VIRGIN HARLEY | The One Moto Show(ザ・ワン・モト・ショー) レポート #02 トピックス

The One Moto Show(ザ・ワン・モト・ショー) レポート #02

  • 掲載日/2017年04月13日【トピックス】
  • 取材協力/The One Moto Show  取材・写真・文/河野 正士
The One Moto Show(ザ・ワン・モト・ショー) レポート #02の画像

レース会場は、カスタムマシンが展示されているメイン会場から車で40分ほど離れた街/SALEMにあるSALAM INDOOR SPEEDWAY(サラム・インドアスピードウェイ)。かつて乗馬のアクロバットショーが開催されていたという屋根付きのショートコースだ。

フラットトラックレースによって
さらに盛り上がりを見せる「The One Moto Show」

「The One Moto Show」は、前回よりイベント最終日にフラットトラックレースイベント「The One Pro」をジョイントさせている。今年も3日間開催されたイベントの最終日にレースが行われた。しかしこのイベントは、オマケで付けた的なレースでは無い。もちろん参加者のほとんどはアマチュアだが、モーターサイクルカルチャーの中に“レース”、なかでもフラットトラックレースがしっかりと組み込まれているアメリカだけに、多様なマシンによる、かなりレベルの高いレースが行われていた。また450ccモトクロッサーをフラットトラッカーに改造したマシンを駆るプロライダー・クラスがセットされていて、その迫力とそれを見る観客たちの盛り上がりは尋常じゃなかった。

近年、車両展示に加えさまざまなカタチの“レース”というアクティビティをプラスするカスタムショーが増えつつある。これは展示するカスタムバイクから、走るカスタムバイクへと、カスタムシーンが進化しつつある証拠だ。こういったカスタムシーン、強いてはバイクシーンのトレンドの変遷は、フラットトラックのオーバルコースのように輪廻を繰り返す。とはいえ、アクティブな方向へと進化するカスタムシーンの行く末に注目したい。

フォトTOPICS(写真点数/35枚)

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01カスタム車両が展示されていたメイン会場入り口にあった馬鹿デカイ看板。1970年代に建てられた工場の建物そのものが利用されていた。
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02展示車両のほとんどが2×1mの白いボードの上に展示される。その枠内にショップカードや車両説明用のボードが置かれるだけ。ところどころに工作機械が残る古い工場の建物とカスタムマシンが不思議とマッチしていた。
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03壁の多くには、このようにアート作品が飾られ、その前にもカスタムマシンが展示される。いわゆるカスタムペインターやピンストライパー以外に、バイクをモチーフとする多くのアーティストが活動していることにも驚く。
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04もちろん会場にピンストライパーもいて、出展しているカスタムマシンや、来場者の依頼に応じてヘルメットなどにもピンストライプを施していた。大人気で、つねにどこかで筆を走らせていた。
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05アメリカ最大級のドゥカティ・ディーラーであるMoto Corsa(モト・コルサ)がカスタムしたドゥカティ・スクランブラー・ベースのカスタムマシン。モダンとクラシックがミックスしたカフェスタイル。
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06オーストラリアで開催されるビンテージレース/フィリップアイランド・クラシックTTに参戦し好成績を収めたことで知られるGorst Works(ゴースト・ワークス)のXR69レプリカ。フレームのスペシャリストであるCMR製クロモリフレームに、ヤマハFJ1200用の空冷直列4気筒エンジンを搭載する。
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07美しくレストアされた1970年製のホダカのトライアルマシン。
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08Slick Cycle Works(スリック・サイクル・ワークス)が製作した1978年製のSR500をベースにしたボバー・カスタム。スタンダードフレームを使い、リアフレーム周りをアレンジ。
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09ホンダのアドベンチャーマシン/NX650をベースにしたカスタムマシン。モタードというべきか、ネオ・スクランブラーというべきか。タンクやシートレール周り、シートカウルを一新することでスタンダードとは異なるスタイルが構築されている。
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101975年式ホンダCT70ベースのカスタムマシン。アメリカでもホンダの4スト・ミニは人気だ。製作途中(!?)にも見えるが、こういった自由な発想によるスタイルも見ていて楽しい。
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111966年式ホンダCB160ベースのカフェレーサーを製作したのはKick Start Garage(キックスタート・ガレージ)。トライアンフやBMW、ドゥカティなど欧州車から日本車まで、幅広い車両のカスタムバイク製作やレストアを行っている。
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122日目の夜、アワードの発表を待つ来場者たち。出場するバンド以外に、とくにタイムスケジュールが切られたイベントは無く、まったりと、それでも熱い時間が流れていく。初日は18時オープンでいきなりパーティー状態。2日目は朝から夜まで、最終日はチルアウトタイム&午後早めに撤収というスケジュール。
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13サラム・インドアスピードウェイで開催されたフラットトラックレース「The One Pro」。地方選手権や全米選手権を戦うトップライダーたちが駆る450ccマシンや、1,000cc近い排気量のカスタム・フラットトラッカーが全力で走ると、排気音が屋根に反響し、それによって脳が揺さぶられ、平衡感覚を失いフラついてしまうほどの迫力だった。
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14新型のインディアン・スカウトやハーレーダビッドソン・スポーツスター&ストリート750ベースのフラットトラックマシンで争われる/フーリガン・クラスを、スポーツスター・ベースのフラットトラックマシンで戦うSuicide Machine Companyチーム。
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15こちらはフーリガン・クラスを戦うインディアンのスーパー・フーリガン・チーム。Roland Sands Designで車体製作を担当するキャメロンが主体となっていた。
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16Brocken Homme(ブロークンオム)はカリフォルニア・ロングビーチ生まれのワークブーツブランド。そういったブランドも、フーリガン・クラスに参戦するライダーをサポートしている。
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17ハーレー用パフォーマンスパーツを展開するThe Speed Merchant(スピード・マーチャント)のライダーもフーリガン・クラスに参戦。
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18フラットトラックレースだが、オフロードヘルメット+ゴーグルというスタイルが多かった。
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19ホットロッドカスタムショーにもインバイトされているNoise Cycle(ノイズ・サイクル)のTボーンは、ストリート750ベースのフラットトラックマシンでフーリガン・クラスに参戦。
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20レディースクラスも開催されていた。彼女はRoland Sands Designが製作したスポーツスター・ベースのカスタムマシンで参戦。
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211周約200m。サラム・インドアスピードウェイは踏み固められたグルーブトラックのインドアコース。エスケープゾーンは無く、しかしそこで各マシンが全開で走る。
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22プレスはオーバルコースの中央に入ることができたが、コースとインフィールドの境は無く、手慣れたプレスたちはコースぎりぎりで撮影する。慣れない自分は、少し離れたところで撮影。
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23Noise Cycleが製作したH-Dストリート750ベースのフラットトラックマシン。H-Dのワークスチームがファクトリーマシンをストリート750にスイッチしたことから、俄然注目が集まっている。そして、格好いい。
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24こちらもH-Dストリート750ベースのフラットトラックマシン。製作したのはThe One Moto Showの主催者でもあるSee See Motorcycle。
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25フーリガン・クラスに参戦していたインディアン・スカウトのフラットトラックマシン。インディアンがスカウトをベースにしたフラットトラックマシンをRoland Sands Designに製作を依頼。そのシリーズ戦/スーパー・フーリガンは大人気だ。
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26The Speed Merchantチームのスポーツスター・フラットトラッカー。
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27こちらもThe Speed Merchantチームのマシン。
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28こちらはビューエル・ベースのフラットトラックマシン。
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29やや大柄なスカウトにとって、このサラムのインドアコースはやや窮屈そう。だからこそ、見る者にとっては迫力満点。
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30The Speed Merchantのフラットトラックマシン。ライダーたちはモトクロスジャージ+モトパンというスタイルが意外にも多く、次いでモトクロスジャージ+ライディングレザーパンツの組み合わせ。レザースーツは少ない。
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31See See Motorcycleが製作したH-Dストリート750ベースのフラットトラックマシン。
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32緊張のスタートシーン。手前でスタートを仕切るマーシャルの動きも格好いい。
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33SRベースのフラットトラックマシン。スタンダードフレームをベースに、ステアリングヘッドを立てたり、メインフレームを短くしたりと、さらにコンパクト&クイックなディメンションを追求したという。ライダーは超大柄だった。
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34450ccモトクロッサーをベースにしたマシンで争われたプロクラス。近くで見ているのが怖くなるほどの迫力。
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35リアタイヤに注目。コーナー立ち上がりでは、アクセルを全開にするため加速スライドによってタイヤスモークが上がる。

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