VIRGIN HARLEY | 2007年式 XL883R フルカスタム

2007年式 XL883R

  • 掲載日/2010年03月12日【フルカスタム】
  • 撮影/磯部 孝夫
    本記事は HOTBIKE japan vol.102 にて掲載されたものです
2007年式 XL883Rのフルカスタム画像
2007年式 XL883Rのフルカスタム画像

2007年式 XL883Rのフルカスタム画像

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妖艶にカスタマイズされたXL883R
“ルシファー”の名を冠した悪魔のバイク

キリスト教において、神に背き天界を追われたその天使は、神に対抗する存在の堕天使、即ち悪魔とされた。

Lucifer

その語源を紐解くと、その実キリスト生誕以前まで遡ることになる。いにしえのラテン語において、ルシファーとは「光りを帯びしもの」と同義。

そんな意味深な名前が冠されたカスタムである。複雑なシートメタルを踏まえ、剣のように研ぎ澄まされたエクステリアは潔くブラックアウトされるが、その黒色の表情も一筋縄ではない。見る角度、光りの加減によりその表情は豹変する。

「ソリッドブラックで塗装してクリアを吹く。マットな部分はその上にさらにマスキングして艶消しクリアを吹いた。黒のみで無機質と有機的な表情を両立させたかったんです。このスポーツスターはルシファーというイメージありきのプロジェクト。ペイントだけではなくトータルで“表裏一体”というコンセプトを表現しています」

実車を目前にし感じたその雰囲気はまさに「妖艶」。カスタムビルダー岡本氏からマシンを譲り受け、テストランに望む。プッシュボタン一発で目覚めたEFIモーターのアイドルが落ち着くのを待ちファーストギアへ。

リアのショートショック、そしてオリジナルのトリプルツリーによりストックよりも3度寝かされたフロントエンドによりロワード。さらにフロント21インチ×リア18インチというセットアップである。ストックから大幅に変更されたディメンションにもかかわらず、走行時のネガなクセや挙動はない。むしろストックよりキビキビと走る感すらあり、ストッロルを全開にしたい衝動を押さえるのに苦労した。入念な足周りのセッティングもこのマシンの秘めたる特性と言える。

光りを帯びしもの

乗り手が理性を失った瞬間、ルシファーは本性を表すのかもしれない。

カスタムの詳細をチェック!

2007年式 XL883Rのフルカスタム画像
低くタイトなハンドルは無垢の鉄棒を用いたワンオフ製作としている。ヘッドライトはV-RODのそれを流用したものだ。
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緻密なシートメタル&モールディングにより実現する有機的なフォルム。マット&コートのブラックペイントは溜息モノ。
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ワンオフシートはシャープなラインで薄く、足つきも申し分ない。座り心地も良好で、タンデムもできるが基本はシングル。
2007年式 XL883Rのフルカスタム画像
入念なシートメタルによりラインが構成されるリアフェンダー。埋め込まれたテールランプはポール・ヤッフィー製。
SHOP INFO.
住所/大阪府柏原市本郷5-4-18
電話/072-970-3110
営業/10:00~18:00(完全予約制)
定休日/第1火曜、水曜

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