広大な北米大陸を優雅に旅するために造られ、ハーレーダビッドソン誕生から120年以上の年月を用いて進化をしてきたツーリングファミリーは、世界中のライダーが憧れるハーレーの看板シリーズである。
ラージサイズのラゲッジキャリアやクッション性豊かなシートなどで、タンデムでも極上の快適性をもたらすロードグライドリミテッド、ハンドルマウントのバッドウィングフェアリングをアイコンとし、ラグジュアリーなツーリングパフォーマンスを提供するウルトラリミテッド。そしてフェアリングレススタイルと怒涛のパワーパフォーマンスを合わせたカスタムバガー、ロードキングスペシャルの3モデルを従来通りラインアップ。
さらに2024年のファーストトピックスモデルとして1月25日に発表された新型ストリートグライドと新型ロードグライドの2モデルを追加した。
FLTRX ロードグライドフレームにマウントされた大きなシャークノーズフェアリングにより、ハーレーダビッドソンにおける一つのアイコニックな存在となっているロードグライドが2024年でモデルチェンジを受けた。フロントフェンダーからテールエンドまでに流れるようなラインを持たせ、エアロダイナミクスを向上したほか、搭載するミルウォーキーエイト117エンジンは新しい冷却システムを採用。リアサスペンショントラベル量の拡大など、ロングツーリングをより快適なものとする。
FLHX ストリートグライドストリートグライドも2024年のファーストトピックスモデルであり、従来型から大幅にアップデートが図られている。最大の特徴であるバッドウィングフェアリングはモダンなデザインが用いられフェイスマスクを精悍に。ミルウォーキーエイト117エンジンも冷却システムの変更やライディングモードを細かく設定できるようにするなどの手が加えられている。さらにインフォテインメントのバージョンアップなども施され、ツーリングファミリーの新たなフラッグシップとなる。
ツーリングファミリーにおいて唯一フェアリングを持たないモデルであるロードキングスペシャルは、走行風を全身で受け止めて地平線を目指す硬派なプレミアムツアラーだ。大きな砲弾型ヘッドライト、大容量フューエルタンク、そしてストレッチし積載能力を高めたサドルバッグへと続くボディラインは、クラシックでありながらモダンな印象を受けるカスタムバガーであり、パワフルかつスポーティな乗り味も魅力となっている。
ゆとりのある大きなトルクを発生させるミルウォーキーエイト114エンジンを搭載するウルトラリミテッド。ロングスクリーンをセットしたバッドウイングフェアリングに左右の補助灯を備え、昼夜問わず快適なロングツーリングをもたらし、ゆったりと腰を下ろすことができるリビングソファのようなシート、超大容量を誇るトップケースとサドルケースなど、究極の一台と呼ぶべきフルドレッサーモデルに仕上がっている。
ライダーの手元まで大きくプルバックしたハンドルと、どっしりと着座できるシートにより、王者的ライディングポジションをもたらす上、ロングスクリーンを備えるシャークノーズフェアリングで走行時に受ける風をものともせず突き進むトップオブツアラー、ロードグライドリミテッド。ABS、トラクションコントロールからフロント・リアスピーカーを備えたインフォテインメントシステムまでを装備し安全面、快適性のすべて補う。
