VIRGIN HARLEY | 1999年式 エボリューション フルカスタム

1999年式 エボリューション

  • 掲載日/2014年10月21日【フルカスタム】
  • 写真/若林 浩志  文/T-Chopper
Freestyle Motorcycles / 1999 Evolution

1999 Evolution(Freestyle Motorcycles)

空間の有効活用と発想の転換に満ちた
フルスクラッチ・エボリューション

2014年4月20日、ポートメッセ名古屋でJoints Custom Bike Showが開催された。国内最大規模となる320台もの煌びやかなカスタムマシンが並ぶ中、一際注目を集めていたマシンがこちら。愛知県のフリースタイル・モーターサイクルズが製作したエボリューションである。

ネックアングルを寝かせたリジットフレームに74スプリンガー。前後に18インチホイールがセットアップされた地を這うような低いフォルムが特徴だが、やはり注目はアルミ叩き出しによるエクステリアだ。

まずは、そのエンジン上部。それはガソリンタンクそのものではあるのだが、極力ハイトが抑えられ、エンジンのロッカーカバーを見事にかわし、シートカウルへと続く。給油キャップはシートカウルへ移行。その外装すべてがガソリンタンクを兼ねており、フォルムを大切にしながらも、ビルダーの斬新なアイデアが盛り込まれる。そこに施されたピンストライパーM&K MAKOTO氏によるゴールドリーフもアクセントとなっている。また、シート下には電装系が収められ、オイルタンクはといえば、ダウンチューブとフロントシリンダーの隙間の形状に合わせたワンオフのオイルタンクがセットされる。

その他にも、ヘッドライトバイザーやエキパイの取り回しなどなど、ディテイルの見所も尽きないが、大柄なエボモーターをチョイスしながら、限られた空間が見事に有効活用された、実にコンパクトなマシンだ。

カスタムやチョッパーはビルダーやオーナーそれぞれの想いを込めて造られるもの。故にそのスタイルにルールはないのが当然ではあるが、緻密な造りはもちろん斬新なアイデアが盛り込まれたこのマシンには、その屋号が示す通り「自由」を感じずにはいられない。今後の動向が気になるショップである。

エボモーターの大きさを感じさせない実にコンパクトなマシン。エンジン上部からシートカウルまで一体のアルミのエクステリアは、実に秀逸でアイデアに溢れたものだ。この手のスタイルにはクラシックパターンのタイヤが定番だが、Avon Venomが粋なチョイス。

カスタムの詳細をチェック!

曲線が美しいハンドル。スイッチ類は必要最低限のシンプルな造り。バイザー下にミニメーターが収まる。
ソリッドなエクステリアにゴールドリーフがアクセント。アルミの美しい造形は、ドラッグレーサーを彷彿させる。
フットクラッチにハンドシフト。プライマリーは2インチオープン。スペースを活用したオイルタンクはワンオフ。
ワンオフのエキパイはシート下で完結。サイドへのボリューム感が抑えられ、全体の印象を引き締めている。
タンクキャップが配置されたカウルは斬新。シートはLefty Art Works、テールランプは同店によるものだ。
ホイールは18インチでAvon Venomをセット。ブレーキ周りは11.5インチのローターにPMキャリパーとなる。
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