2月に入り、ますます寒さが厳しさを増していますが、皆さん冬眠しちゃったりしていませんか? ええ、私は完全に冬眠しちゃっています、すいません……(汗)。そんな自分のことを棚にあげて、今月もファッションチェック、始めましょうか! 今回は1月10日、東京・杉並にある“バイク好きが集まるカフェ”ANTIQUES CAFE にて開催されたバイクブロス×マガジンズの ストリートスナップ撮影会 に参加された方々にご登場いただきました。いやー、さすが皆さん、バイクだけでなくファッションにもこだわっているところがヒシヒシと伝わってきますね!
ショウケンさん(30)自営業 ヤマハ SR400
自分も昔、SRをカフェレーサー風にして乗っていましたよ~。SRはカフェレーサースタイルが多いので、チョッパースタイルは珍しく個性的ですね~。で、オーナーのファッションはというと、袖部がレザー素材のスタジャンに、インナーはブロックチェックのシャツ、ボトムスは濃色ジーンズでコーデ。ここまでは街でよく見かけるファッションですが、ハズシで豹柄のヘッドウェアがオシャレ感を演出。カスタムされた愛車をセットで見ると、う~ん納得! ショウケンさんのキャラがオシャレっぽく見せる要因になっているのでしょう。
おはぎ。さん(30)&いくぽんさん / 公務員 BMW Motorrad R100CS
ビキニカウルが似合う愛車BMW R100CS、ヴィンテージ感漂う佇まいが素敵ですね。オーナーのファッションは、腰回りを覆ってくれる着丈の長めなブルゾンに、ボトムスは黒系のパンツ、ヘッドウェアはハンチングでまとめられていますね。ビーマーに多く見られるシンプルなファッション。お歳を拝見したら……まだ30歳じゃないですか! 同年代かと思っちゃいましたよ~スミマセン(涙)。原因はサイズの大きなアウターと暗めなカラーコーデ。ジャストサイズだと、防寒のために厚めのインナーは着られないし……。バイク乗りのオシャレと機能性を両立させるのは、ホント難しいです。
凧一郎さん(27) / 会社員 カワサキ W400
ブリティッシュ系バイクのような古き良き雰囲気を持った“ネオクラシック”に属するW400。そのオーナーのジャケットがルイスレザース……狙ってるでしょ?(笑) これに“パンク&ロカビリー”的なイメージ(細身のパンツなど)を取り入れると、ソレっぽい印象になるんだよね。うまくコーディネートしないと、ジャケットに“着せられちゃってる”印象が出てしまいそうなライダースです。愛車とジャケットの相性はバツグンだけど、もしその相性を狙っているのであれば、ぜひ細身のパンツでブーツインを! そうすれば、もっとルイスレザースの良い雰囲気が出ますよ。
TAKEさん(30) / 会社員 Harley-Davidson XL1200C
ブラックカラーのスポーツスター1200カスタムが愛車のTAKEさん。ファッションはいたってシンプルですが、愛車とセットで見ると男っぽく見えるよね~。アウターはダブルフェイスのムートンジャケットでしょうか? コレ、最高に暖かいと思いますよ。バイクウェアメーカーのジャケットと比べると、オシャレ感に差が出てかなり好印象。バイクに乗らない日だってタウンユースでガンガン着られるしね。今回のコーデはアウターとインナーが共に黒色なんで、茶系のコーデュロイパンツを合わせたカラーコーデはイイ感じですね。
somaさん スズキ ST250
ボルティーをほうふつさせるST250が愛車のsomaさん。そんな彼女のファッションは、着丈の長いジャケットにスキニーパンツをブーツイン! スタンドカラーは首元を、着丈の長いジャケットは腰周りを、そして足元はブーツインと、防寒対策はバッチリですね。このスキニーパンツにブーツインスタイル、足元をスッキリ見せるにはこれが一番イイ! と言っても良いでしょう。縦のラインが強調されて全身を細く見せてくれます。全身のカラーコーデが暗いイメージですが、インナーのカラーを考えてコーデすれば印象も変わるはず。インナーを見せてカラーバランスを調整するなど変化を楽しんでみてください。
1966年生まれ。大手アパレル会社の企画生産部門に所属していた経験を持ち、独創的なデザインが魅力の商品開発に携わっていた。2000年に新しいチャレンジと、某ラーメン店を立ち上げ、行列ができる店としてメディアの注目を集める存在に。その後、再びアパレル業界への参戦を決意、「Devil Arrow」を開店、現在に至る。愛車はハーレー・スポーツスターXL1200R。
国内外を問わず、常に旬の上質なカジュアルブランドを揃え、流行を意識しながらも決して流行だけを追いかけないこだわりのセレクトアイテムを揃えるショップ。店主がバイク乗りであることから、その乗り方を意識した洋服選びをしている稀有な存在と言える。
【現在、店舗休業中にてウェブサイトのみで営業中】