VIRGIN HARLEY |  2015年式 XG750カスタム紹介

2015年式 XG750

  • 掲載日/ 2015年10月05日【カスタム紹介】
  • 作成/VIRGIN HARLEY.com編集部
2015年式 ストリート XG750のカスタム画像

ここまでやって50万円内?
理想の完成度に驚かされる

カスタムに存在意義を見出すモデルながら、実に難易度の高い要求をしてくるストリート750。その理由は、最安値たる85万円という価格にある。車両代金と同じだけ(またはそれ以上)のカスタム費をかけようというオーナーは極めて稀だろうし、かといってコストを抑えるとほとんど何もできない。目安となるカスタム費は大体50万円ほどで、それを超えると人気モデル・フォーティーエイトに届いてしまい、かのモデルと張り合うにはあまりに分が悪い。しかしながら、工賃込みで50万円と見積もっても、数ヶ所をカスタムするだけで終わってしまう……。

ハーレーダビッドソン知立は、わずか50万円という予算内でここまで変えてしまった。ハンドル、シート&カウル、タンク、グラフィックなど、「最低限これだけはなんとかしたい」というプランを実現したのだ。

この予算内でやりくりできた最大の理由は、パーツ選びを見直したことと、充実の自社設備だ。

「一番の目的は、バイクとしての質感を高めることでした。全体的なものはもちろん、特にライディングの際の重要ポイントであるコックピットの質感は高めたかったんです」

と語るのは、H-D知立の山田晃久さんだ。ハーレー専用の高価なパーツではなく比較的安価ながら品質のいい国産系パーツチョイスとし、タンクのエグリなど加工が必要な部分はすべて自社対応とした。ぱっと見ても、グラフィックチェンジだけで予算を多く取ってしまいそうだが、これも自社対応とすることでコストを抑えた。

実はこのカスタム・ストリート750のキモは、車体のシルエットにある。垂れ下がったリアエンドをしっかり持ち上げ、フレームラインをスマートにし、見た目をシャープにしている。ワンオフのシートも、絶妙なくびれを生み出す役割を担っている。ここまで完成度が高まれば、あとはオーナーのイメージ次第でさらなるオリジナリティを加えられるに違いない。

アイディアと技術で、50万円カスタムという夢のプランを実現したH-D知立のストリート750。同モデルカスタムに新たな可能性を示した一台と言えよう。

2015年式 ストリート XG750のカスタム画像

カスタムの詳細をチェック!

2015年式 ストリート XG750のカスタム画像

スポーツスター用 H-D純正LEDヘッドライト

「フロントマスクの印象を変えたかった」と、スポーツスター用を装着してハーレーらしい顔つきに。
2015年式 ストリート XG750のカスタム画像

国産モデル用 ミリ仕様ハンドルバー

ミリ規格のバーが備わるストリート750だから可能な国産系パーツへの換装。スイッチボックスも雰囲気だ。
2015年式 ストリート XG750のカスタム画像

独モトガジェット バーエンドウインカー

「今回のカスタムプランで一番高価なカスタム」というクオリティの高いヨーロッパ製ウインカーを装着。
2015年式 ストリート XG750のカスタム画像

『ガルフ』風ペイント&ノーマルタンク加工

スタイルに変化を加えるエグリ加工を施し、人気のオイルメーカーのグラフィックをペインティングした。
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ワンオフ オリジナルシート

車体のシルエットを美しく象るソロシート。股間部分を細身にしているので、足が真下に降りる足着きに。
2015年式 ストリート XG750のカスタム画像

ワンオフFRPカウル&LEDテールの埋め込み

H-D知立のお家芸とも言えるLEDテールランプが埋め込まれたシートカウル。野暮ったいリアエンドが一変。
取材協力
住所/愛知県知立市西町宮腰111
TEL/0566-83-2303
営業/10:00~19:00
定休/火曜、第二水曜

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