VIRGIN HARLEY | 2000年式 XL1200S フルカスタム

2000年式 XL1200S

  • 掲載日/2013年04月08日【フルカスタム】
  • 執筆&撮影/モリヤン
2000年式 XL1200Sのフルカスタム画像
2000年式 XL1200Sのフルカスタム画像

武骨な男っぽさに
スピード感をプラス

カスタムを制作する上で常に遊び心を失わないモミアゲスピードは、特に旧型のスポーツスターを素材としたモデルには、さまざまな可能性を見出している。しかしシルエットは変われども、このショップが掲げる称号でもある「ハンサム」は、ビルダーの関口氏が認める車両のみに与えられてきたものだ。

2012年の秋に完成したこのモミアゲハンサム 10 号。全体にブラックアウトされた外装やノーマルのキャストホイール。ガソリンタンクに加工を施して低く抑えたシルエットなど、シンプルで男らしい構成である。そこでカスタムが終了すれば「ハンサム10号」とはならず、当然エンジンにも手が入れられている。

ベースはツインプラグが標準装備の XL1200S だ。元々スポーティ路線まっしぐらのこのモデルだが、高回転域で威力を発揮するカムプロファイルと、ツインプラグ独特の細かい振動が通常走行時のネガティブ要因になっていた。そこで関口氏はシリンダーヘッドを乗せ換えてシングルプラグ化。カムもアンドリュースの中速寄りのものに交換して、一般道を走行する場合のトルクフィーリングを大幅にアップさせたエンジンをセッティングしている。キャブレターはミクニの HSR を選び、リニアなスロットルフィーリングと力強いトルク感を表現。HSR キャブレターは、ノーマルの CV タイプに比べて細かいセッティングが可能な上に、操作性も軽くパワーアップも大きいという定番チューニングパーツなのである。

タイヤは firestone を選んで、ファットな足回りを持つボバー。余分なもののないシンプルなシルエットは時代の変化に関係ないカッコ良さとなっている。

オーナーは若い男性で、彼女とのタンデムも楽しむことから、選んだシートは小振りなダブルシート。赤にこだわったのはオーナーで、デザインモチーフは 1950年式 年代初頭のキャデラックを渋くカスタムした感じだという。なるほど、アメ車が煌びやかになる前のキャデラック。丸い車体に小さなウインドウ、中を覗くと少しゴージャスな赤いシートがセットされていた時代だ。そんなクルマとコラボしたようなイメージで、エンジンは最新鋭。これが「モミアゲハンサム」なのである。

2000年式 XL1200Sのフルカスタム画像

2000年式 XL1200Sのフルカスタム画像

カスタムの詳細をチェック!

2000年式 XL1200Sのフルカスタム画像
ハンドルバーは、低く抑えたシルエットを邪魔しない形状の XR バー。フラットトラックレーサーをイメージさせるシルエットが人気のアイテムである。
2000年式 XL1200Sのフルカスタム画像
ガソリンタンクはノーマルがベース。真ん中をチョップして左右を詰め、フレームへのマウント位置も下げた。ノーマルのイメージをさらに進化させたデザインとなっている。
2000年式 XL1200Sのフルカスタム画像
赤のレザーは、オーナーお気に入りのもの。クロスステッチがいかにも 1950年式 年代なダブルシートは、モミアゲスピードオリジナルのワンオフ製作された一品である。
2000年式 XL1200Sのフルカスタム画像
ノーマルのキャストホイールをブラックに塗装し、タイヤには firestone を選ぶ。クラシカルなボバーイメージだが、ダブルディスクというところがミソだ。
2000年式 XL1200Sのフルカスタム画像
マフラーは、パウコのドラッグパイプを少々短く加工して装着。これ以上シンプルなデザインは不可能という具合である。艶消しブラックに塗られて、独特の存在感だ。
2000年式 XL1200Sのフルカスタム画像
リアサスはアイコンの 11.5 インチ。ベルト駆動からチェーンに変更し、大きめのドリブンスプロケットで最終ギアレシオを低速よりに降る。街での瞬発力がアップした。
SHOP INFO.
住所/広島県廿日市市串戸2-3-17
TEL/0829-30-0003
FAX/0829-31-3053
営業/9:00~19:00
定休日/5、14、15、25日、イベント開催日
ピックアップ情報