VIRGIN HARLEY | 2001年式 XL1200C フルカスタム

2001年式 XL1200C

  • 掲載日/2013年08月19日【フルカスタム】
  • 執筆&撮影/VIRGIN HARLEY.com 編集部
2001年式 XL1200Cのフルカスタム画像
2001年式 XL1200Cのフルカスタム画像

さりげない心遣いと技術が注入された
ヴィンテージ感あふれる王道カスタム

どんなハーレーに乗りたいのか、どんなハーレーで遊びたいのか――。カスタムするうえでまず明確にすべきは、オーナー自身がどうハーレーと付き合っていきたいのかをハッキリさせることだと、世のカスタムビルダーは言う。例えば、『イージー・ライダー』のキャプテンアメリカ号を理想としつつも、壊れず快適なツーリングを楽しめるハーレーがイイ!というのなら、エヴォかツインカムのソフイテイルベースでチョッパースタイルを目指すのが良いだろう。

このスポーツスターも、そうしたオーナーの好みをヒアリングしたRUDE ROD custom cycle ビルダー 榊 和道によって手がけられた一台だ。街乗りが主で、積載は気にせずコンパクトかつヴィンテージ感があるスタイルに。まずベース車両に選ばれたのは、2001年式のエヴォスポーツ。あえてクロームが施されたエンジンの1200Cを用いてそのほかをマットにまとめた。フロントフェンダー外し、リアフェンダーのカッティング、ハンドルまわりやエアクリーナー、マフラーなどをコンパクトにして全体的に軽量化をはかった。チョッパーテイストを演出するうえで定番とも言えるファイヤーストーンのタイヤを前後に履かせている。

と、ここまでなら、決して珍しくはないチョップドスポーツスターである。ここからビルダー榊は、「気持ち良く乗れるバイクに」という自身のコンセプトに則り、チェーンドライブ化を敢行。それもただ取り付けただけではない。「そのまま取り付けたらチェーンがファイヤーストーンの極太タイヤに干渉するため、ホイールのハブをショベルのものに換えて数ミリほどクリアランスを設けました」という職人技を発揮。ヴィンテージな印象を強める見た目を損なわせないアイディアと技術力は、さすがと唸らされるレベルである。

座位置、ハンドル位置、ステップ位置がオーナーのポジションに合わせた設計であることは言わずもがな。さりげなくも、高い技術を持つ手から生み出されたチョップドスポーツスターなのである。

2001年式 XL1200Cのフルカスタム画像

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カスタムの詳細をチェック!

2001年式 XL1200Cのフルカスタム画像
ビルダー榊によるワンオフ製作のハンドルバー。ポジションは低くも割りと幅がある仕様で、軽快なハンドリングを生み出すのだ。
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チョッパーカスタムの定番パーツとなりつつあるグリメカ製マスターシリンダー。シンプルながら、ハンドルまわりの印象が変わる。
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ビルダー榊との交流が深いペインター ウォールナインによるヴィンテージ感あふれるデザイン。あえて文字は入れないこだわり。
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かなり水平な座面とされる RUDE ROD オリジナルのシート。最低限の座面を保ちつつも、車体のフォルムを損なわないデザイン。
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全体をマットにまとめながら、ホイールはクロームスポークに。ファイヤーストーンを履かせ、重量感ある足元を演出している。
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主に旧車などに用いられるコンパクトなS&Sキャブレター。これもビルダー榊が特別に取り付け加工を施したという逸品である。
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汎用のチェーンとスプロケットを用いて独自設計したチェーンドライブ仕様。タイヤとの干渉を避けるため、ハブをショベル用で代用。
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シンプルなターンアウトマフラーを採用。シンプルなフォルムをブラックアウトさせることで、あえて目立たせないようにまとめている。
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いかなるカスタムオーダーでも「必ず交換する」というリアサスペンション。短くともノーマルより快適に走れる仕様とされている。
SHOP INFO.
住所/兵庫県神戸市西区伊川谷町有瀬1391-1
Tel/078-976-0500
営業/10:00~20:00
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