーらしいロー&ロングスタイルを踏襲しているよう。
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17スポーツスターの30°よりも寝かされた32°というレイク角も特徴のひとつ。車体を長く見せているポイントのひとつです。
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18スポーツスターよりも細い140mmリアタイヤを装着。エンジン、フレームともにかなりコンパクトな仕様であることが伺えます。
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19そのストリート750に乗って、横浜の街を駆け抜けます。待ちに待ったインプレッション!
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20注目の水冷60°クランクVツインエンジン『レボリューションX』の性能か、スタートダッシュは他のモデルと比べものにならないほどクイック。ツインエンジン特有の大味さを持ちつつも、スポーティな走りはまさにストリートシーン向けと言えます。
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21駆動部分もしっかり整えられています。コンパクトなフロント17 / リア15インチという足まわりから、小回りが必要とされる都心部の交差点やUターン、急なカーブでも難なくクリアーしてくれる仕様とされ、さらに車重の軽さも相まって、急制動時のリアブレーキもしっかりと効いてくれます。「走る」「曲がる」「止まる」がしっかりと備わった仕様は、ストップ&ゴーが多いストリートシーンには最適なものと言えるでしょう。ややローダウンスタイルなサスペンションですが、ストロークの短さに不便は感じません。ベルトドライブは、ツインカム同様に車体左側となっています。
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22ダイス・ナガオ氏が手がけたビキニカウル、容量13.1Lという大きなフューエルタンク、厚みがありつつも柔らかい仕様とされるダブルシート、ボートテイルをほうふつさせるリアエンドなど、ストリート750らしさを演出する特徴的な部位。一方で、フレームやエンジンはかなり細身となっているので、この大柄なパーツ群を削ぎ落とせばシャープなシルエットの一台にカスタムすることもできます。そういう意味で、未知の可能性を秘めたモデルだと言えるでしょう。
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23気になるメーカー希望小売価格は、2月27日の発表までおあずけ。とはいえ、このストリート750の姿をHDJ正規販売網で目にする日はもうすぐそこ。ぜひ店頭にて、実物に触れてみてください。
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