VIRGIN HARLEY |  第26回ヨコハマホットロッドカスタムショー 最速レポート第二弾トピックス

第26回ヨコハマホットロッドカスタムショー 最速レポート第二弾

  • 掲載日/ 2017年12月06日【トピックス】
  • 取材協力/MOON OF JAPAN,INC.  取材・写真・文/成田 恒一
第26回ヨコハマホットロッドカスタムショー 最速レポート第二弾の画像

ブラットスタイルが持ち込んだインディアンレーサー。リアルレーサー特有の生々しさが伝わるマシンである。ウッディーなブースの作り込みもブラットスタイルならでは。

ホットロッドショーレポート第二弾は
アワードマシンを中心に紹介しよう!

去る12月3日(日)、大盛況の内に幕を閉じた第26回ヨコハマホットロッドカスタムショー2017。3年前の「Be Calm, Not Loud – Shizukani,」 から始まったキャンペーンは、一昨年の「Save The Yokohama Hot Rod Custom Show」に引き継がれ、昨年は「Respect Our Kulture Mamoroh!」、 そして2017年のスローガンは「Grow Together – 育てよう – Sodateyou」に決定され、今年も大きな混乱を招く事はなかった。ホットロッドカスタムショーのイベント内容はもちろんのこと、イベント参加者の皆さんのマナーの良さも、世界に誇るべきものだ。

さてホットロッドショーレポート第二弾は、お待ちかねのアワードマシンの紹介を中心に、ベンダーブースの模様や毎年人気のピンストライプギャザリングの様子をお伝えしよう。果たして今期のウィナーは!?

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ブラックトップが製作したビューエルベースのカスタムマシン。近未来的なフォルムはもちろん、躍動的なディスプレイが圧巻!
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スピードバギーのアエルマッキカスタム。このスタイルのカスタムを手掛けたら、同店の右に出るショップはないだろう。
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1958年式KRをベースにスポーティーガレージが手掛けた一台。メッキフレームのトラディショナルなマシンである。ブースの演出も凝っている。
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ストゥープが持ち込んだフラッティーカスタム。タイトなエイプバー&フレームラインに沿ったマフラー、リアファンダーの長さなど非常にうまくまとめられている。
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近年の代表作であるフリスコカスタムとアーリーショベルレーサーを展示したジョイライド。センターに設置されたモニターでプロモーションムービーが披露された。
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チームハイフィールドの1998FLSTFカスタム。ファットボーイの面影はどこにもない、スーパーチャージャーを搭載したモンスターマシンである。フロントカウルはスズキカタナ用!?
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人気のピンストライプギャザリングをご紹介。日本のピンストライパーの第一人者であるワイルドマン石井氏にM&Kカスタムサイン、グリム、MR.Gなどお馴染みのアーティストが顔を揃えた。
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続いてケンザフラットトップ、ハイジャンパー、そしてシェイキンスピードグラフィクスももちろん参加。シェイキン清水さんのデュオグライドは現在お色直し中。
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お次はベンダーブースに移ろう。マニアックなオリジナルパーツを製作するOWLのブースにアパレルも手掛けるブラットスタイルのブース、鋳物専科フォークのブース、そして大人気のトロフィーのブース。
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大阪から参加のTHE WORLDのブース、オンエニイサンデーと合同出展のINU CHOPPERのブース、バイカーアパレル専科モトブルーズのブース、そしてオリオンエースもブースを出展。
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マニア心をくすぐるパーツを製作する大神戸のブース、NO name! のブース、九州から参加のジンギーズのブース、バイク用品専門店のナップスのブース。
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カスタムショーを盛り上げるショーガール。ご覧のドラッグオンのブースは人集りが絶えなかった。
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カスタムカーの展示ブースでもショーガールが大活躍。カスタムカルチャーと華やかな女性は切っても切れない存在だ。
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会場センターのメイン通路もオーディエンスでご覧の状態に! 今年は例年に増して来場者が多かった印象が強い。
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今期のスポットライトとしてエアクリーナーカバーのペイントコンテストが開催された。バイクやクルマのパーツがまさにアートに!
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4台のマシンを展示したロデオモーターサイクルのブース。純正スタイルのマシンからカスタムマシンまで同店の守備範囲は広い。
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チョッパー専科サムズが製作したナックルカスタム。分割タンクのキャブレターサイドはドラッグレーサースタイル!
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セレクテッドは2台のハイエンドカスタムを展示。今のTOKYOを代表するスタイルと言えるだろう。
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関西ハイエンドカスタムシーンの雄、トライジャのブースには、ここ最近の代表作3台が展示された。様式美に溢れたマシンはただただ美しい。
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ハーレーダビッドソンのオフィシャルブースには、2018年モデルで大刷新された新型ソフテイルファミリーのモデルが展示された。
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ハーレーダビッドソンのスペシャルゲストとして、ハーレー主催のカスタムコンテスト「Battle of the Kings」2015年&2016年のイギリス版ウィナーであるチャーリー・ストックウェル氏が製作した2017ストリートボブカスタムが展示された。
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圧倒的な作り込みに目を奪われるマシンであるが、随所に施された和テイストのアイコンに注目頂きたい。なんとリアフェンダー裏には鯉をモチーフにしたイラストが描かれている。
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そしてこのマシンを製作したチャーリー・ストックウェル氏がコチラ。なんと本国のHOTBIKE PICKを受賞、おめでとうございます!
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湘南&鎌倉地区のブルーグルーブ、シャフトシルバーワークス、アトリエチェリー、そしてサンセットベイが合同ブースを出展。コチラはネイティブスタイルで作り込まれたブルーグルーブのブース。ブルーブルーブはカー&モーターサイクルでDAN COLLINS’ PICKとDYNAMITE JOE KERIVAN’S PICKをダブル受賞!
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スペシャルゲストとして南フランスのカスタムバイク&ライフスタイルイベント「WHEELS & WAVES」のコーナーもこの合同ブースに設けられた。
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シャフトシルバーワークス&アトリエチェリー&サンセットベイのコーナーも大盛況! 徹底的に磨き込まれたシャフトのシルバーアクセサリーに上質なアトリエチェリーのレザーアイテム、そしてサンセットベイのレザージャケットは無二の存在感を誇っている。
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ネイバーフッドのブースには2台のレーサーとストリートリーガルがメインで展示された。オリジナルアイテムの販売も大盛況であった。
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ホットドックが手掛けたネイバーフッド滝沢氏のAVCCレーサー。オリジナルのRCロッカーを搭載したスペシャルマシンである。OLIVER JONE’S PICKを受賞!
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続いて同じくホットドックが製作したXR-750レーサー。マニア垂涎のマシンであることは言うまでもない。
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S&S 93モーターを搭載した「STEALTH」。こちらのマシンもホットドックの手によるものだ。その名の通り、ミリタリーテイストで製作されている。
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ネイバーフッドと合同出展のTOKYO INDIANS MCのブースには、2台のインディアンチーフが展示された。物販ブースは大盛況でイベント開始早々に完売アイテムが続出!
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CHEETAH CC渾身のカスタムマシン、「The COMET」。今期のボーンフリー9に招待されたマシンである。その作り込みは驚愕に値する!
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ARROGANT LUNGEが手掛けた1951TRIUMPHサンダーバードチョッパー。見事にDAMIN LUJAN’S PICK&ANDY CARTER’S PICKをダブル受賞。
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CWZが製作したビューエルベースのフルカバードカスタム。アルミ叩き出しのエクステリアは会場でも異彩を放っていた。今期イージーライダースバイクショーのストリートカスタム部門で1位に輝いたマシンである。
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圧巻のエクステリアはCWZのシートメタルのクオリティーの高さを物語っている。そして見事、CHOP AND ROLL MAGAZINE’S PICKとJEFF DECKER’S PICKをダブル受賞!
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そしてアーティストMakoto Endo氏の手により、このマシンのライブペインティングが行われた。その仕上がりは迫力溢れるものだ。
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車坂下が製作した1957パンヘッドカスタム。カバードのリアフェンダーが見所のマシンである。今後、外装からフレームに至るまでカスタムペイントが施される予定。ART OF SPEED’S PICK,MALAYSIAを受賞。
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フェイテックが持ち込んだショベルカスタム。1930 DAHヒルクライマーをイメージソースに製作されている。MOONEYES SHOP BKK’S PICK, THAILANDを受賞。
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ホグホリックが製作した1946FLナックルヘッドカスタム。シングルクレードルフレームにモールディングされたリアフェンダーを中心としたリアエンドに注目していただきたい。
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ヒデモのブランニューカスタムはフューエルタンクからシートベース、リアフェンダーに至るまでの一体型エクステリアが最大の見せ場となっている。ニッケルメッキが施された4速フレームのネック部はディメンションが絶妙にモディファイされている。
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シートベースに埋め込まれたソロシートに曲面で構成されたフューエルタンク、冷却効果とスタイリングを考えた変形オイルタンク、キャブレターはアーリーショベル純正のDCキャブにワンオフワンネルをセットアップ。LOW RIDE MAGAZINE’S PICKとMICHAEL LICHTER’S PICKを見事ダブル受賞!
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1955年式パンヘッドをベースにラックMCが手掛けたオールドスクールチョッパー。Bangkok Hot Rod Custom Show’s PickとRetro Classic Cycles’ Pickを受賞。そして来年のインドネシアで開催されるカスタムフェスに招待されることが決定した。
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ROLLER MAGAZINE’S PICKとW&W’S PICK,GERMANYを受賞したハマーサイクルのナックルヘッド。同店の神髄が生かされたレーシングスタイルのマシンである。
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ハマンズが製作したシックスティーズチョッパーがBEST OF TRADITIONAL CHOPPERSとTODD ASIN’S PICKを受賞。1948FLを大胆にチョップし、クリーンなマシンに仕上げられている。
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こちらのアイアンディガーもハマンズが製作したマシンであるが、見所はテーパー状に広げられたスプリングフォークだ!
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BEST MOTORCYCLE DOMESTICを獲得したウェッジMCの1980ホンダGL400ベースのカフェカスタム。ボリュームのあるフューエルタンクと最小限のシートカウルが絶妙なバランスを保っている。
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BMWモトラッドが展示したR5オマージュがBEST MOTORCYCLE EUROPEANを受賞。製作はロニー・ノーレン&ベニー・ノーレンが担当。スーパーチャージャーを搭載したフルスクラッチモデルである。
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アンティークモデルをイメージソースに渾身のマシンを手掛けるシュアショット。そんな同店が製作した最新モデルのアーリーショベルカスタムがBEST MOTORCYCLE AMERICANを獲得! さらにMOONEYES EXCELLENCE BOOK’S PICK,SPAINとSONNY BOY’S PICKをトリプル受賞。
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フューエルタンクの中を通されたシフトノブはアイディアもの。タイトなハンドルバーに上質なサドルシート、キャブレターはDCキャブの二機掛けだ。
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そして今期のBEST OF SHOW MOTORCYCLEを獲得したのは平和モーターサイクルのTRIUMPH TR6だ。昨年に引き続いて2年連続の受賞である。 併せてTHOMPSON MOTORCYCLE’S PICKも獲得。おめでとうございます!
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カフェレーサーテイストのロングタンクに1点留めのV字ハンドル、ナンバーサポートの処理も非常に丁寧にこなされている。ヘビーステッチで縫われたシート&シートカウル、その取り付け方法もスマート極まりない。全く隙のない仕上がりと言える。
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