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話題の電熱ウエア、ベスウォーマーの実力を徹底検証

遠赤外線方式で身体の内側から温まる電熱ウェアシステムとして、多くのライダーが支持しているべスウォーマから、新商品「防寒ヒートソッ クス」が発売 された。これまでも、インナーパンツやヒートグローブなどの開発により、難しいとされてきた大腿部や指先の防寒に成功してきたべスウォーマーだが、この ヒートソックスの発売により、いよいよその守備範囲に死角はなくなったという感じだ。

ヒートソックスの仕組みはこれまでのべスウォーマー同様、ポケットが設けられたソックスの爪先部に特殊カーボンファイバーをシート状に加工した面相発熱体を格納するというもの。ライディングシューズやブーツがきつく感じたり、フィーリングが変わってしまったりすることを心配する方もいるかもしれないが、その変化は極わずか。むしろ、厚手の靴下などよりも、爪先の感覚への影響は少ないぐらいだ。これも、超薄型の発熱体を特長のひとつとしているべスウォーマーの強みと言うべきだろう。また、発熱体の面積は爪先から指の付け根あたりをカバーする程度だが、べスウォーマは遠赤外線方式であるため、これで十分足全体が温かくなる。
シフトペダルやブレーキペダルの操作など、足先はライディングを左右する大事な部分だ。しかし、シューズやブーツによって血行が阻害されやすく、実は最も寒さを感じやすい部分でもある。べスウォーマー・ヒートソックスの登場により、足先の効果的な防寒が可能になったということは、真冬のライディングを変える1つの事件と言えるかもしれない。

ソックス

発熱体は極めて薄く、ライディングに及ぼす影響もほとんどない。柔らかな発熱ながら、十分な温かさを感じるのはべスウォーマーに共通した美点。

ソックス

バッテリーパックも改良。バッテリー残量や温度設定が数字で表示されるようになったほか、コードプラグが外側に飛び出さない形状に。

ソックス

発熱体を収納するソックス先端のポケットは通気性の良い素材を採用。ソックス自体も消臭素材でできており、家庭で洗濯も可能だ。

ヒートソックスの詳細はこちら

猛暑だった夏が過ぎ、9月の下旬ともなれば気温はぐっと低下。身体に伝わるエンジンの熱も心地よく感じられる、1年でもっとも快適なツーリングシーズンがやってくる。しかし、いざバイクに乗ることを考えた場合、季節の移り変わりによる気温の変動や、走るエリアの標高などによって、さまざまな防寒準備が必要となり、ライディングウェアのチョイスが難しい時期でもある。また、気温がさらに低下する真冬になれば、厚手のグローブやヘビージャケット、オーバーパンツなど、より厳重な防寒対策が必須となる。こうなると、荷物の増加や着膨れなどが避けられず、ツーリングライダーやスタイルにこだわるライダーにとってはなんとも悩ましい問題だ。

 

ところが、近年ではこうした悩みを一挙に解決してくれるうれしいアイテムが続々と登場している。ここにご紹介する「ベスウォーマー」もそのひとつ。電気の力を利用してウェア自体が発熱する、いわゆる電熱ウェアの一種だが、べスウォーマーには他にはない際立った特長があるという。今回はその実力を検証するため、富士山の5合目を目指すツーリングで着用。初秋とは思えないような厳しい環境の中でテストを敢行した。

ベスウォーマーとは

数ある電熱ウェアの中でも
際立った特長をもつべスウォーマー

使用レポートの前にべスウォーマーの特長をご説明しよう。「べスウォーマー」とは、株式会社バイオニクスジャパンが販売する電熱ウェアシステムの総称だ。電熱ベストである「べスウォーマーNEO」を中心として、電熱アンダーシャツ、電熱アンダーパンツ、そして電熱インナーグローブなどから構成され、システマチックに防寒対策できることがその特長となっている。発熱体は一般的な電熱線ではなく、特殊カーボンファイバーをシート状に加工した面相発熱体を採用。電気による単純な発熱ではなく、遠赤外線の照射により身体を内側から温める方式であることも大きな特長だ。電源には7.4V/4,400mAという大容量リチウムイオンバッテリーを採用し、ひとつのバッテリーユニットで最大2つのアイテムを長時間作動させることが可能。コネクタの脱着など、バイクを乗り降りする際の煩わしさがないばかりか、アウトドアや釣りなど、バイク以外での利用範囲が広いことも注目すべきポイントだ。もともとバイク専用というわけではなく、さまざまな屋外活動用として開発されただけあって、全てのアイテムが小型軽量。着用してもアウターに響かず、着膨れしないというメリットもある。

べスウォーマーNEO(ベスト)

べスウォーマーNEOは背中に大型の発熱体、腹部に小型発熱体を内蔵。身体を前後から温めるので効果的は抜群。

インナーシャツ

インナーシャツの発熱体は背中に密着して広範囲をカバー。寒さに合わせてベストと使い分ければ完璧と言える。

インナーパンツ

大腿前部と腰に発熱体を内蔵したインナーパンツは、単品使用でもかなり温かい。厳寒時の必須アイテムだ。

ヒートグローブ

5本それぞれの指の甲側に発熱体を内蔵。寒さを感じやすい指先を温めるため、設定温度は38℃~70℃と高めに設定。

試用インプレッション

べスウォーマーの実力を試すため
あえて厳しい環境でテストを実施

9月下旬、心待ちにしていたべスウォーマーが手元に届いた。入手したのはべスウォーマーNEO(ベスト)+べスウォーマーヒートグローブのセット、およびベスウォーマーアンダーシャツ・パンツセットの2セット。遠赤外線で身体の芯から温かく、着膨れとは無縁の防寒対策が可能との評判を聞きつけて以前からテストしてみたいと思っていたのだ。しかし、9月の下旬と言えば、まだ東京は防寒ウェアのテストに適した気候ではない。「どこかに良い場所は無いものか」と悩んだ末に選んだのが富士山の5合目。有料道路を利用して、一気に標高2,305メートルまで駆け上がり、そこでべスウォーマーの実力を試すという計画だ。テストに選んだ車輌は、ウインドプロテクションをまったく持たないハーレーダビッドソンのスポーツスター883。気温の変動が大きい時期のツーリングを想定して、トップは薄手のショートジャケット、ボトムはジーンズをチョイス。より低い温度を求めてテストも敢えて夕暮れ時を選んだ。

 

計画通り、首都高速から中央自動車道に乗ったのが午後4時ごろ。テスト当日は天気が良く、夕方でも気温は20度前後。当然のことながらこの段階で寒さはまったく感じない。むしろ、平地でべスウォーマーNEOとアンダーパンツを着込むことによる暑さを心配していたのだが、べスウォーマーの素材はベスト、アンダーウェアともにかなり薄手。しかも、ベストは胸の部分が大きく開いたデザインとなっており、ショートジャケットのチャックを少し開けることで風を入れるのに都合が良い。そのため暑苦さを感じることもなかった。また、べスウォーマーのアンダーパンツは、伸縮性に富む速乾性素材を採用し、着心地がサラサラしている。これも暑苦しさを感じなかった一因だろう。

 

ところが、大月ジャンクションを河口湖に向けて左に逸れる辺りなると、トンネルを1つ通過するたびに気温が大きく低下。日没が近づいていたこともあるが、こうしたことはツーリング中によく遭遇する現象だ。「実践的なテストができそうだ」と確信し始めたころ、ようやく883と筆者は河口湖インターに到着した。

富士山を目指し河口湖線に入ると気温は徐々に低下しはじめた。

富士山を目指し河口湖線に入ると気温は徐々に低下してきた。
こうした気温の変動はよく経験することだ。

河口湖インターから、富士山頂の強風を示す笠雲が見える。

河口湖インターからの景色。天気は良いものの、正面に見える富士山頂には強風を示す笠雲が見える。

軽い着用感で肩が凝らず
伸縮性に富む素材で疲れない

べスウォーマーは、さまざまな生活シーンで活用することを念頭に開発された。そのためファブリック素材は薄く軽量。着用していることを忘れてしまうほど着心地も自然だ。特にアンダーウェアは伸縮性に富む素材を使用しているので、ライディング中の動きを妨げることもない。

複数のアイテムで
システマチックに防寒

べスウォーマはベスト、上下アンダーウェア、インナーグローブなど、複数のアイテムで構成されている。1個のバッテリーで2アイテムまで同時使用することができ、状況に応じたアイテム選択が可能だ。それぞれのアイテムは非常にコンパクトなのでパッキングにも困らない。

使い勝手を考慮した
ファブリックデザイン

気温が低い時期に汗をかくことは寒さや風邪に直結してしまう。べスウォーマーのファブリックデザインはその点も考慮。特にベストは大きく胸のあいたデザインを採用しており、上に着るジャケットのチャックを少し開けることで温度調節も容易なデザインとなっている。

遠赤外線方式の採用で
電熱線式とは違う温かさ

河口湖インターの料金所を通過し、最初の信号を左折するといよいよ富士山5合目を目指す富士スバルラインの入り口だ。料金所までは若干の距離を残しているが、ここからは前進するほどに標高が上がり、一気に気温が低下することが予想されるので、ここでバイクを停めヒートグローブも装着することに。べスウォーマーは1つのバッテリーで2つまでのアイテムを作動させることができるが、既に一つ目のバッテリーにはベストとアンダーパンツを接続しているため、もうひとつのバッテリーを追加装着。これをヒートグローブ用とした。ヒートグローブはインナーグローブ方式となっており、上から通常のグローブを着用する。5本全ての指に発熱体を挿入する作業がやや面倒だが、これはあらかじめセットした上で携行するので大きな問題となることは無い。再び発進し、左右を森に囲まれた快走路をしばらく進むと富士スバルラインの料金所に到着。ヒートグローブを装着した指先の感覚は普段とあまり変わらないため、現金を出し入れするのにも不便は感じられなかった。

 

夕暮れを迎えた富士スバルラインにこれから入ろうとする私があまりにも軽装だったので、「寒いけどその格好で大丈夫?」と係員が話しかけてきた。べスウォーマーの発熱体はとても薄く、アウターにまったく響かないため、相当無謀な服装に見えたに違いない。料金所を通過すると、いよいよ本格的な登り道に入る。ここで初めてべスウォーマーの電源をオンに。徐々に上げる前提で、5段階ある温度設定は最低位置からスタートすることにした。スイッチを入れた瞬間は反応がなく、一瞬「おや?」と思ったのだが、30秒もしないうちに柔らかな温かさが腹部、腰、太腿、指先に伝わってきた。意外だったのは、その温かさが電熱線を使用した製品とは明らかに異なっていたこと。電熱線は使い捨てカイロのように肌の表面を加熱する温かさだが、べスウォーマーの温かさは明らかに肌の内側から感じられるのだ。そのため、発熱体の面積は限られているものの、温かさが広範囲に広がる。一部の電熱ウェアでは発熱体部分だけが熱くなりすぎたり、温度にムラがあったりするようだが、べスウォーマーは温かさに均一感があり、非常に快適だ。これなら正しい使用法を守っている限り低温火傷などの心配もないだろう。

約1,500メートルを駆け上がる富士スバルラインの入り口。

約1,500メートルを駆け上がる富士スバルラインの入り口。
標高は857メートルで当日の気温は18度前後。

5段階ある温度設定は最低位置からスタートすることに

5段階ある温度設定は最低位置からスタートすることに。
これでも30秒もたたないうちに十分温かくなる。

着膨れとは無縁
極薄の発熱体を採用

べスウォーマーが採用している発熱体は極薄だ。装着しても衣服の外側に響かないため、着膨れなどを気にするお洒落なライダーも気に入るはず。発熱体の装着は専用ポケットに収納する方式なので、手軽に取り外してウェアを洗濯することができるのも嬉しい。

快適性を左右する
きめ細かい温度調節機能

べスウォーマーの電池ユニットには電池残量表示機能と5段階の温度調節機能が備わっている。遠赤外線で温める方式なので、通常であれば温度調節は最低位置でも十分。当然、電池の節約につながり1個のバッテリーでの作動時間は予想よりもずっと長い。

操作感に影響しない
インナーグローブ方式

べスウォーマーのヒートグローブはインナーグローブ方式。お気に入りのグローブをそのまま使用することができるというアドバンテージを持つ。生地が薄いので操作感覚にも影響しにくい。発熱体は5本全ての指の甲側に内蔵。これを待っていた人も多いのでは?

気温7度・体感温度5度の世界でも
寒さをまったく感じない!

気象の世界では、標高が100メートル上がると気温は0.65度低下し、さらに体感温度は風速1m/sで約1~2度低下すると言われている。富士スバルライン起点の標高は857メートルで、富士山5合目は標高2305メートルで、その差は1448メートルある。富士スバルライン起点の気温は計測時18度前後だったので、計算上気温は9.4度低下して8.6度前後になるはずだった。ところが、当日の富士山5合目の気温は7度。おそらく、日没を迎えて気温はさらに低下したのだろう。さらに、写真を見てお分かりの通り、富士山の5合目では強風がものすごい勢いで雲を押し流していた。体感温度はおそらく5度前後だったと予想される。

 

ところが、信じられないことに、富士スバルラインの起点を出発して5合目の駐車場に1時間滞在し、再びスバルラインを駆け下りて自宅に戻るまでの間、寒さをまったく感じることがなかったのだ。標高差と走行風・自然風による気温・体感温度の大幅な低下は、ジェットヘルのシールド越しに吹き込んでくる風によって確かに感じられたのだが、そのほかの部分はジーンズの裾周辺を除き、まさに適温。発熱体が温かいというよりも、自分の身体自体が温かいという感覚は遠赤外線によるものだろう。温度設定はいろいろと試してみたが、通常は最低位置か1段階上で十分。ウインターシーズン用の装いをしていれば、中間より上の設定を使うことは稀だろう。また、べスウォーマーNEOとインナーパンツを接続したバッテリーは負荷が高かったにもかかわらず、帰宅した時点で3/5の残量を示していた。8時間程度の日帰りのツーリングなら十分なスタミナと言えそうだ。

 

特筆すべきはべスウォーマーが太腿部分と指先甲側をカバーしているということだ。低温の中を走り続けると太腿部分が冷えきってしまい、入浴でもしない限り寒さがおさまらない、と言った経験はないだろうか。べスウォーマーのインナーパンツはそうした辛さからライダーを解放してくれる。この部分をカバーする電熱ウェアは貴重な存在だ。また、ヒートグローブに関しては、発熱体が指の甲側にセットされていることに注目すべきだろう。近年、グリップヒーターを搭載したオートバイが増えているが、本当に寒い時はグリップヒーターに触れない指先、それも甲側が寒いものだ。グリップヒーターでも不十分だと感じられるほどの厳寒時、指の甲側を温めてくれるヒートグローブはあり難い。インナーグローブなので常用するのはやや煩雑だが、荷物にはならないので、ロングツーリングの時は持っておいて損はないはずだ。

 

今回のテストでは、べスウォーマーNEO(ベスト)+べスウォーマーヒートグローブのセット、およびベスウォーマーアンダーシャツ+パンツセットの2セットを同時にテストしたが、これは実際に購入する取り合わせとしてもなかなか良いと思った。というのも、この2セットを購入すれば、ベスト、インナー上下、ヒートグローブの中から寒さに応じてアイテムを自由に選べるからだ。しかも、それぞれのセットにバッテリーが付属するので、1つは予備バッテリーとして携行すれば良い。バイク側に汎用のシガーライターソケットを設置して、オプションの車両用充電器を接続すれば、予備バッテリーを走行中に充電できるので、長時間・数日間に渡るツーリングでもノンストップでべスウォーマーを使用することも可能になるだろう。

 

この冬、べスウォーマーのラインナップに足先を防寒するインナーブーツが新たに加わるという。そうなれば、べスウォーマーは身体全体を温める最強の電熱ウェアシステムになるに違いないと感じた。

眼下にはちらほら明かりが灯りはじめた河口湖の景色が広がる。

眼下にはちらほら明かりが灯りはじめた河口湖の景色が広がる。
観光客もすぐに撤退する寒さだった。

さまざまな温度設定をテスト。通常は低い位置でも十分温かいはずだ。

さまざまな温度設定をテスト。通常は低い位置でも十分温かい。
電池を節約すればロングランも可能だ。

富士山5合目に到着。強風が雲を押し流し、体感温度は10度を大きく下回った。

富士山5合目に到着。雲を押し流す強風に思わずバイクを押さえる。体感温度5度の世界だ。

小型大容量リチウムイオン電池で
安心の長時間作動

一般的な電熱ウェアはバイクのバッテリーを電源とする場合が多いが、ベスウォーマーの電源は7.4V/4,400mAという大容量のリチウムイオン電池。温度設定や接続するアイテムによって幅があるが6~20時間(30℃~50℃基準)の連続使用が可能だ。

発熱体が身体に密着
するので温かい

べスウォーマーは発熱体がカラダに密着するするため、温かさがよりダイレクトに伝わってくる。また、数ある電熱ウェアの中でも、太腿部と甲側の指先をカバーしているのはべスウォーマーの際立った特長。特に厳寒時のツーリングには有効だ。

厳寒時にオススメの
アンダーパンツ

今回のテストで最も温かく感じたのがアンダーパンツだ。アンダーパンツには左右の太腿部と腰に発熱体を内蔵しているので、実はこれ単独でも相当温かいのだ。厳寒時に1つのバッテリーで作動させるのであれば、このアンダーパンツとインナーグローブがオススメだ。

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ユーザーインプレッション

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暖かさはもちろんですが、
着る服を限定されなくなるのがうれしい

TETSUYAさん
ヤマハ/YZF-R1所有

正直なところ、発熱系のウェアには疑問がありました。「体の一部を暖めるだけで、どれほど効果があるのか?」と。ただ、実際に使ってみて、周囲の方がいいと言っている理由がわかりましたね。見ての通り本格的なジャケットじゃなくても、そこそこ走ることができました。いかにもライダーなファッションが好きじゃないので、街を歩けるような服装で乗れるようになるのには相当惹かれます。

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この暖かさは手放せなくなる
距離を走るほどにありがたさがわかります

サイトウさん
BMW/R1100RT所有

ベスウォーマーは普段から使ってます。正直、手放せないアイテムですね。BMWは風防性能が高く、比較的暖かく乗れるバイクだと思いますが、やっぱり寒い。それでこれを購入したんですが、高速道路でさえツラさをあまり感じなくなりました。こういう配線モノは面倒なのが多いですが、ベスウォーマーは手軽なんで気に入ってます。走行距離が長くなるほど、このありがたさを感じられますよ。

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