国産レーサーレプリカからビッグスクーターを乗り継ぎ、2007年式のファットボーイ、そして2009年式のストリートグライドから、今回紹介する2011年式のCVOストリートグライドにたどり着いたというオーナーの番頭さん。このCVOに乗ることになったエピソード語っていただいた。
「09のストリートグライドに乗っていた当時、兄がこのCVOに乗っていました。しかしいろいろな理由により、売却しようと思うが、乗るか?と、連絡があり、ストリートグライドを売却して兄のCVOを買い取りました。実は、私の親父もハーレー乗りでした。ウルトラ・サイドカーを所有していましたが、病気で亡くなりサイドカーは暫くの間ガレージで眠っていました。しかし置いていても誰も乗らないので売却し、家族でお金を分けたのですが、兄が当時乗っていたヘリテイジを売却しこのCVOを購入。その時、サイドカーを処分した時のお金をCVOの購入に充てたのです。また、私が貰ったお金も購入する為に譲りました。なので、ある意味このCVOは、親父の形見分けだと思って乗り続ける決意をしました」。なんとも家族の絆が感じられるエピーソードと言える。塗装以外はすべて番頭さんの手により仕上げられたというこのCVO。今後さらなるカスタムも控えているという。