VIRGIN HARLEY | いつものツーリングを特別なものにしてくれる、ハーレーダビッドソン初のアドベンチャーモデル、PAN AMERICA®1250 特集記事&最新情報

いつものツーリングを特別なものにしてくれる、ハーレーダビッドソン初のアドベンチャーモデル、PAN AMERICA®1250
掲載日/2021年9月9日
取材協力/ハーレーダビッドソンジャパン 取材・文/伊井覚 写真/稲垣正倫 モデル/山下晃和
構成/バイクブロス・マガジンズ

ハーレーダビッドソン初のアドベンチャーモデルとして注目を集めるPAN AMERICA®1250。特にSPECIALに搭載されている自動で車高が低くなる「アダプティブ・ライド・ハイト」は多くのライダーにアドベンチャーモデルの楽しさを提供してくれる画期的システムで、その恩恵はオフロード走行に限った話ではない。


AM5:00 MORNING CRUISE


久しぶりに天気に恵まれた休日。まだ日が昇らないうちから、パンアメリカをガレージから引っ張り出す。キーレスのイグニッションボタンを押すと新型のRevolution® MAX 1250 エンジンが元気よく始動する。

特に行き先も決めずに走り出すと、足は自然と海へと向いていた。ヘッドライトの光量はもちろん十分だが、コーナーで車体をバンクさせるとアダプティブライトが点灯し、行き先を明るく照らし、灯りの少ない山道などでも乗り手に安心感を与えてくれる。
今回試乗したモデルはPAN AMERICA® 1250 SPECIAL。レースホイール、及び純正パーツ&アクセサリーであるアルミニウムトップ&パニアケースが装着されたモデルだ。
ライディングモードが5種類登録されていて、「ロード」「スポーツ」「レイン」「オフロード」「オフロードプラス」から自由に選択することができる。さらに自分のオリジナルカスタム設定も登録でき、1つのモデルで何車種もの特性を使い分けることができるのだ。走行シーンに合わせて特性を変化させれば、あらゆる路面で快適な走りを楽しむことが可能だ。 Revolution® MAX 1250エンジンは新開発のVツイン水冷エンジン。排気量は1252cc。最大トルク152PS/8750rpm、ボア×ストロークは105×72mm。低回転から心地よい鼓動感を味わえつつ、高回転では振動が収まり、気持ちの良い吹け上がりが楽しめる。

PM1:00 SMALL ADVENTURE

雨上がりでウェットなコンディションのトンネルの中では「レイン」モードが活躍する。低回転の急な吹け上がりを抑え、優しくマシンを押し出してくれるため、滑りやすい路面も不安なく走ることができる。 さらに低速時から停車時にかけて自動で車高を下げてくれる「アダプティブ・ライド・ハイト」の効果も抜群。違和感を感じることもなく、自然と車高が下がっているので、本来はシート高の高いアドベンチャーモデルであっても足付きに不安を覚えることはないだろう。

PM5:00 COASTAL HIGHWAY

一通りパンアメリカと走りを楽しんだら、あっという間に日が沈んだ。1日たっぷり走りまわっても大型バイク特有の疲れはほとんど感じない。余裕のあるパワーと軽量な車体、そしてやはり足つきの安心感から、目的地での乗り降りにストレスを感じさせないことが大きいのだろう。快適な高速走行から海沿いのワインディング、さらには細い舗装林道まで様々なシチュエーションでパンアメリカはその懐の深さを感じさせてくれた。 ツーリングは、いつでも気持ちをリフレッシュさせてくれる。それはどんなバイクでも同じことだが、パンアメリカならさらに広い選択肢から行き先を選ぶことができ、そしてどんな道でも快適な走りを提供してくれると感じた。

ハーレーダビッドソンでは2021年9月4日〜9月20日までPAN AMERICA®アンコールフェアを実施中! フェア期間中に正規ディーラーにてパンアメリカを試乗するとオリジナルアイスタオル(冷感タオル)がもらえる。